気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

トラの穴かオオカミの罠か

2010-03-18 23:51:26 | ボウリング

 ものすごく久しぶりにアェイのボウリング場に出向き投げてきました。今日は月例会。賞品がでます。ハンデもつくので面白いです。ツレは腰と背中が痛いと運転手だけ。今夜は雪になるとの天気予報なので一人じゃ怖かったのです。

 練習ボールからレーンが読めず、1G目の3フレまで無駄にしました。スプリットがらみで8フレにオープンにしたのでスコアが伸びず158と低迷。しかしだいぶポケットに入るようになってきていたので2G目はがんばれました。7フレにスプリットになってしまい、ちょっと停滞。242とおしいスコア。でもなんとかなるかな?と思う3G目。10フレにスプリット。まあ途中に出るよりはいいのですが、何も10フレで割れなくても・・・・・・。せっかくのノーミスゲームが台無しです。196と惜しい!スコア。でもスクラッチ198Avはアェイのセンターではまあまあというか出来すぎです。

 結果は準優勝。わ~い。女王様はかなり下。ハンデは私よりも持っていたのにおかしいなあ?とツレと話したら「気分やだからねえ」とあっさり。そうなのです。女王様は気が乗らないと全然ダメになるお方。Yさんは女性なのにハンデが少ないのでそれなりです。でも上手な人はハンデがいらないのですね。

 今日の教訓はボウリングはボールのスピードがあるからスコアにつながる訳じゃなく、曲がりでもなく、パワーでも無く、コントロールに尽きるという話。ストライクが来ればそれでよいが、ストライクにならなくてもカウント良く倒せて、スペアーが拾えるかが大事。同じボックスのTさんはストライクが全然こなくて9本スペアーばかり。かなりプレッシャーの高い状態です。あれは集中力が必要です。腐ったらダメ。諦めずにスプリットにならない限り「ナイスカウント!」と自分に言い聞かせるのが大事。10番ピンばかりが残るようならまだ調整も出来ますが、予測のつかないピンが残るということはまだ安定していない証拠。ラッキーなだけです。またIさんは13ポンドのボールをさも重たげに持って手投げになってしまうおばちゃん。威力が無さ過ぎなので割れるし、残るし、スペアーが拾えない。でも褒めておだてて「これからだよ」とか「ここをしかりカバーしよう!」と声をかけていたら、5フレまでダッチマン状態。すごいです。でも、先にダブルをマークした私に触発されたのかがんばったのですが、なんでもない5番ピンカバーをミスしたあたりから「切れた」感じになってしまい、低迷。でも158まで持ってこれたのはすごいこと。おばちゃん喜んでます。実を言えばこうやってちゃんと声をかけてもらた事はないのだとか。う~ん。女王様は教えてはくれないでしょうね。

 私は良く誰からも声をかけてもらえる雰囲気なようです。そこそこ10人並みの容姿がそうさせるのかな?「フォームがきれい」とよく言われます。

 そうフォームがいい時はボールのリアクションもすごく良いので、たいていストライクになります。しっかりフォロースイングが出来てボールがピンにヒットするまでピタッと左足で立てています。ピンが皆倒れてからゆっくり帰ってきます。

 とにかく気の抜けないセンターです。来月からはお兄ちゃんも連れていくのでもっと大変です。お金がないので隔週で交代で投げるようになるでしょう。まあもっと練習してからですけど。

 そういえば先日のNBFサーキットの最終結果が貼りだされていてなんと「20位」まで上がっていたのです。ほかの人のスコアはなんだかめちゃくちゃ。そんなに苦労するレーンではなかったのですが、以前の私なら打てませんでした。遅くなりミッドからドライのレーンは曲がりすぎてコントロールが出来なかったのです。それを克服する意味もあってアウェイのセンターに来るようになったのですが・・・・。諦めて打ったのが良かったようです。10人もジャンプ出来たなんて嬉しい。


着物とアクセサリー

2010-03-17 21:58:39 | コスメ・ファッション

着物を纏うときには華美なアクセはしない方が良いとされています。確かに指輪やブレスレットの金具で着物にひっかけてしまい、刺繍をダメにしたりしたら悲しいですよね。

 私は細いチェーンネックレスとか指輪をします。小さなピアス状のイヤリングをしたりします。茶席では結婚指輪以外はすることはありません。実を言えば結婚指輪もあまりしません。ずっとはずさない方もいるようですが私は入浴前に外します。そのまま2.3年しないこともあります。

 腕時計もしないという人もいますが、別にかまわないと思います。携帯で時間を知るのも良いのですが、着物の場合携帯を取り出すよりも簡単だからです。

 今は髪飾りも大き目で華やかですね。私も簪だけでなくただのゴムであってもゴージャスにしたりシュシュで遊んだり。シュシュは着物の端切れで作ったりします。つまみ細工で簪やピンを作ってちょっと刺したりします。この材料も着物地で作ると綺麗です。おそろいだとなおさら綺麗です。先日も辻が花訪問着の余り布で薔薇のコサージュを作りブローチとして仕上げ、帯飾りにしました。

 ちりめん細工で季節の飾りを帯に入れておくのも素敵なのです。浴衣の帯飾りのチェーンも最近ははやっているようです。いいですね。浴衣の帯は半幅で、リバーシブルですがシンプルな無地がほとんどですから、何か付けてもうるさくなくていいと思います。背中に団扇を刺しておくのもいいですね。夏らしい感じがします。

 簪や櫛、笄はあまり見られなくなり、使い方を知らない人もいますが、螺鈿や漆、べっ甲細工など一つは持っていたいなと思います。以前に義理の父からつげのくしをプレゼントされたことがあります。腰まで長い髪をすくのにちょうど良かったです。本当に髪につやが出るのです。すごいです。べっ甲細工はお高いので小さなものや樹脂に貼り合わせる貼りべっ甲になってしまうこともあるのですが、本物は一つ欲しいと思い、お小遣いの範囲で買い、ヘビロテしてます。やはり本物はひかり方が違いますね。

 帯留めも立派なアクセ。大変こる人もいます。池田重子コレクションは素晴らしいですよね。なんとか一つ手に入れたいと願っています。でも帯留めは扱いが難しいです。なんでも付ければいいわけではないし、遊び心をいれながら、さりげなく自己主張するのは難しいものです。でも着物人にとっては帯留め=箸置きという話もあるくらい^^;ストール・のれん・マフラーはファブリック帯になる。おはしそのものは簪になるのです。ああ!エコ。違う?

 先日ジャック・スパローのような髪型にして、着物を着たらなんとまあ合うのです。異文化コラボはすごくいい感じ。まあ西洋人から見たらチャイナも日本もかわないよですからね。大好きなドラマ「ヒーローズ」でも日本人役として中国系の方が出演しているので日本語が妙なのです。まあ笑って済ませておきますが。エスニック文化というか東洋の文化は非常に魅力的です。

 着物でも普通のアクセサリーを楽しめます。


不思議な家

2010-03-15 17:30:13 | コスメ・ファッション

 私の着物は実母の物がほとんどです。最初はどこに何があるのか不明でしたが最近やっと把握し、管理もできるようになりました。季節ごとにちょっとずつメンテナンスに出します。先日も色無地に合わせる襦袢はどうして作っておかなかったのかしら?と悪態をついていたらちゃんと引き出しに入っていました。しかも真新しい半襟もついていました。「あら?いつの間に?」と不思議な現象。ちゃんと正絹羽二重無双袖。偉い!あるじゃないの~と思っていたら「無いわけがない」と友人の話。そうでしょうねえ。これだけ着物を誂えているひとが長襦袢を作っていないわけがないでしょうね。

 そう言って今日も洗いに出す着物を見てもらったら、まあその見事さ。グレーの地色に雲取りの絞り柄。前身頃のみに雪輪に花かご文様。その清楚さといったらヘビロテになりそうな一枚です。もう一枚は単衣の黒留袖。最近はなかなか作らないですね。黒留袖自体レンタルで済ます時代です。レンタルでも単衣はまれです。すご~い。ブラボー!なんでもあるじゃないの。って感じです。

 ただやはり小物が昭和のかおりなのでずいぶん買い足しましたが、これも一時期の欲求でもうおさまりました。

 化繊のプレタ着物もずいぶん買い込みましたから、もうしばらくは何もいりませんね。満足しました。

 しかし驚くことが多い不思議な家です。


有言不実行?!口だけ男の苦難

2010-03-15 17:14:37 | ボウリング

 今年のNBFサーキット第1戦が開催され本格的にシーズン突入です。今回は個人戦。全日本や東日本大会の予選も兼ねて行われました。ツレは全日本にエントリーしたかったのに規定ゲーム数に足りず失格。だから普段の練習リーグのゲーム数を確保しなくてはいけないと言っているのに・・・・・支部長であるH君の想定ミスです。「サーキットの決勝戦まで出場してのトータルで数えれば大丈夫」と言っておきながら自分は予選敗退。どういうこと?二年ほどH君と支部で関わっておりますが、個人戦で決勝に残ったことは一度もないのです。今回も敗退。予選通過は私一人。しかもメンバーのFさんだけが応援してくれて、自分たちは全然見てないし。かと思えば後ろで「今のラインは・・・」とか「ボールの選択は・・・・」とかごちゃごちゃ言います。

 「あ~だれかこの男の口にガムテープ貼ってくれ!」と叫んでしまいました。「黙らせろ」と本気で思いましたよ。「うるさい。だったら決勝に残ってごらん」というと「ハンデ持ちには勝てない」とか言い出す始末。もう!

 本気で支部長降格させようかと思います。彼がいるために入りたくないという人もいるのですからね。

 トリプルキット・オールスペアー・ダッチマン・パーフェクト・オールミス・・・・・。HGもHSも彼より上です。まあそれだけ長く生きているしボウリング歴も長いんだからね。と冷たく言うのですがなかなか黙りません。とにかく有言不実行を地でいくH君には本気で困ります。プライドばかり高く、目標も高く。それ自体は悪いことではないのですが、他人をとやかく批判するの間違っています。

 中級者ほど他人の投球に「アドバイス」したがるようです。170から180アベ位の人たちです。もう少しで200のアベも見えそうでいけそうでと一番楽しい段階でもありますね。一番悩みも多く、苦労する時期なので他人ごとではないのでしょう。

 とにかくH君には是非にも決勝に勝ち残り、一度は個人で表彰台に乗ってもらいたいです。ていうか本人は本気を出せばいつでも乗れると思っているようなので、遠慮せずにどんどん本気で投げてもらいたいものです。


ボウリングは何をするスポーツなのかを考える

2010-03-14 00:40:04 | ボウリング

 ボウリングとは何でしょう?

 どう考えてもボールをレーンに投げて18メートル先にある10本のピンを倒すゲームですね。一回で倒れればストライクだし、二回まで投げられるルールなのでそれで全部倒せればスペアーになる。12回ストライクだと300点になりパーフェクトゲームと呼ぶ。

 はい。いたって単純で明快なスポーツですね。これに異議を唱えるやつがいる。

 始まりには「7番ピンのスペアーの取り方」についてでした。私は普通に7番を取りにボールを投げると手前に落ちるという下手くそな初心者時代に、見かねたお師匠さんがある方法を教えてくれてそれから困ったときや絶対に7番をカバーしたいときにはその特殊な方法で取りに行くのです。特殊といっても原理は簡単、物理的法則にかなった特別な技術はいらない方法です。右投げですからボールを構えたときに親指を体側に、中指薬指をレーン側にと床に平行にします。(普通になげるならば親指の先は天井を向くかピンにむかっているはずですけど)それからレーンの右端からまっすぐにボールを投げます。板目でいえば1枚目です。そこからスパットドットのあたりまではまっすぐにボールを投げます。そうするとボールはオイルの切れ目までは緩やかに左にカーブします。そうドリルしてあるのですから自然にボールを置けば左にカーブするのは当たり前です。それからボールはオイルの切れ目で一気に左へ曲がって行き4番7番にあたるはず・・・・・・・・。速度は15キロ位のかなりなスローボール。皆さん心配になるようですね。初めてこの方法を見た人は「心臓に悪い」とか「蠅も止まる」とか言います。

 この方法を「姑息な手段」といって「そこまでしてカバーしなくちゃいけないのか?」と異議を唱えたのが支部長のH君。「美しく投げてミスの方がいい」「スペアーが取れなくてもストライクが出せればそれでスコアメイクが出来る」というのです。

 「はい?」

 あのねえ、ボウリングはピンを倒してナンボですよね?いくら美しいフォームでもミスはいけませんよ。しかもH君!君の投球フォームは決してお世辞にも美しいとは思えないんですけど?と反論。「俺は俺流だからそれでいいの!」とのたまうので「だったら私のこともとやかくいうなよ!」と子供の喧嘩状態。

 その後も意地で7番カバーは例の「心臓に悪い」「姑息な」「蠅の止まる」ボールを投げました。スペアーをとるたび「エッヘン!」と胸を張ります。ほかのメンバーも面白がってます。

 本気で喧嘩をしているわけではないのですから、もうおかしくてたまりません。でもH君は納得がいかない様子。

 その後に2番7場のスプリットの取り方についてを議論しました。私は素直にポケットに入れるように投げるといい、ツレはブルックリン(裏ポケット)を狙う感じでといい、K君はう~んと悩んでいます。スプリットは狙えるものと諦めてカウントを稼ぐものとに分けるべきだと思うと結論を出して終了。つまりは全部狙っても意味はない。ポケットインさせるラインを探しているゲーム初期段階ならポケットを狙ってもう一度確認するように投げる。ゲーム終盤でどうしても欲しいなら裏目に狙ってトライする。そうでなければ一本を確実に取っておく。この1本が重要なのです。オープンフレームにするにしても1ピンの差は大きい。これで優勝か準優勝か決まることもしばしば。オリンピックの競技では100分の1秒という世界ですからね。すごいですね。

 要するに自分が楽しめて他人に迷惑がかからないならどういうフォームでもラインでもいいと思うのです。ボールを投げるタイミングにしても皆違います。100人いれば100通りあるわけです。

 ま、スクラッチで今夜のリーグはH君が勝ったので何も言わずにお別れしましたが、これで私がいつものように彼に勝っていたら言ったでしょうね。

 「ボウリングはピンを倒すゲーム、フォームの美しさを競うものではな~い!」とね。

 でもねえ私のフォームは綺麗だとよく褒められるんですよ~。と自画自賛。きちんと初心者の時代に習ったんだねと皆さん一様に云います。うらやましいと。その分故障も多いのですが、自己流ではないのでお手本になるような投球フォームなのです。教科書通りという感じ。だから融通が利かないというデメリットもあります。アジャストが遅いのです。どうしても中央から左に寄って投げることが出来ない。怖いのです。何がってアプローチを歩くのが!

 何もかみつかれるわけではないのですがね。出来ない。そこまでしてまでゲームをしたくない。

 あれ?H君の理論になってしまいました。

 ボウリングはどういうスポーツでどういうルールなのか。もう一度考えると面白いですね。

 ボウリングを深く知り、もっと沢山練習するためにお兄ちゃんは高校に入ったらすぐにボウリング場でアルバイトをすると言っています。支配人にもお願いしていました。裏方や接客をしながらいろいろマルチにボウリングに関わり、また練習を重ねて上手くなっていければいいし、ほんの少しでも貯金がしたいというのです。いいことです。勉強も大事ですが、上手く両立すると思います。そうなると閉店までいることになる。土日祝日は休めないでしょうね。サービス業は厳しいし、支配人は厳しい人なので良い社会勉強になるでしょう。合格して採用されれば・・・・の話ですけど^^;

 楽しい楽しいボウリング。ブラボー!