Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

HOMO Beach Across The Universe

2007-08-16 17:29:41 | windsurfin'
本日予想最高気温36度。
体感38度。
ビーチでは42度。
女と抱き合っていたほうがまだ涼しい。

夏休みを回顧しよう。

まずは12,13で本栖湖へ。
念のため、ネンノタメ念の為、ウインド道具を持っていったが語るに及ばず。

本栖湖は実に気持ちがよかった。
夜、気温は20度を下回り、厚めのジャケットを羽織らないと震えが来るくらい寒い。
満天の星空には何個もの流星が長いマニューバを描きながら夜空を賑やかにした。
あそこに見える星は何億年も前に消滅したときの最後の光の瞬きだと想像する。
オイラは宇宙のビッグバンを考える。
宇宙はその昔、何かが爆発して猛烈なスピードで膨張を始めた。だから宇宙は有限で果てがある。
ビッグバンとは、素粒子のヒモ理論から発展した膜同士が接触したことによるエネルギーの暴発で、
我々の宇宙は膜が引き起こすM理論という11次元のほんの一部の現象に過ぎない。
その学説を思い出したら、不思議な感覚に襲われた。
11次元って一体どんなだ??
歩道のアスファルトに寝そべる。日中の陽射しで暖められたアスファルトが背中に暖かい。
目を閉じれば、人生は易しく感じる。
宇宙はストロベリー・フィールズ。
そこにあるのは、Nothing Is Realチックな現実なんだなあって思ったら、とたんに死が怖くなった。
でも人の死などは、宇宙の規模に比べたら何の意味も持たないし、宇宙摂理のチリレベルだよな。


日月を本栖湖で超避暑を過ごした我々は、湘南へ戻ってきた。
潮風の湿気と、うだる暑さで、あらゆるヤル気が無くなる。

木陰で仰向けで寝るネコ。
大磯の駐車場では車のボンネットで目玉焼きを焼くBBQer。
錆びたガードレールに、道路の上の熱せられたユラユラ熱気。

江ノ島や七里や由比ヶ浜を経由して葉山方面へ向かう。
鵠沼ではサーマル風が立たせた波にサーファーが集まり、
鎌倉や逗子のアウトではレースセイルが走り出す。
歩道ではビキニ姿の真っ黒な女の子たちが健康的なフェロモンをビンビン放出しながら歩く。
ウインドサーフのクラブハウスのテラスでは、やはり真っ黒な人達が缶ビールを飲んでいる。


葉山のラ・マレード・ド・茶屋に行くことにした。
日影茶屋で~は、二人と~も、息をひ~そめ~ていた♪
と原由子が鎌倉物語で何故か葉山のことを歌っている。
で、日影茶屋のグループのラ・マレードでキンキンのビールを飲む。

海辺のテラスから逗子湾を望む。
手前に停泊しているヨットの向こうでスラロームがプレーニングしている。
あまりのロケーションの完璧さに、それに浸ろうと目を閉じたらそのまま眠りに落ちてしまった。

zzzzzz。。。。

夕方の浅い眠りの夢の中の舞台は、ラ・マレード・ド・茶屋の左前方の、大崎方面のホモビーチ。
そこにある幸せの鐘を鳴らすはオイラとステキィな彼女。
『ここは男性しか来れないのよ!女性はシッ、シッ!』
そばで抱き合うハゲデブの男同士から石を投げられた。
ハゲデバーはサンオイルをお互いの身体にギトギトに塗り捲り、
そのような光景がビーチのあちこちで見られた。
これが噂のホモビーチ。逗子市穂藻2-4-5。
石を投げられ、オイラはビクンッとして目を覚ました。5分くらいの優しい眠り。
ホモの熱い吐息の午後の眠り。一度は行ってみたい湘南隠れスポットである。

日付変わった翌日。
湘南では5.7㎡を走らせるには十分過ぎる南風が吹いた。
オンが非常にきつく、典型的な湘南のイッタリキタリコンディション。
イッタリキタリイッタリキタリ。。。。飽きまっせ、波なしコンディション(ーー;)
インサイドにはサーファーなのか海水浴なのかわけのわからない人達でいっぱい。

水中で抱き合うカップルをマークにしてジャイブをかます。
カップルは水中で必ず抱き合っている。
まあ、ホモビーチの男同士ではないからいいだろう。
マーキングにされているカップルたちはお互いの手を相手の水着の中に入れてゴソゴソしている。

湘南盛夏2007ってな感じである。