梅雨時から夏に掛けては、体調を崩す人が最も多い時期です。
温度や湿度の変化が大きく、体にとって大きなストレスとなり体調不良を引き起こすのです。
ストレスが原因となる体の不調はどのくらいあると思いますか?
実に体に出る不快な症状の80%はストレスが原因だといわれております
(個人的にはもっと多いような気がします・・・)
特に生活習慣病といわれる疾患においては、ストレスとの関連は非常に高いと考えられます。
ではストレスとは何だと思いますか?
人、言葉、時間、物・・・などなど、人それぞれいろいろな物を思い浮かべると思います。
だいたいが「嫌だな~」と思うことがストレスだと思っていますよね。
それは主に精神的な部分での事。それ以外にも体には様々なストレスがかかります。
「ストレス」という言葉の意味は、物理的、あるいは精神的に外部から力が加わっている状態を表します。
という事は実に様々な事がストレスになりうるのです
ストレッサー(ストレスの原因)になるのは
① 精神的(主にストレスと感じるのはコレ)
② 環境(気温、湿度の変化など)
③ 取り込むもの(偏った食事、薬、食品添加物などの化学物質、排気ガスなど)
④ 体のゆがみ(分かり易いものでは骨盤とか脊椎のゆがみ、痛み、シビレなど)
などが考えられます。
普通に生活していても、実に沢山のストレスにさらされているという事なのです
「嫌だな~」と思う精神的ストレスと、今のように気温の変化や湿度が高い不快な環境では、身体にとっては同じようにストレスを感じているという事。
ストレスを感じるとストレス反応という防御機構を働かせます。
自律神経が働き交感神経の緊張、各種ストレスホルモン(副腎皮質ホルモンなど)が分泌し、身体を守ろうとするのです。
体も反応出来ているうちは良いのですが、それが続くとどうなるのでしょう?
最初のうちは、適応していくのですが、ストレスにさらされた状態が続くと体は適応しなくなるか、間違った反応をします。
眠れない、倦怠感、生理痛、婦人科疾患、食欲不振、頭痛、肩こりなどなど・・・
さまざまな不定愁訴を引き起こします
《例》
ストレス適応力が10の人がいたとします。
(適応力はコップなどの器のようなものと思ってください。
もちろん大きさは人それぞれです。)
各ストレスレベルを見ると・・・
① 環境・・・この梅雨時、気温の変化が多く ストレスレベル4
② 取り込むもの・・・忙しいのでついカップ麺やファーストフード
疲れるとドリンク剤 ストレスレベル3
③ 体の歪み・・・デスクワークが多く姿勢が悪い ストレスレベル 2
この時点でストレスのトータルは9
例えばここで些細な精神的なストレスがかかったとします。
上司に怒られたとか・・・
それがストレスレベル1だとしても、10に達してしまった体は様々な症状が出てきます
上司の一言で調子が崩れたように見えるので、精神的に弱い?と思われますが、それ以前の体の状態が問題なのです
「あまりストレスは感じていないんですけど・・・」
という患者さんがいらっしゃいます。
精神的なものばかりがストレスではないという事なのです
つづく・・・
温度や湿度の変化が大きく、体にとって大きなストレスとなり体調不良を引き起こすのです。
ストレスが原因となる体の不調はどのくらいあると思いますか?
実に体に出る不快な症状の80%はストレスが原因だといわれております
(個人的にはもっと多いような気がします・・・)
特に生活習慣病といわれる疾患においては、ストレスとの関連は非常に高いと考えられます。
ではストレスとは何だと思いますか?
人、言葉、時間、物・・・などなど、人それぞれいろいろな物を思い浮かべると思います。
だいたいが「嫌だな~」と思うことがストレスだと思っていますよね。
それは主に精神的な部分での事。それ以外にも体には様々なストレスがかかります。
「ストレス」という言葉の意味は、物理的、あるいは精神的に外部から力が加わっている状態を表します。
という事は実に様々な事がストレスになりうるのです
ストレッサー(ストレスの原因)になるのは
① 精神的(主にストレスと感じるのはコレ)
② 環境(気温、湿度の変化など)
③ 取り込むもの(偏った食事、薬、食品添加物などの化学物質、排気ガスなど)
④ 体のゆがみ(分かり易いものでは骨盤とか脊椎のゆがみ、痛み、シビレなど)
などが考えられます。
普通に生活していても、実に沢山のストレスにさらされているという事なのです
「嫌だな~」と思う精神的ストレスと、今のように気温の変化や湿度が高い不快な環境では、身体にとっては同じようにストレスを感じているという事。
ストレスを感じるとストレス反応という防御機構を働かせます。
自律神経が働き交感神経の緊張、各種ストレスホルモン(副腎皮質ホルモンなど)が分泌し、身体を守ろうとするのです。
体も反応出来ているうちは良いのですが、それが続くとどうなるのでしょう?
最初のうちは、適応していくのですが、ストレスにさらされた状態が続くと体は適応しなくなるか、間違った反応をします。
眠れない、倦怠感、生理痛、婦人科疾患、食欲不振、頭痛、肩こりなどなど・・・
さまざまな不定愁訴を引き起こします
《例》
ストレス適応力が10の人がいたとします。
(適応力はコップなどの器のようなものと思ってください。
もちろん大きさは人それぞれです。)
各ストレスレベルを見ると・・・
① 環境・・・この梅雨時、気温の変化が多く ストレスレベル4
② 取り込むもの・・・忙しいのでついカップ麺やファーストフード
疲れるとドリンク剤 ストレスレベル3
③ 体の歪み・・・デスクワークが多く姿勢が悪い ストレスレベル 2
この時点でストレスのトータルは9
例えばここで些細な精神的なストレスがかかったとします。
上司に怒られたとか・・・
それがストレスレベル1だとしても、10に達してしまった体は様々な症状が出てきます
上司の一言で調子が崩れたように見えるので、精神的に弱い?と思われますが、それ以前の体の状態が問題なのです
「あまりストレスは感じていないんですけど・・・」
という患者さんがいらっしゃいます。
精神的なものばかりがストレスではないという事なのです
つづく・・・