前回記事に書いて以来遂にいただける機会がやってきましたSAKE HUNDRED
一本釣りで釣られまだ泳いでるクエを確保できたから鍋で食べよう、と料理屋さんをやってるウチのお客様が誘ってくださった。
和歌山の冬といえばクエですよね。和歌山人でもそんなに食べられる魚じゃない
立派な箱に収められたSAKE HUNDRED百光 別誂。とってもお洒落
別誂は材料の米が兵庫県産の山田錦100%になってるっぽい。別でない方は本拠地の山形の山田錦のようだ。
栓がお洒落だな。なんとなく外国でも受けそう
3.5kgのクエをまるまる自分たちだけのためにさばいてくださった。直径50cmはあろうかという大皿にこぼれ落ちんばかりに盛られたクエの身
オーナーさんの晩御飯も兼ねていて店の中は僕たちだけなので安心。
クエのお刺身と胃の湯引き新鮮だからこそ出していただけるメニュー
僕が持ってきたお気に入りのねねで乾杯。飲みやすいと好評だったので良かったな。
いただきます!
18%の大きさになるまで削って醸したという百光はまさに無色澄明。
香りは見事な吟醸香。新政ほど溢れる華やかさはなかったかな
雑味がなくすっと舌に乗り、そして甘さがわっと咲くようなイメージ。なんともはや美味しい…
野菜などもいっぱいできのこだけで四種類。でも野菜や豆腐を胃に放り込むスペースが有るならクエを食べなとたまらんお達し
ひとつの身が大きい!おもいっきりかぶりついて口の中がクエでいっぱいに
肝
これまたおおきなカマ付近の身。たまりません…
ありえないくらい乳白色になった汁で作ってくださった雑炊はスープどころじゃないくらい濃厚なお味が出ており最高という以外の言葉が出てこない
はあ、ごちそうさまでした…
最高の日本酒を最高の食材でいただける幸せ。もう今シーズンの冬は満喫しきった気がするくらいの満足感。冬は冬でいいもんだ
非常に貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました。
和歌山に住んでてよかった。
ここを読んでくださってる方もぜひ和歌山に起こしください。色々美味しいよ