さて今回はストレスについてご質問いただいたことをテーマにしてみます。
☆自分のストレス度を知りたい。
ストレス度チェックが出来るサイトがいろいろあります。
自分にどのくらいストレスがかかっているかを測る目安になります。
ストレスチェックテスト
これは客観的に見られたものではないので、目安ぐらいにしておいてください。
☆客観的にストレスが測定できないのか?
ストレスが強くなるほどコルチゾールが増強するのですが、これを導くのが17―OHCS(17α―ヒドロキシコルチコステロイド)という物質であることがわかってきたそうです。この物質は尿に排泄されるので、その濃度を調べることによってストレス度が測定できるらしい。
したことが無いので何ともいえませんが、健康管理の指標になる可能性が感じられますね。
☆ストレスがかかった時の体の反応
前回、“ストレスがかかると”の例で熊に遭遇したら?を書いたが、患者さんから質問があったのでもう少し詳しく。
ストレスを認識(意識無意識に関係なく)すると、
◎ 脳の下垂体から副腎皮質刺激ホルモンという物質が分泌
→副腎を刺激
→副腎からストレスホルモンといわれるコルチゾール(副腎皮質ホルモンの一つ)が分泌
☆ これらが身体の筋肉も骨も、すべて動員してブドウ糖を作り出させる
⇒血糖値上昇
☆ アドレナリンもそこに協力して心臓をどきどきさせる⇒血圧を上昇
★その一方では、末梢部分を引き締め危険に備えます。
末梢の血流低下
その状態が日常的に続いたら、身体はボロボロになってしまいますよね
☆ストレスに強い人?
常にストレスにさらされている人と聞いて思い浮かべるのが・・・
総裁選の時期でもあるので“政治家”がすぐに出てきますね。
絶えず激しいストレスにさらされているのが想像できますが、彼らは高齢にもかかわらずタフですね。これはどうしてなのか?
ストレスに対する適応力が高い(ストレスを感じにくい)のだと思います。
○適度にストレスにさらされると、適応力がつく
○目的意識が強いと適応力が高い
○発散方法を知っている
などがかんがえられます。
また、体質として抗ストレスホルモンが関係しているのではと思います。DHEA―Sというホルモン(副腎皮質ホルモンの1つ。血中濃度は一般的に男性が高い)
免疫力の向上、精力増強、体力強化、糖尿病に対する血糖降下作用、快眠効果、抗炎症作用などがあり、神経・内分泌・免疫の全ての回路に関係する万能的な作用を持っているそうです。
赤ちゃんのいるお母さんの胎盤やへその緒にも多く存在していることがわかっています。
以前はへその緒を桐の箱に入れて保存したものですが、これは赤ちゃんが病気になったときに煎じて飲ませる為のものだったらしい。生後一年以内の自分でDHEA‐Sを作れない期間の死亡率が非常に高かったからだと思います。まさに生活の知恵
イヌやネコは赤ちゃんを生むと母親が胎盤を食べてしまうらしい。
アメリカインディアンも赤ちゃんを生んだお母さんに胎盤をステーキにして食べさせたといいます。これはお産によって消耗した体力回復をはかるための知恵と考えられますね
DHEA‐Sは副腎で90%、脳や皮膚などでも10%作られるそうです。
だから頭を使い、脳を鍛えるということはストレスに対する抵抗を養うことになります。
脳トレは良いのですね!(現在の脳年齢28歳)
そのため、自分の生きる意味や目的意識が強い人はストレスに強いわけです。
政治家などは「国を良くしよう!」という大きな生きる意味を強く持っているから(そう願っています)DHEA―Sをいっぱい備えているのだと思います。きっと
さらに皮膚がDHEA―Sを作ることから、鍼灸やマッサージなども、ストレスに強い身体を作るうえで有用だという考え方も示されています。
やはり“手当て”は有効なのだと思うのでした・・・
☆自分のストレス度を知りたい。
ストレス度チェックが出来るサイトがいろいろあります。
自分にどのくらいストレスがかかっているかを測る目安になります。
ストレスチェックテスト
これは客観的に見られたものではないので、目安ぐらいにしておいてください。
☆客観的にストレスが測定できないのか?
ストレスが強くなるほどコルチゾールが増強するのですが、これを導くのが17―OHCS(17α―ヒドロキシコルチコステロイド)という物質であることがわかってきたそうです。この物質は尿に排泄されるので、その濃度を調べることによってストレス度が測定できるらしい。
したことが無いので何ともいえませんが、健康管理の指標になる可能性が感じられますね。
☆ストレスがかかった時の体の反応
前回、“ストレスがかかると”の例で熊に遭遇したら?を書いたが、患者さんから質問があったのでもう少し詳しく。
ストレスを認識(意識無意識に関係なく)すると、
◎ 脳の下垂体から副腎皮質刺激ホルモンという物質が分泌
→副腎を刺激
→副腎からストレスホルモンといわれるコルチゾール(副腎皮質ホルモンの一つ)が分泌
☆ これらが身体の筋肉も骨も、すべて動員してブドウ糖を作り出させる
⇒血糖値上昇
☆ アドレナリンもそこに協力して心臓をどきどきさせる⇒血圧を上昇
★その一方では、末梢部分を引き締め危険に備えます。
末梢の血流低下
その状態が日常的に続いたら、身体はボロボロになってしまいますよね
☆ストレスに強い人?
常にストレスにさらされている人と聞いて思い浮かべるのが・・・
総裁選の時期でもあるので“政治家”がすぐに出てきますね。
絶えず激しいストレスにさらされているのが想像できますが、彼らは高齢にもかかわらずタフですね。これはどうしてなのか?
ストレスに対する適応力が高い(ストレスを感じにくい)のだと思います。
○適度にストレスにさらされると、適応力がつく
○目的意識が強いと適応力が高い
○発散方法を知っている
などがかんがえられます。
また、体質として抗ストレスホルモンが関係しているのではと思います。DHEA―Sというホルモン(副腎皮質ホルモンの1つ。血中濃度は一般的に男性が高い)
免疫力の向上、精力増強、体力強化、糖尿病に対する血糖降下作用、快眠効果、抗炎症作用などがあり、神経・内分泌・免疫の全ての回路に関係する万能的な作用を持っているそうです。
赤ちゃんのいるお母さんの胎盤やへその緒にも多く存在していることがわかっています。
以前はへその緒を桐の箱に入れて保存したものですが、これは赤ちゃんが病気になったときに煎じて飲ませる為のものだったらしい。生後一年以内の自分でDHEA‐Sを作れない期間の死亡率が非常に高かったからだと思います。まさに生活の知恵
イヌやネコは赤ちゃんを生むと母親が胎盤を食べてしまうらしい。
アメリカインディアンも赤ちゃんを生んだお母さんに胎盤をステーキにして食べさせたといいます。これはお産によって消耗した体力回復をはかるための知恵と考えられますね
DHEA‐Sは副腎で90%、脳や皮膚などでも10%作られるそうです。
だから頭を使い、脳を鍛えるということはストレスに対する抵抗を養うことになります。
脳トレは良いのですね!(現在の脳年齢28歳)
そのため、自分の生きる意味や目的意識が強い人はストレスに強いわけです。
政治家などは「国を良くしよう!」という大きな生きる意味を強く持っているから(そう願っています)DHEA―Sをいっぱい備えているのだと思います。きっと
さらに皮膚がDHEA―Sを作ることから、鍼灸やマッサージなども、ストレスに強い身体を作るうえで有用だという考え方も示されています。
やはり“手当て”は有効なのだと思うのでした・・・