お盆休みも終わり、友人達が帰省から戻り、急に食卓が賑やかになりました。お土産を沢山頂き、その土地の美味しい名物を食べられるので嬉しいです。
で、お土産の一つにまたまた着物がありました。彼女は自分で着るつもりで実家のタンスをあさって来たらしいのですが、どうしても無理!という品があって、我が家の姫にお下がりさせて貰いました。まぁ早く言って安く買い取ってあげたという感じかな。昔のサイズは小さいのでジュニア世代にぴったり。しかも長襦袢は貴重なので、助かります。子供用の長襦袢は売ってないのです。七五三でも肌着に振り袖を着せますが、それも対で仕立てるので、普通に他のを着せたいと思っても無いのです。だからとても助かります。
懐かしい銘仙柄と赤地のは刺繍で柄が施してあります。結構高級感あります。長襦袢はモスリンと正絹。かわいい小梅の柄で姫にぴったり。でも仕舞う場所が徐々になくなりつつあります。なので、穴の開いた化繊の物でもう着ないだろうなと思う物はリサイクルかリメイクにしようと思います。昔の絣もあるのし、藍の浴衣地もあるので、もったいないですものね。つなげてこたつの上掛けにコギンサシをしたら結構褒められました。あれも根気がいりますね。昔のエコリサイクル生活は立派です。
自分は実家が自宅なので帰省はしませんでした。ツレは実家に行くのかと思いきや「疲れてるからやだ」と何処にも行かずに休日を過ごしました。実家より嫁の家か・・・・・。嬉しいけど、男ってそんなものなのかなとも思います。私は毎日浴衣や着物を取り替えつつ、楽しく遊んでいましたけど。
昔は糸さえも綺麗にほどいてもう一度使ったとか。手縫いで何目と決まっていて、自分の着物は間違えないで見つけられるとか。盲人の方が縫った着物を盗まれたが、手触りと袖部分の縫い目の数を言い当てて、手元に返ったとか。立派ですよね。良い生地になればなるほど手縫いが良いですね。しっかり出来上がる気がします。
姫の着物もアンティークの域なので手縫いです。仕付も取っていない物なので、もったいないですね。ちょっと防虫剤の匂いがきついので、風通しをして、香を焚きしめようと思います。もちろん姫の大好きな伽羅香です。洗濯しても残るんです。何となくお香の香りがして、雅な気分。
仏壇にあげるお線香もこだわったりしています。本日夕方の焼香は沈香。朝は白檀とかいろいろその日の気分やお天気で変えています。時々ポッキーとかも乗っていたりします。やさしいお子様達です。母も喜んでいるでしょう。
さて・・・・増えた着物を何処にしまうか・・・・。長考します^^;