おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

映画

2007-02-11 23:12:26 | こんな映画(DVD)を見た
この連休はスキーに行こうと思っていたのだが、長男が熱を出したため断念。とりあえず家でゴロゴロ。

映画の話題を2つ。
CATVで、”バブルへGo!”の舞台挨拶を生中継で放送していた。何回も流れる番宣を見ていたら、バブル世代の僕は見に行きたくなった。でもホイチョイの映画って、ラストがワンパターンだからなぁ‥。ちなみにその時代の僕のバブリーな買い物は、Swatch クロノグラフ”フラッシュアロー”のUSバージョンで38000円。

同じくCATVで”レディ・ジョーカー”を見た。一昨年、出版社のSさんが酷評していた作品だ。見た感想、作品の雰囲気としてはよいのだが、ストーリーのつながりに無理がある。そりゃそうだ。2段組の単行本2冊(上・下巻)の作品を2時間で収めるには無理だ。こちらは原作を読んでいないので、是非読みたいと思う。

高村薫作品は、以前”マークスの山”を劇場で見たことがある(こちらも原作を読んでいない)。”レディ・ジョーカー”、”マークスの山”、どちらの作品も、昭和の残した陰の部分をクローズアップして書かれている。ここまでこだわって書くのは何故だろう?
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重い映画、見てきました。

2006-08-07 22:50:45 | こんな映画(DVD)を見た
今日、映画「蟻の兵隊」を見てきた。

映画館で見るのって何年ぶりだろう?今日のところはミニシアターで、席の座りごこちもよく、快適だった。

重い映画にもかかわらず、席は7~8割埋まっていた。やはり、僕より上の年代の人がほとんどだ。

映画はいきなり、正月の靖国神社から映像がスタート。80歳にしては、主人公のおじいさんはすごく元気。同じように国を訴えている82~85歳のおじいさんたちも元気。やはり、何か目標を持って生きている人はなかなかオイボレないということか。

東京高裁のシーンからしばらくして、やっと中国の映像。北京から山西省へ向かう列車に主人公が乗る。その車窓は、日本では見られない、いかにも“大陸”という感じ。山西省 太原という地方都市を訪ねる。中国映画によく出てくる中国風長屋“フートン”(漢字はわからない)の一角で、年寄りたちに戦争のことを訪ねてまわる。この“フートン”、いまでは北京市内であまり見られない風景だ。

映画は、2つの柱で構成されていた。一つは、主人公が終戦後も中国に残って戦う原因となった、日本軍司令官と中国軍閥が交わした密約の証拠を探し。もう一つは、主人公が駐在していた都市にいって、日本軍がやったことを現地の人に聞くことである。

現地の人に当時のことを聞くシーンは見ていて辛いものがあった。実際に聞いた主人公の辛さは、その何百倍、何千倍だろう。

あっという間の二時間だった。「たまにはこういう映画を見るのもいいな」“先生”と同じ意見であった。

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重い映画

2006-08-01 20:55:25 | こんな映画(DVD)を見た
梅雨があけてから晴天が続くものの、湿度が高くないせいか、梅雨の時期よりもすごしやすい。また汗の量が少なくなっている。

今日、“先生”(僕が入社して最初に配属された部署の前任者。二児の父。中国・台湾通)から映画の誘いがあった。昔の上司(今はかなり偉い人)から招待券をもらったが、かなり“レアな映画”なので、一緒に見る人がいないようだ。中国映画か?と思ったら、どうやら日本映画らしい。

終業後、その映画のチラシを持ってきてくれた。映画の舞台はやはり中国だ。どんな映画だ…?

重い、非常に重い。その映画は「蟻の兵隊」というタイトルでドキュメンタリー作品。太平洋戦争終戦後も中国に残って、国民党系軍閥とともに共産党と戦った日本軍兵士たちを題材にした作品である。元日本軍兵士で現在80歳のおじいさんが主人公。その人が昔の戦地を訪問し、過去を回想・検証する映画らしい。

舞台となるのは、中国・山西省。僕は不勉強だからか、“山西省”と言われても、なんかピンとこない。そこの主要な都市も浮かんでこない。

この映画、見に行こうと思う。というのは、“山西省”って、どんなところなんだろう?どんな風景なのだろう?それを見てみたいからである。


明日、早速“先生”に連絡だ。

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パコダテ人

2006-06-05 21:27:37 | こんな映画(DVD)を見た
昨日深夜、ビデオに録ってあった映画をみた。タイトルは“パコダテ人”。何故この映画を見たかというと、急に函館の風景が見たくなったからである。


函館は、去年の夏に1泊2日で訪れた。過去、バイクで北海道をツーリングした時に通過したことがあったが、街中を観光をしたのは昨年が初めてである。


函館というと、“北海道の玄関口”というイメージがあり、大きい街を想像していたが、実際の市街地は、こじんまりしていてた。


街は非常にいい雰囲気をもっている。市電が走り、坂がある。そして歴史ある洋館。旧イギリス領事館前の基坂から海を見下ろす景色は最高だ!そんな風景を見ていると、時間が過ぎていくのを忘れてしまう。心が癒される風景だ。


そんな風景を求めて“パコダテ人”を見たのである。今更だが、この映画の舞台は函館である。


映画は面白かった。最後の安田顕の登場シーンが。もちろん、函館の風景もそこそこ楽しめた。また函館に行きたいなぁ。


ところで、何故昨年1泊2日という強行日程で函館に行ったかって?それは…湯の川温泉と競馬を楽しむためですよ(また、馬かい)。おやじだねぇ~。



*用語解説
パコダテ人
2002年の作品。監督:前田 哲。 主演:宮崎あおい。他、松田美由紀、TEAM-NACSの面々やSTVアナウンサー木村洋二も出演。

*人名解説
安田 顕(やすだ けん)
通称ヤスケン。1973年生まれ。オフィスCUE所属。TEAM-NACSのメンバーでもある。「どうでしょう リターンズ」の”DNA”として全国に顔を知られる。鈴井貴之第一回映画監督作品”MAN-HOLE”の主役をつとめる。「水曜どうでしょう」では、大泉洋に小馬鹿にされるシーンが多く見受けられる。北海学園大学の演劇部では2年先輩であるのに。同い年である故か…。

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ツインローズ

2006-05-21 23:14:24 | こんな映画(DVD)を見た
久々に面白い映画をケーブルTVで見た。”ツインローズ”。カンフーコメディ、香港映画である。
非常にくだらなくて、面白い!ジャッキー・チェンの映画や”キル・ビル”の真似などがところどころに見られる。香港の2枚目俳優”イーキン・チェン”が3枚目を演じているのも意外性があって面白かった。オススメです。

*人名解説
イーキン・チェン(いーきん・ちぇん)
香港人俳優。香港映画”古惑仔シリーズ”で人気を得る(確かイーキンが主役を演じたのは3作。サイドストーリーも2・3作有り)。日本ではトニー・レオン、ケリー・チャンと競演した”東京攻略”が有名なのでは。カッコイイ2枚目スターである。僕は前述した作品は見たが、今回見た”ツインローズ”でイーキンはちょっと太ったように見えた。
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