白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二代目タマとともに琵琶湖畔で暮らす。 アルコール・薬物依存症者。慢性うつ病者。日記・コラム。

Blog21・二代目タマ’s ライフ474

2025年02月15日 | 日記・エッセイ・コラム

二〇二五年二月十五日(土)。

 

早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

どうしたタマ?

 

えへへ、「玉」にもいろんな意味があるんだなあって思ってたらうとうと昼寝しちゃってた。で目が覚めたらふいに思い出したんだ。「お年玉」。どう?

 

ははは、その昔は「御歳魂」と書いて「おとしだま」といったらしいけどよくわからない。年に一度子どもに「魂」というか「気合い」というか、そんなのを込め直してほしいって大人の願望があったんだろう。けど「お年玉」の中身がお金になったのはごく最近のことで戦後十年以上経って貨幣が行き渡りだした頃からかな。

 

タマとしては現物支給で構わないよ。おもちゃとかキャットフードとかだし。

 

現物支給かあ。ちなみに小林一茶がこんな句を読んでる。

 

「雪とけて村一ぱいの子ども哉」(「一茶俳句集・P.202」岩波文庫 一九九〇年)

 

一茶さんって子どもにも猫にもとっても愛情たっぷりなのかあ。この前「くいくい猫の鼾(いびき)かな」って教えてくれたの覚えてるよ。

 

十歳くらいの時すでに世の中を見切ったようなところがある。話が複雑だからまた暇なときに教えてあげるよ。それはそれとしてタマはこのブログのタイトルになんで「庵」って付けたのって聞いてただろ。一茶にも「庵」を入れた句があるんだ。

 

「野はかれて何ぞ喰(くひ)たき庵(いほり)哉」(「一茶俳句集・P.76」岩波文庫 一九九〇年)

 

むむむ、これまた寒そうだなあ。

 

黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。エセル・ケイン。ジャンル化すればダーク・アンビエントということになるのだろう。現実がホラーを越えてしまっている世界でもしホラー映画がまたひとつ作成されたとしよう。その映画音楽が今や日常化した現実のホラー性に揺さぶりをかけるほどの音楽になり得るかどうか、おそらく無理なのではという諦観ただよう昨今。そこで映像はいったん別として、現実生活の開き直った明るすぎる暴力的ホラー政治が横行する中で、大人たちのマッチョでありながら時おり無防備な首筋にオルゴールを持った無表情な幼児が背後からチーニングの壊れた音でじわじわ疵を刻みつけ次第に内部から滲み出てくる痛みを浸透させつつ、ホラー化した現実に微々たるものだとはいえ確かに違いのあるダークな世界のことを思い出してはくれまいかと耳を傾けさせる方法についてこのごろ考えていた。できるとすればありふれたゾンビではなく幽霊的なもの。明瞭なノイズではなく息も絶えだえに擦れ去っていく廃墟のリヴァーブ。


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