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上記は過去に励磁型とフェライトマグネットのスピーカーを
CD6曲で主観的な音質評価実験が行われた結果表です
評価方法は、励磁のほうが(+3非常に良い、+2良い、+1やや良い、0変わらない、-1やや悪い、-2悪い、-3非常に悪い)の6ポイント評価でした
数名で聞き比べてその分散も気になります、数値が少ないほどぶれなく、数値が大きと人によってはとなります
励磁は音が良いと(+1)聞かされての実験で、しかも励磁のほうが(+0.5)での評価だから、(+1.5)を差し引いて良いと思います
私は励磁とパーマネントの違いはまさにこの通りだと思います。
分散も少なく(誰しも)最も違うと感じるのは「力強さ、音の締まり、厚み」等です
後で書きますが、この力強さは「迫力」とは違います
もし迫力がこの項目にあれば、たぶん下の方になると思います
これって物凄く大切な事なんです
オーディオは特性の良さがそのまま音の良さになるとは私は思っていませんが
電磁コイルを使った、励磁型スピーカーの特徴は
「VCの速い動き・振り幅・正確性・制動力」等が優れています
パーマネントでは絶対に出来ない「電磁ブレーキや透磁率の高さ」によりこれらの違いが出ますが
ブレーキがかかり余分に動かないことで逆に、柔らかさや、まとまり、などの違いが感じられない
または、聴き方によってはパーマネントのほうが良いと感じる方も多い気がします。
「迫力」も振動板が信号以上に動き制御が聴かないパーマネントならではの音です
「迫力」はパーマネントが勝ると書きましたが、力強さと迫力の違いは
簡単に言うと「音に濁りが、有るか無いか」です
力強い音とは、とてもクリアー、透明感のある中低音なのです
迫力ある音は、残念ながらある程度暴れています、
「迫力」とは、迫る力が強ければ良いのです
この迫る力は、音が暴れるパーマネントのほうが上です
爆音で聴かれる方は、このパーマネントのほうが、「音が早い」と云われる方もいますが
ある程度歪ませてこの音の速さを感じるのも分かりますが
音量を上げない方が出来る、歪感の迫力と音の速さ
ですが、この方式で大音量を出すと、まさに大暴れの爆音となります
大音量と爆音は似たような音だと思われるかもしれませんが
励磁の力強い低音を聴くとその違いが分かります(まあ、わからない人も稀にいます)
制動力のあるユニットは余分に動かないから音は濁りらないんです
私:爆音ではありませんが、かなりの大音量ですよ
励磁は音量上げても歪まないから、爆音にはならないのですよ
爆音とは音が暴れている状態なんです
N記者:なるほどー、うるさくないから爆音に聞こえないんだ
ハイ、聴けばわかる励磁の世界です