おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

望郷

2011-06-18 23:52:50 | こんな映画(DVD)を見た
伯母の一人が亡くなった。合掌。

その伯母は、僕の故郷で一人で暮らしていたが、数年前から病気療養のために上京。僕の従兄、つまり伯母の息子夫婦と一緒に千葉で生活をしていた。

故郷でない土地、あまり縁のない土地で息を引き取ったのは、僕としては少し残念な気がする。

先日、僕の故郷のドキュメンタリー映画が上映されることを新聞で知った。それを今日見に行ってきた。

タイトルは”あやまち”。1970年に東海テレビという名古屋のテレビ局が製作したもの。

1970年。僕が5歳の時に作られたものである。その映像は懐かしいものだった。

古い家屋。当時の車やバス。一番驚いたのは、蒸気機関車が国鉄の踏切を通過するシーン。うっすらと記憶にはあったが、ハッキリと映像で見て自分の記憶が正しかったことを確認した。

今も昔も変わらないのは、煙突からの煙と電車を降りたら感じる化学薬品の臭い。空は昔に比べ、少し青くなった気がする…。

それが僕の故郷。煙突が立ち並ぶ所ではあるが、やはり望郷の念というのがある。

だからこそ、伯母が故郷ではないところで亡くなったのが、残念なのである。
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銀色の雨

2011-05-02 21:17:45 | こんな映画(DVD)を見た
一年半ほど前、このページで゛映画「銀色の雨」を応援しています。゛などと宣っていたが、その映画を先日初めて見た。


全然、応援していなかったんじゃん!

この映画を応援していたのは、監督が鈴井貴之だったからである。

映画の内容はなかなか良く、鈴井監督作品前三作とは少し違うものであった。

しかしながら、前三作とも共通したところもあり、゛孤独゛を表現したシーンや心が温かくなるシーンもあり、所々に゛鈴井テイスト゛を感じさせた。

意外だったのが、大島優子。なかなかよいポジションで、いい味を出していた。方言を話していない不自然さはあったが…。

よい映画であることは確か。

GWに観ることをオススメする。




がんばれ、東北!がんばろう、ニッポン!



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故郷の風景

2010-12-31 18:38:39 | こんな映画(DVD)を見た
今年は事情があって帰省せず、東京で越年することとなった。東京で年を越すのは、4年ぶり5回目くらいか?

帰省できないのは残念だ。この時期、やはり故郷の景色を見たいものである。という訳でこのDVDを買った。

この映画は、故郷が舞台となっている。

映画の中での会話は、地元の言葉。ポイント、ポイントで、その土地らしい風景を上手く映像化していた。だから、見ていて゛リアルさ゛を感じることができた。

実はこの映画の監督、小・中学校の先輩で、当時は同じ町内に住んでいた人だ。

監督の描く故郷のイメージは、こういう感じなんだ…。僕も小・中学校時代に地元の同じ景色を見ているはずだけど、少し違うなぁ…と。

それは協賛・協力してくれる会社の都合かもしれないけど。


まあどちらにしても、僕にとっては、故郷を感じさせてくれるのに十分な映画である。



2010年は、イロイロなことがあったが、゛あっ゛という間にすぎてしまった。

来年こそ、平和な年であって欲しい。




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HONOR~Team NACSのDVD

2009-09-08 02:12:08 | こんな映画(DVD)を見た
久々の平日休み。というのは、次男の幼稚園での誕生会を見に行くために休みをとったのだ。

幼稚園に行くまで、ちょっと時間があった。よいTVもやっていなかったので、先日購入したDVDを見ることにした。

”HONOR~守り続けた痛みとともに”。Team NACSの舞台のDVDである。

舞台のDVDは、いつも”おまけ”(特典映像)から見ている。というのも、それから見た方が芝居を見やすい、入りやすいからだ。

今回も”NACS-CAMERA”という、練習風景から千秋楽までを追ったいわゆる”メイキング映像”が付いていたので、それから見た。1時間以上ある力作で、”おまけ”とは言えない大変良いモノだった。

これを見て、ちょっとNACSのリーダー森崎を見直した。

幼稚園から帰った後、本編を見た。

劇団イナダのDVDは何枚か見ていたが、NACSのDVDをみるのは今回初めて。なかなか良いものであった。ただ、5人だけで演じるのはちょっとキツいかな?と思ったりもしたが…。


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たまには”ラブストーリー”も良い

2009-08-06 22:47:26 | こんな映画(DVD)を見た
中国通のK先生が、映画のDVDを1枚貸してくれた。

K先生からこのように渡される”宿題”は何枚もあるが、なかなか見る機会がなく、見ていない作品が何本もある。しかし、今回は何となく見てみようと思った。K先生にしては珍しく、”中国映画”ではなく、”香港映画”である。

”真心話”。主演:ピーター・ホー、ファンウォン。1999年の製作なので10年前の作品になるが、そんなに古さを感じさせない。

境遇の違う二人が出会い幸せに暮らすが、親が出てきて身分の違いを理由に引き裂かれる。そして、また出会い…という、正当派のラブストーリー。

赤いタクシー、小さな商店、人の多い路地など、香港映画ならではの風景が楽しめる。

たまには”ラブストーリー”も良いなぁ…。

映画を見て、ファンウォンのファンになってしまった。

4日の歩行数10419歩


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いろいろと勉強になった1日

2009-07-11 17:05:26 | こんな映画(DVD)を見た
6:00 起床。リビングに行くと既に長男の姿が。”早朝DS”をやっていた様子。何時に起きたのやら…。”デュアル・マスターズ”、”ペンギンの問題”を見ながら朝食をとる。

7:00 "イナズマ・イレブン”が始まる。見てられないので、別の部屋へ移動して、J2”徳島-岡山”戦を見る。

7:30 "イナズマ・イレブン”が終わったようなので、長男と共に広場へ行ってサッカーをする。途中で次男も合流。1時間半ほど遊ぶ。

9:00頃 帰宅。子供たちは”午前のDS”時間。僕は外出の準備。

9:40 自宅出発。バスがなかなかこない。次のバス停、その次のバス停…と歩く。やっとバスが来たので乗る。

10:05 駅到着。路線検索した電車に間に合わず、1本後の電車に乗る。

10:25 目的地の最寄り駅に到着。本日の1つ目のイベントは映画鑑賞。毎日10:40の1回しか上映しない映画を見るためである。タイトルは、”台湾人生”。映画館に到着すると、満席、立ち見もできないという。しかし救済策として、同じビルのカフェでも上映するとのこと。スクリーンは小さいが、折角来たので見ることにする。上映前に、監督と評論家の舞台挨拶があった。

12:15 上映終了。ドキュメンタリー作品。出演しているのは全て台湾人なのだが、話す言葉は日本語。その人の家族間での会話以外、字幕はほぼなかった。良い映画だった。

12:20 電車に乗り、次の目的地へと急ぐ。

13:00頃 東京ビックサイトに到着。次のイベントは、”東京国際ブックフェア”の見学である。相変わらず受付に時間がかかる。入場。お世話になっている出版社さんのブースに向かう。が、どこから入ったかわからない。しばらく地図とにらめっこして、ようやく現在地がわかった。早速ご挨拶開始。結構、知っている人が”出勤”されていた。土曜日だけあって結構な人だ。邪魔にならないように”ササッ”と挨拶をすませる。毎年、知っている出版社さんの出展が少なくなっている。景気なのか?それとも…。洋書バーゲンコーナーを覗くが”グッ”とくるものは無し。

13:40 実質30分で見学終了。再び駅から”ゆりかもめ”に乗り、次の目的地に向かう。

14:20 次の目的地の最寄り駅着。第3のイベントは、また映画鑑賞。”嗚呼、満蒙開拓団”。またまたドキュメンタリー。

16:35 上映終了。良い映画だが、やや重。”四川の歌”と同じような感じだった。

今日見た2本の映画の共通の主題は、”日本人の誇り”。2つの映画では、”意味”が違うが…。

予定終了。忙しいながらも、いろんな意味で勉強になった1日だった。



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四川のうた(原題:24城)

2009-05-15 07:45:24 | こんな映画(DVD)を見た
久々に映画館で映画を見た。

観にいったのは、中国映画”四川のうた(原題:24城)”。中国通のK先生からは、”ジャ・ジャンクーの映画だから、かなり重いよ”という。でも、秘密軍事工場で働く人の姿とはどのようなものか?というのを見たかったために、観に行くことにした。あまりの僕の食いつきに、K先生も行くことになった。

上映5分前になんとか映画館に入る。道元坂を駈け上がったので、ちょっと疲れた。席に着く。上映が待ちどうしい。

約2時間の上映時間だったが、あっという間だった。内容は重かったが、”すごく”重いわけではなく、”やや”重いくらい。

大都会 成都。50年間稼働していた大工場が閉鎖された。徐々に解体される建物の映像と、その工場で働いていた人やその子供たちが昔の思い出を語るという内容である。

良いシーンやインパクトのある映像が沢山あり、ここでは書ききれない。

特に印象に残ったのは、劇中1970年代に製作された山口百恵 主演のドラマ”赤い疑惑”の主題歌、”ありがとう、あなた”が流れたこと。中国映画で日本語の歌謡曲。これにはちょっと驚いた。中国でも放送されていたそうで、とても人気があったようだ。


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ドラゴン・キングダム

2009-01-22 20:10:59 | こんな映画(DVD)を見た
K先生に薦められ、DVDで映画”ドラゴン・キングダム”(原題:The forbidden kingdam)を見た。主演はジャッキー・チェンで、ジェット・リーとの初競演作である。

とにかくチェンとリーのアクションが凄い。前にここでも書いた”マスター・オブ・サンダー”の千葉真一VS倉田保昭も凄いと思ったが、今回の映画はそんな比ではなかった。

とにかく組み手が速い!若干フィルムを早回ししているのかもしれないが、とにかくスピードある動きなのである。ワイヤーアクションもふんだんに使っており、アクション映画としては、見応え抜群!ストーリーは、お世辞にもよいとは言えないが、アクションがそれを十二分にカバーしている。

共演している女優、リュウ・イー・フェイもカワいかった。

22日の歩行数 10061歩

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古い映画のDVD

2008-07-17 12:59:02 | こんな映画(DVD)を見た
少し前に”拳銃無頼帖 電光石火の男”という映画のDVDを買った。何故買ったかというと…。

ある鉄道雑誌に”映画で見ることができる古い駅舎”というコラムがあり、そこに僕の故郷の(改築前の)駅がこの映画で見れる、と書いてあったからである。懐かしさのあまり、ついつい買ってしまった。

この映画、意外に豪華キャストである。赤木圭一郎(昔の日活の大スター)、宍戸錠(リポビタンDのCMやくいしん坊万歳に出演していた宍戸開の父)、二谷英明(郷ひろみの元夫人二谷友里恵の父)、浅丘ルリ子(2・3年前に放送された”白い巨頭”に出演していた、石坂浩二の元夫人。最近、作家 林真理子が書いた小説”RURIKO”はこの人がモデル)、白木万里(必殺仕事人に、主人公の藤田まこと演じる中村主水の妻役で出演)、藤村有弘(ひょっこりひょうたん島のドンガバチョの声担当)など。

そして、上記のような括弧つきの説明なしでわかる大女優が出ていた。若かりし頃の吉永小百合。映画のクレジットには、”新人”という文字がまだあった。

映画の内容は、なかなかよかった。期待していた風景は、8割がスタジオで、ロケ2割という感じだったのであまり映っていなかったが、昔の駅舎は見れたし、まだできて間もない頃のロープウェイの発着場などが映っていたので、少しは懐かしい風景を楽しめた。


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劇団イナダ組のDVD

2007-04-20 23:50:26 | こんな映画(DVD)を見た
2ケ月前から待っていたDVDがやっと発売された。それは、劇団イナダ組の“亀屋ミュージック劇場”である。
発売日の18日に取りにいったがその日は体調不良で見れず、19日は飲み会。20日の今日になって、やっと見ることができた。

パッケージを開けて出演者を見る。「んっ、なんか変だ。大泉と音尾の名前がない!」私はとんでもない事に気付いた。

この作品は、先にDVD化されている“カメヤ演芸場物語”の前編とも言える作品。初演は2002年。その時の主演は、大泉洋。今回DVDに収められている公演の主演は、森崎博之。つまり、このDVDは初演のものではなく、昨年末に演じられた再演(正確に言えば、再々演)を収録したものだったのだ。

初演のものであると思っていた僕は、ちょっとガッカリ。しかし、主演を3度も替えて同じ作品をやっている訳だから、作品としては良いものであろう、という期待をこめてDVDを見た。

見た感想。面白い作品であった。ただ、やはり主演 大泉で見てみたかった、というのが正直なところ。特典映像についていた過去2回の上演(一部分であるが)と比較をして、余計そう思った。

森崎は森崎でいい味を出していたと思う。しかし、あのハチャメチャなツル松師匠役としては、おとなしいというか、イマイチ迫力がなかった。そこがちょっともの足りなかった気がする。六角刑事役にしても、飯野もいいんだけれど、音尾琢真のほうを見たかった。
やはり先にDVDで見た“カメヤ演芸場物語”のキャスト(これには大泉、音尾も出演)とほぼ同じメンバーでやっている中で、二人が抜けている事に違和感があったのだろう。

ああ、初演が見たかった…。

なんだかんだ書いたけれど、“亀屋ミュージック劇場”は良い作品です。オススメ。“カメヤ演芸場物語”とセットで見ると、一層よいかも知れません。
“ミュージック劇場”“演芸場物語”の順で見たほうがいいと思います。

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