おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

ミン・ジン・リー「パチンコ」

2021-08-27 23:38:45 | こんな本があった/買った/読んだ

ミン・ジン・リー「パチンコ」、2月に読了。

パチンコという文化を外国人がどのように描いているか興味があったため読みたかった。上下巻合計で5千円超えと高価。キャンペーンでの割引とポイントを使って半額以下の値段で電子書籍で購入した。

読んで見ると、パチンコ自体や業界のことは全く出てこない。朝鮮人家族3世代にわたるヒューマンストーリー。3世代目の子供がパチンコ店を経営していたため、このタイトルとなったようだ。

期待していた内容ではなかったが、読みごたえはあった。私は翻訳ものは基本的にあまり読めないのだが、これはスラスラ読めた。訳者の文章が上手い。

良い作品であるが、紙の本で定価買いだとちょっと…。文庫になったら買いかも。3分冊になるかもしれないが。





コメント
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