どうしても入りきらない着物が出て来ちゃいました。浴衣はこの季節が終わればしまい込んでも差し支えないでしょう。虫などが入らないように湿気対策をしっかり出来るクリアーケースが良いかなと思ってます。(買いに行かないと)帯ダンスを買ったのに入り切らないのは収納の仕方の問題かも知れないと思います。もっともお高い丸帯や全通柄の帯は畳紙に包んで折らずに収納しておきたいですよね。それから普段は使わない冠婚葬祭用のバック・草履のセット。コート類。お出かけバッグもあるし、降ろしていない草履や下駄もまだまだあるし。実母の時代の草履とは結構形が変わっているので、今様に買い直したのです。鼻緒が太くなり、踵も5-3じゃなくても歩きやすそうです。丁度フェアー中だったので、また新たに礼装用に買いました。ああ、無駄遣い?
3シーズン着られる普段着は取り出しやすい場所にしまいたいし、襦袢や着付け小物も新品と現在使用中と分けておきたいし、訪問着や付下げは滅多に出さないので奥にしまってもOKかなとか・・・・・。
考えて考えて、よ~くクロゼットを見直すと、其処に入っていたのは毛糸の山。そう、編み物も趣味なんですよ。それからハワイアンキルトの材料。う~ん。これを何処かに移して開いた場所に着物関係をまとめればいいのでは?と思い立ち、隣の事務所の押し入れ収納の最上部。つまりは天袋の場所に毛糸類をとりあえず移動しました。其処には何故か実母の残した切り絵押し花リボンフラワーの材料が大量にあって、手芸店が開けそうです。しかも油絵の道具もあるし。何してたんでしょうか・・・。額に入っていない油絵も数点あって、趣味じゃないので飾らないけど、イタリアに行ったときのお土産だった気がします。パリだったかも。まいいけど。とにかくかびた鞄を捨て、いらない服を捨て、いらない土産品を捨てて、一応かたづけました。
今洋服と和服の割合が50対50位なので結構な量ですね。いくら着物で毎日を過ごすと言えども、やはり洋服を着る機会もあるわけですから、そちらの収納も考えなくてはいけません。でももう着ないドレス類はどうしましょう。スーツは売りに出したら100円単位だし。もっともビジネススーツは残しましたけどね。お水系スーツは全部処分しました。形が古いといくら高くても見苦しいし。その点着物は流行にあまり左右されないのでいいですね。自分の好きな物を季節に合わせるだけですから。そこが難しいと言われればそれまでですが、どうやったら楽しめるのかを考えるのが楽しくないと着物は辛いでしょうね。
ストールとかスカーフとか、ハンカチ・靴下・下着類など、収納のプロの本を読むとすごく綺麗に並べてあるんですけど、自分にはどうしても無理っぽい。でもきちんと収納すると空きスペースも出来るので、ジレンマですな。増えたらどうしようって其処が問題。だから最初からアバウトに余裕をもった収納をしておかないと、後でまたやり直す時期が来る。あ!それでいいのか~。季節毎の入れ替え時にもう一度やればいいのか!
と気がついてしばらく独り笑ってました。考えすぎじゃん。誰に見せるわけでも無いんだしね。て言いながら、部屋の物の場所が一定じゃ無いと気持ち悪い私。目をつぶっていても、本の位置が分かりますよ。それが友人にずらされるともうさわらないで!って感じになっちゃう。
着物は意外に畳めて収納が簡単そうですが、引き出しの幅に合わないとかありましてね、畳紙も織り込んだりしないといけなくなるのです。今は色々なサイズがあるので楽ですが。また、和紙じゃないと収納の意味が無くなるのです。呼吸してくれない。湿気が隠ってしまうのだそうです。
いくら洗える着物が増えていると言っても、やはり面倒な事です。着物と付き合うにはある程度のおおらかさと、必要なきめ細やかな配慮が要求されますね。
ああ、悩みは尽きない。