おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

白熱!U-10ジュニアサッカー(長いです)

2009-05-18 22:52:12 | 少年サッカー
日曜日、ジュニアサッカー(U-10)の決勝トーナメント1回戦が、近くの小学校で行われるのを知り、見に行った。この試合は、僕が住んでいるエリア(ブロック)のU-10世代、今年度初の公式戦である。

見に行くきっかけは、説明すると長いのだが…。

来月に行われる長男(U-9)の試合の組み合わせをHPでチェックしていたところ、1学年上の大会が今月行われていることを知った。そこで予選リーグの結果をチェックすると、1試合(20分ハーフ)で24点取ったチーム"M"と同じく15点入れて勝ったチーム"J"が決勝トーナメント初戦であたることがわかった。しかもそれが、長男が通っている学校で試合をするのである。”一体どんなチームなんだろう?”と興味が沸いたので見に行くことにしたのである。

次男(U-6)といっしょに昼すぎに学校へ行くと、既にトーナメントの第1試合が行われていた。市内の強豪チーム"A"と市外のチーム"K"である。チーム”A”は各年代とも強く、U-10では先月行われた市内の大会で優勝している。試合をみていると、やはりそれなりに個人が技術を持っている。よくセレクションを行う有名強豪チームに子供たちが流れなかったなぁ、とちょっと不思議に思った。

ハーフタイム。次の試合のチームの練習、つまりお目当てのチームの練習が始まった。

チーム”M”はHPによると、普通のチームである。普通というのは、特定の小学校の生徒を中心としたチームであるということ。1試合で24点も入れるということは、子供に素質があるのと、指導者が良いということだろう。練習もそんなに特別ではなかった。それに対し、チーム”J”の練習は圧巻であった。

チーム”J”は、首都圏の広いエリアで幼稚園でスクールを開いているクラブチームである。U-9までは、それぞれの幼稚園エリアのチーム活動するが、U-10からはセレクションを行い、選抜チームで大会に出場する。目の前にいるのは、そのセレクションをくぐり抜けた子供たちである。

やはりシュートの質が違う。リズムよく次々にシュートを放っていくのだが、ほぼミスキックがない。そのことを次男に伝えると、次男は”GKがシュートを何本も止めているよ”という。僕はキッカーばかり目にいっていたのだが、確かにそうだった。さすが、”選ばれし者たち”である。

ハーフタイム、第1試合の後半も終わり(チームAが大勝)、いよいよ第2試合が始まった。

いわゆる”オラオラ系”ではないが、クリアや相手からボールを取る度に、ベンチから大きな声を出して選手を鼓舞するチーム”M”のコーチ。一方、足を組んでジッと戦況を見つめるチーム"J"のコーチ。好対照だ。

なかなか良い試合である。どちらも中盤まではボールを持っていくのだが、なかなかシュートを打てない、打たせない。途中から見にきた長男のことばを借りれば、ボール支配率は”J”が高いものの、”M”がカウンターで逆襲しているという構図である。どちらも決定的なシュートチャンスがないまま、0-0で前半20分が終了。

後半戦中盤、セットプレーのゴタゴタから”J”が1点を決める。これで決まりかと思ったが、終盤にカウンターから”M”のFWがミドルシュート!これがみごとDFとGKの頭を越えてGoal!! やっぱりサッカーは笛が鳴るまでわからないものである。このまま後半終了。勝負はPK戦での決着となる。

こうなると、もう運でしかない。結局、PK戦は4-2で”J”が勝った。その結果を見てから、家に戻った。

いやぁ、イイ試合を見せてもらった。長男の所属しているチームも1年であんなに変われるのだろうか?
まあそうでないと、上にはいけないのだけれど…。

夜、再びこのブロックのサッカー協会のHPを確認したところ、今回のトーナメントの結果がすでにアップされていた。チーム”J”はその後の試合で、チーム”A”に2-0で負けていた。

ああ、もう1試合見ておけばよかった…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする