Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

Kindly Time

2007-01-20 14:28:39 | ThinkAbout..
風も波もない状態がもう何日も続いている。

雪山にいた先週は忙しくスキー教師をしていたものの、
山から帰って来た今週は、前の会社を正式に退職したため完全無職中。
おそろしくノンビリ過ごしている。

昨日は、寒川神社にお参りに行ってきた。
厄祓いのお札を返し、今年の安全を祈ってきた。

その後、西湘バイパスを通り、湯河原へ。
独歩の湯という『足湯』に行ってきた。
300円を入り口で払い、スニーカーを脱いで、ジーンズの裾を上げて、足だけ温泉に浸かるのだ。
30分もいると体中も温まり、ウトウトしてくる。
こういうとき頭の中が空っぽになる。
なにも考えていないし、ストレスも全く無い。



人間は贅沢なもので、仕事をしているとそこから逃げたくなるし、
全く何もないと、逆にストレスや刺激を求めるものだ。
なかなか丁度いいところはない。
丁度いいところの幅が狭い人間は、何かあると自分を見失ったり取り乱したりする。
結局はその幅が広い人ほどデカイと言われるんだろうな。



夜は友人とまた飲みに出かけた。
相変わらずそのお店は繁盛していた。
僕らはカウンターの端を陣取った。



『いよいよ来週入社ですね。休み長かったですよね。社会復帰できるかしら?』
女主人がそう言ってビールを出してくれた。
『たぶん無理だと思うよ』
僕がそう返すと彼女はケラケラ笑う。
とてもよく笑う人で、その笑い方がなかなか素敵で、楽しく上品に笑うので、こちらも楽しくなる。
よくウソ笑いする女がいるけど、男はそれを見逃さないものだ。
それと笑うとブスになる女がいるけど、それもダメだ。
上品に楽しく笑うのはいい女の条件なんだな。


彼女は色白で、いつも黒のものを着ていて、ゴールドのリングピアスをしている。
彼女はとても頭がよく見える。よく見えるのではなく頭がいい。
会話のペースや、語尾の感じや、目つきでよくわかる。

昨日はよく話した。
彼女は迷惑だったかもしれないけど、友人ともども僕らは楽しく話し、
バカバカ飲み物をおかわりした。
僕は結構余計なことを話したようだ。余計なことも彼女に聞いたようだ。

彼女は以前、僕が新しく勤める会社で、ネットワーク関連の部署で働いていた。
これに関しては本当に奇遇で、それはまるで必然のような偶然としか考えられない。
順調なときは、そんなことまで神様が導いてくださる場合があるのかもしれない。

そんなことで彼女は僕の入社に際し、いろんな情報を与えてくれる。これは実に興味深い。
部署の雰囲気や、サーファーの数までだ。
入社日に支給されるノートPCの機種まで教えてくれた。
FORMAの通信がどこでもできる『出張タイプ』らしい。

『検索で、裸・ドラッグなど入れるとブロックかかりますからね』と忠告してくれた。
ウインドサーフィンBBSにカキコミできるかは聞き忘れた。

途中で友人が帰り、入れ替わりまた友人が来た。
結局2時過ぎまでいてしまった。お店は12時までなのだ。
帰るとき、長居したことを彼女に謝った。
でも、料理がバカウマで、店の雰囲気が最高で長居してしまったのだから、
オレのせいではない、と弁解した。
彼女はまたケラケラ笑ってくれた。