おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

山口晃はやっぱり凄い

2012-04-25 20:01:08 | 芸術系
金曜日、久々の銀座。メゾンエルメス(ビル)を探す。15分ほど迷った末になんとかたどり着く。

ドアマンが扉を開けてくれる。「いらっしゃいませ」と声わかける店員。それを無視して、エルメスに入るには場違いなスーツ姿の男達がまっすぐ店の奥を目指している。それに僕も続いた。

店の奥にはエレベーターが。それに乗り込む男達。ギリギリ僕もそれに乗ることができた。押してあるフロアは、8階。やっぱり。窓のあるエレベーターが、各フロアを通過しながら8階まで登って行く。

8階に到着。エレベーターを降りると、黒いスーツを着た女性が案内図を渡してくれた。

ここで開催されているのは、”山口晃展 望郷 TOKIO RE(I)MIX 2012”である。

山口晃の個展を見るのは5年ぶり。月日が経つのは早いものである。

今回は、オブジェがメイン。絵を期待していた僕は拍子抜け。しかし、作品は素晴らしい!のひと言。

唯一の絵画”Tokio山水2012”は、都心の地図・建物をカンバスに描いている。

地名のほか、”講談社”や”新潮”(作品表記ママ)など特定の出版社名があったり、日本女子大学が”本女”と表記されていたりと、作者の感覚が伝わってくる作品であり、なかなか面白い。

作品は3点だったものの、満足して帰ってきた。

5月13日まで、銀座のメゾンエルメス8階で開催。オススメです。


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