昨日の昼休み、ふらっと書店に入った。
表紙がどちらも桜庭ななみ。
同ジャンルの雑誌、同じ月号でもろ被り。こんなことってある?
久しぶりに文庫の棚に行くと、目につく商品があった。
「転がる香港に苔は生えない」文春文庫
ISBN 9784167717070
2006年に文庫化された作品だが、なぜか1冊平台に置かれていた。2019年にも重版されていて、ソコソコ売れているようだ。
このように表紙で惹きつけられることは、ネットサーフィンや電子書籍ストアではまずない。これはリアル書店だからこそ。
莫大な数ある書籍、雑誌の中から程よく点数を絞って陳列してくれて、運命的に出会う一冊(大袈裟だが)を見つける手助けをしてくれる。
やっぱり本屋はいいものだ。