舞台に立つ芸人、立たない芸人

先週の金曜深夜“爆笑オンエアバトル”の予告を見ていたら、次回“鼻エンジン”がエントリーしていることがわかった。

11月の某日、yahooの検索画面の端にに村田渚の死亡記事があった。病死らしい。合掌。

村田渚とは誰か？元“フォークダンスDE成子坂”の片方、いわゆる“ボキャブラ世代”のお笑い芸人である。

解散後しばらくはピン芸人としてやっていたが、昨年から元坂道コロコロの片方と組んで“鼻エンジン”というコンビで“爆笑オンエアバトル”などに出演。M-1にもチャレンジしていた。

ところで、いまや“ボキャブラ世代”の芸人は、司会やクイズ番組のパネラー、ラジオのパーソナリティなどが活躍の中心で、TVではなかなかネタを披露しない。今ではもうライブなどに出て、ネタをやることなどないのであろうか？

昔の“お笑い芸人”たちは、ライブ（昔でいう寄席）を見に来てもらうPRの為にTVに出ていた感があるが、今は違う。多くの芸人は、“ただTVに出てるだけ”が本業になっている。

やはり“お笑い芸人”は、ライブに出て芸を披露するのが本来の姿ではないのだろうか。大変な思いをしてネタを作ってライブで演じるより、TVに出て、適当にコメント入れて、突っ込んだり、ボケたりする方が、楽に稼げるのはわかるが…。

その点、村田渚は比較的多くのライブや舞台に出ていた。確かにTV番組のパネラーとしてはトーク下手ということがあったかもしれないが…。

今週の“爆笑オンエアバトル”で“鼻エンジン”はオンエアされるのだろうか？もしかしたら、それが村田渚のネタをTVで見る最後のチャンスかもしれない。


マイ《カルチョビット》
12年目。N1リーグ（6年目）。第18節終了。11勝1分け6敗、勝ち34点、第4位。チャレンジカップは1回戦敗退。今期もなんとか2位に入って、チャレンジカップの出場権を獲得するぞ！