
594に使う、パラゴンのホーン
何やら皆さん勘違いしている方がいらっしゃるようで
パラゴンを買ったと思ったようで
この写真には、「パラゴンは付属しません」
と書かれているので残念ながらホーンのみです
思わせぶりな写真ですみませんでした
しかし、パラゴン自作用キットなんて出てるんだねー、
気長にパラゴン作ろうって方も多いいのでしょうね
なんと言っても、オーディオマニア憧れの「夢のホーンスピーカー」だからね
まあパラゴンほどではありませんが、私も夢のスピーカーシステム構築中でして
音ってホントに不思議ですね、切れ間なく低中高と繋げればいいと思っていましたが
そんな甘いものでは無かったです
マルチウエイの理想は2オクターブで5ウエイが理想と言われています
これは各ユニットに広帯域を受け持たせないことが歪の無い綺麗な音のポイントと言われてきました
が、この方式を行って上手く鳴っている方は、ごく稀です
5ウエイマルチスピーカーは難しいと思っています
基本ツーウエイでも十分だと思っていますが、
ツイーターを足してスリーウエイで伸びやかに濃く音がつながり
これでもう十分と思っていましたが
先日、中高域(800Hz~)の中高域を足したところ、
とにかくボーカルがリアルで素晴らしい
声の密度が違うんです

ますます「そこで歌ってる感」がアップしました
ピアノも力強くなり、中高域をプラスするとこんなに音楽が変わるのかと驚きでした
持論ですがオーディオは超高域、超低域の広帯域を目指すより
人との会話の帯域の中高域の密度を上げたほうが
「音が伝わる」
言い方が悪いかな?
「音の表情や感情が伝わる」
雑誌読んで言葉を覚えました(笑)
BGMのように流れている音楽を聴くのではなく
一歩踏み込んで心揺さぶられるような音楽を楽しむ、我がオーディオには
594による贅沢な中高域の密度アップは効果的でした
中域の22Aホーンも伸ばしきるより、ある程度で切って、中高域、高域と繋げたほうが
ずっとスムーズにつながるし、594による音の粒子の数が増えたのが感じられます
これは、以前綿巻き単線で巻いてた数種類のコイルで高域カットしますが、
どれにするかかなりビミョーで曲によっても、
伸ばしたほうがよかったり、かなり下で切ったほうが良かったり

結局コイルを、287-Tの入り口に三個置いて
曲に合わせてワニ口クリップで最適カットのコイルを選ぶ方式になった
もしかしたらこのへんのやり方が
先日のAnarog誌の「何も考えていない、考える前に行動している」の表現になるのかな?
俺としては「出来る限りの考慮の上、最適な方法」と思うのだが・・・
このコイルを入れる方式で22Aの高域をカットすると、聞きやすく
オーディオ的にはフラットで聴きやすくなりますが
個人的にはエネルギー感が失せて、音の楽しみが減ります
が・・・、
まあいい、とにかく、中高域追加で人の心に響く帯域の音の密度が増しました
594を高域だけで鳴らすには、このホーンは結果として最適だったかもしれませんが
いかんせん「カーオーディオ用のホーン」
なんとAmazonで購入したもの、古のスピーカーを語る私が
Amazonで買ったスピーカーを使うのはちょっと抵抗がある
それにもうちょっと大きいホーンにしたほうが中域との繋がりが良さそう
本来のWE31Aホーンを使えばいいのだろうが、
中な手に入らない(高くて)
と思っていたところ、なんとパラゴンのホーンのみが出品されたので今回の落札となりました
これからのんびりと仕上げます