feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

ラーメン二郎 京都店.

2018年09月21日 | グルメ

行きたい行きたいと思いつつも店が東京にしかなく(他にもあったのかもしれないが)わざわざ東京まで行ってその日の食事をラーメン1杯で終わってしまうのも勿体無い…

と足が向かなかったラーメン二郎

晴れて京都に出店と知るも当初は平日のみ営業ということでまたいけず…

最近になって日曜も営業することになったとのことで、京都ついでにようやく行くことが叶った。


店の場所は叡山電鉄一乗寺駅から歩いてすぐのところ。車で行ったので付近の駐車場に停めて歩いて向かったところ、開店20分前に到着したら待ちは一人だけ。

開店する頃には20人弱の列になったていたかな

幸いと夏も終わりかけということで日陰はさほど暑くもなく待つ事が苦でなかったのは幸い。中はエアコン+扇風機で快適だ。

まずは自販機で食券を買う儀式を通過する。メニューはシンプル。普通のラーメンか半量ラーメンかだけ。あとはトッピング。

僕は普通のラーメン+豚増し。ずっと前からこれで行こうと考えていた組み合わせ。

券売機には豚Wというのもあったが、こんなんたのんだらどうなるのやら…

さぁどんなものが出てくるかワクワク

厨房では力強げなスタッフさんがなかななかありえない感じの量の麺をほぐしながら湯の中に沈めている。因みにスタッフは二人のみ。

テーブルの上に置かれた食券の色で周囲の注文状況を見ていると、男でも半量ラーメンだとか、多くても普通のラーメンのみ。何より隣の僕より恰幅のいいにーちゃんが半量ラーメンだ。

普通のラーメン+豚増しを頼んだのは僕だけかと思われたので若干ビビる


待つことしばし、麺が茹で上がったのであろうタイミングでお声掛けが来た。「にんにくは入れますか?」

午後から用事が合ったのでにんにくはキャンセル。ここで野菜マシだとか減らすオーダーをかければよかったらしい。後の人たちはそれぞれ好みを伝えているがもはや後の祭りだ。性根据えて野菜もワシワシ食べてやろうと思う。

そしていよいよその時が来た。プロレスラーみたいな体躯のにーちゃんが僕の前にどんと器を置く。

実際に運ばれてきたラーメンを見るとどう見ても常軌を逸する糖質、脂質、タンパク質そして食物繊維のまさに山。

まず胃袋の容積が心配になった。うちの子ってこんなのを受け入れられるくらい育ってるかしら?


どーん

量感がわからんね

左隣りは半量ラーメン。野菜の下はすべて麺であり、これでも普通のラーメン屋の大盛り以上はあるんじゃないかと思われる。ちなみに写真奥の大盛りは野菜マシだったと思う。おろそしや

いざいただきます!

うどんと称しても誰も否定しないであろう極太麺は既にスープがよーく絡まっており、ちょっと濃い目の醤油味が麺を染めている。

うん、うまい。ちょっと固めな麺の腰がいい感じ。たぶんスープに浸かってるうちに柔らかくなるのだろうな。

一口で行くにはキツい程の大きさの肉の塊をかじる。ほろほろとはいかんが口の中では砕ける感じ。これまた美味い。

気分転換で野菜を口に運ぶとあっさりしていてちょっと安心。

そんな感じでどんどんラーメンを食していくが…

おや?一向に目の前の山が低くならないぞ?

食べても食べても威厳を崩すことなく鎮座ましましている。

なぜだ。なぜ減らないんだ。

肉なんて二個も食べればもう十分だ。和歌山ラーメンならチャーシュー10枚分くらいあるだろう。それが未だゴロゴロしてる…


コレはヤバイ。


いや、美味しいんですけどね。

最終的には水の力を借りて胃の腑に流し込み、野菜がちょろっと汁の中に浮いてはいるが気合の完食。

もうね、お腹が痛い…

そして口の中がアブラでカラカラ…

しかしこれ以上モノを入れる余裕は一切ない。一時間ほど我慢してちょっとマシになってからガリガリくんを食べてさっぱりさせてやった。

この富士山のようなラーメンで900円くらいやったかな。コストパフォーマンスが半端ない。

ラーメン二郎は噂に違わぬ凄い店だった。