気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

我が敵は我にあり

2009-08-08 23:28:00 | ボウリング

 練習会にて、一緒に投げているK君は最近柔軟に他人の意見を受け入れるようになりものすごく成長しました。スコアに反映されているので本人も満足気です。以前は一人のプロにしか習っていなくて(それが悪いわけではないですよ)そのプロには彼の良さ・悪さを上手に引き出しまた修正してあげられるだけの技量がないと思っていました。彼自身もこれではいけないと思ったのでしょう。本を読んだりPBAの放送やJPBA大会の模様なども積極的に見て勉強しているようです。

 で、今日の練習では一球ごとに「今のは?」と聞いてみました。失投なのか納得の行く投げ方が出来たのか、ボールの回転と自分のフィンガーの具合は合っていたのか、リリースは?レーンのオイルは?と様々な方向から質問をし続けました。「どうしたんですか?」と逆に聞かれたので、「どこまで分析が出来ているのかと思って」と言いました。つまりは自分が今どういう状態にあるのかを把握出来ていないと、修正も出来ないからです。

 これはある程度投げ込んだ人にしかあたらない壁です。「自分の限界」という壁。体力的な問題もあるでしょう。すぐに指を故障する人もいます。私自身は右足首に故障を抱えているので思うように投げられませんでした。原因は三歩目のパワーステップの際に体を支えきれていないからです。バックスイングを待っている三歩目とリリースに入る四歩目、ここで右足・左足と来るそのタイミングがボールのスイングの高さが一定していないので、それに合ったタイミングに出来ないでいるのです。右足に過加重になりすぎたり、左足が速く出過ぎてスライドが長くなり上手に手前からレーンを長く使えているときはまだ良いのですが、ボールを落とし気味だと駄目です。

 そうやって一球ごとに自己分析を続けていくうちに、欠点やその克服方も見えて来ます。

 問題は「何故そうなるのか」が分かるか分からないかです。起こった事実は分かっていてもその原因と真実が分からなければ、直せないのです。一つの欠点を直すためには全然違う方向に答えが有ることも多いのです。

例えば、すぐ手投げになる長男は何故腕を煽って腕でボールを運ぶのか。理由は腰の開きと逃げです。腰が真っ直ぐ過ぎてスイングをしたとき身体が右側に傾くのです。支える左手が旨く開かず腰も開かないので、リリースの時にスパットミスになり。それをごまかすというかそのまま投げると手投げの状態になるのです。一つの事象から原因を究明し、どうすれば直せるのかは、やはり筋力や柔軟性や個人の技量も影響します。別な方向からアプローチしなければならない場合も多いです。男子の割に身体が柔らかすぎ関節も柔らかい長男は手首を固定するプロテクターは有効なのですが、完全に自分の手の平の感覚を身に付ける為に敢えて外す様にアドバイスされたので、実行中です。 自信が有りすぎるH君は途中までMにもAちゃんにも負けていました。つまり彼は自分が悪いと考えずにボールのチョイスが間違ったとか、レーンのオイルの読みが違っていたと考えがちなのです。それももちろん大切な自己分析につながるでしょう。しかし、リリースの親指の方向だったり、スパットそのもののミスもあり得ます。

 自分に言い訳をしないで批判的に冷静に自己分析をして、100回同じ事を繰り返し、100回違うことをしないければパーフェクトなゲームは無理です。

> だからボウリングは楽しいですね。全部自己責任ですもの。誰のせいでもなく、自分との戦いです。我が敵は我にありです。最近この言葉大好きです。


ボールのメンテナンスよりも大事なこと

2009-08-08 00:51:41 | ボウリング

 ボウリングの用品は結構な数になります。ボールとシューズだけ持っていれば良いと思いがちですが、練習後にボールに付いた汚れを拭くためのクリーナーや拭くためのタオル類、シューズの汗蒸れを取るためのスプレー。その他フィンガーテープやインサートテープや、はさみ・爪切り・団扇に至るまでグッズは様々あるのです。もちろん、会員証やボールの検定カードも忘れてはいけません。所属団体のワッペンなども忘れがちですね。最近のボールバッグは小物入れが充実していて良いのですが、何処に何を入れたのかを探すのも一苦労。私はマイ椅子も入れてあります。会場によっては座る場所を確保するのも難しい事が有るからです。それから薄いフリースの膝掛け。夏場でも待機中は冷えてしまうので必需品です。それからバッグにはあめ玉やガムもあります。

 試合後にボールを拭いてしまうのは皆さんやりますが、もっと大事なことは体のメンテナンスです。スポーツの前後には準備運動と疲労回復のための軽いストレッチはしますよね?ボウリングの場合、いきなり初めていきなり終わる場合がほとんどで、試合前に入念にストレッチをしていると「熱心だね」と言われます。膝と腰を故障しているので筋肉を温めておかないと怪我につながるので慎重です。もっとも会場に入る前にある程度ストレッチは済ませて置きます。試合前には投げる準備として結構やることが多いのです。フィンガーテープを巻いたり、サムテープを巻いたり、時にはボールのテープを貼り替えたりしなければなりません。シューズのメンテナンスもアプローチの状態によって変える事も予想されるので、心構えだけはしておきます。ジュースを買っておいたりするのも大事です。

 就寝前には必ずヨガとストレッチ、シャドーボウリングをすることは以前から書いていますが、これはもう日課なのでやらないと気持ち悪いと思えるほどになりました。旅行先でも「あ!ヨガやらなきゃ」と言いながら、簡単なヨガをやります。一通りやっても20分ほどです。その後シャワーを浴びて、マッサージ機に座りストレッチコースや全身コース、お休みコースなどその日の気分でまったりします。その後にアロマオイルでマッサージをしてから就寝するのが、リラックス出来てとても良いのです。最近ビリーからは脱退したので、筋力は落ちたかも。やせる目的よりも筋力の維持という目的でやった方が良いかもしれないなと思います。なので、負担のかからない程度のボクシングエクササイズは欠かせないなと思います。膝をついたままの腕立て伏せとか。女性はとにかく筋力不足ですからね。体型を維持しつつ、筋肉を強化するのは結構難しいですよ。体脂肪率とのかねあいも有るので、やせれば良いって物でもないらしいし。体重は維持してます。以前はもっと「肥えてた」と良く言われますが、あの当時はかなり怪しい状態でした。最後の砦のボトムは入らなくなる寸前でした。

 歳を重ねると共に体の快復力が衰えたなと実感します。旅行から帰ってから2・3日経ってから筋肉痛になるんですもの。歳ですね。

 日頃から腕と足首にウエイトをかけて筋力アップを図っているツレですが、効果は有るようです。自分はちょっと軽めの物を使っています。手首が300gで足が500gです。ツレは足が1Kgですから結構重いですね。でも敢えて1Kgを付けてサイクリングに出かけたりします。犬の散歩は気まぐれなので、運動にはならず、犬との遊びが主になります。以前は自転車で疾走していたのですが、今飼っているワンコはマジで速い走りなので危険なのです。

 TVのCMで「これは効きます」とうたわれている某鎮痛ジェルは良いです。歳が自分よりも大きい人が言うと説得力が有りますよね。即効性のあるスプレーも常備しています。自分だけでなく他の人にも使って貰えるので意外にあると重宝します。

 サプリに頼りたくはないのですが、骨粗訟鬆症の薬や鉄剤、は欠かせないのです。明日葉タブレットも飲んでいます。青汁飲むより楽ですから^^;女性用のサプリセットを毎日飲んでます。他にも多数の薬を服用しているので、早死にするだろうなあ。美人薄命!喘息もあるので試合前に「ドーピングします!」と宣言してから使います。「死ぬなよ!」と声がかかります。せめて会場の外で倒れるようにと言われてます。

 もっとも急な怪我の場合は別ですが。練習ボールの時間帯に怪我をして一球もなげないまま他県に帰っていく選手を見ると気の毒です。以前のプロアマで女子プロが最後の予選ゲームでブラインドしたのですが、それでも全部投げた選手よりも上のポジションにいられるのですから立派ですよね。

 足裏の胼胝が痛いと長男がいうので、とりあえず魚の目取りを貼ったのですが、あれって微妙にずれるんですよね。なんででしょうね。取りたい部分のほんの少し脇になってしまう。ま、地道に削るしかないのでしょうが、幸いオーバーターンも酷くなく親指の胼胝も心配するほど成長はせずに済みそうです。努めて軽石や胼胝こすりでシャカシャカ削る様にしています。

 体重を軽くするのも怪我を防ぐ一つの方法ではあるのです。膝への負担が変わります。ただ、パワー不足になるので、諸刃の剣ですね。体型維持かパワー重視か。でもPリーグの選手は意外とTVで見るより皆さん細い。TVは太めに映るというのは本当みたいですね。

 今現在右の膝を故障しているので、ゆっくり調整中です。曲がらないのでヨガをやっていても右足を曲げる動作がどうしても出来ないし続かないのです。右足だけでバランスも取れない。左に入れたコラーゲンを右膝にも打つべきなのかしら・・・・・・・。痛いんだよね、しかも高いし。でも曲がらないのは不便だし。

 ボールよりシューズより、まず自分の体が健康じゃないとスポーツは出来ませんね。