おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

夏休み2011 その3 ~斑尾への思い

2011-09-16 23:58:01 | 70~90年代 プレイバック
碓井峠鉄道文化むらを出て、雨の軽井沢を抜け、万座→志賀高原→湯田中→信州中野を経由し、野尻湖近くの宿に着いた。1日目終了。明日は、朝から斑尾高原に行く。

「あなたは、斑尾への特別な思いがあるのかも知れないけど…」とカミさんは言う。

全くその通りである。

斑尾高原に初めて行ったのは、小学校3年生の冬であったと思う。今から35年以上も前の話だ。まだ、開業して間もない斑尾高原スキー場は、リフトがたった4本しかなかった。メインとなる斑尾高原ホテル以外は、ペンションが十数軒ほどの規模であった。

その旅行(ちょっとしたスキー合宿なのだが)の時に、僕は父に連れられ斑尾高原ホテルの大浴場に行ったり、その帰りにゲームコーナーで初めてコインゲームをやったりと、スキーを含めて楽しいことばかり。それが僕を”斑尾好き”にした要因であると思う。

その後、2年に1回くらいのペースで斑尾には行った。中学生のときも、高校の卒業旅行にも、広島の大学生になってからも足を運んでいた。

斑尾高原という所は、様々な新しいものを他所より先駆けて導入してきた。”ペンション”もそうであるし、夏の高原での”ジャズフェス”、少し後になるがモーグル専用ゲレンデを作ったのもそうだ。そんな斑尾は、いつしか”おしゃれな高原リゾート”として注目されるようになった。アクセスが悪い場所にも関わらず、夏はテニスをはじめとする大学生の合宿で、冬はスキーで大勢の人が押し寄せ賑わった。東京だけでなく、名古屋や関西からも若者は、遥々斑尾を目指した。80年代前半の話だ。

今の斑尾は、そんな過去の勢いがないようだ。僕は知らなかったのだが、2005年に斑尾高原開発は民事再生法を申請。経営母体が変わったらしい。閉めるペンションも増え、僕が小学生の時に泊まったところ、高校の卒業旅行で泊まったところは既に閉めていた。また、高校頃から好んでグッズを集めていた地元のブランド”PEPPER MINT HOUSE”も建物だけ残っているだけで、店自体は閉っていた。

そんな斑尾を今回訪れたのは、何も僕が”斑尾好き”だからという理由だけではない。またしても他所に先駆けて導入したアトラクションがあり、それをやってみたいと思ったからである。それは…。

つづく。




<告知>
◎長岡洋幸 写真展「TIBET 大地の瞬」
2011年8月31日~10月31日
モメント汐留(日曜休館)
*チベットに魅せられたカメラマンが撮った写真の数々。前回、銀座和光ホールの写真展でも、すごく綺麗な風景の写真を見ることができました。お薦めの写真展です。是非、ご覧いただければと思います。


がんばれ、東北!がんばろう、ニッポン!

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