エイジグレード (Age Grade)という考え方がある。
これ何かというと、55歳のオレの場合、フルマラソンの記録が3時間25分だとする。
(今週末、せめてこのタイムは叩き出したい)
タイムは、一般的には、どんどん下降線を下る。
それはすごく寂しい。
でだ。
オレがもし40歳だったら、、、3時間0分42秒
全盛期30歳だったら、、、2時間55分43秒
さらには15年後70歳のになったときのタイムは、、、3時間57分18秒
これ、エイジグレード計算ツールからである。
WMA(世界マスターズ陸上競技連盟)が開発・作成した「年齢別テーブル(WMA Age-graded Table)」から引っ張ってこれるようにしてる。
男性の場合ピークは30歳で計算されている。
40歳のときと5分しか変わらないが、練習をちゃんとして体重増減なしであれば、10年たっても5分しか落ちない、ということだ。
しかし、40歳超えると急降下衰退していく。
40歳のときはほぼサブ3でも、50歳で3時間16分5秒となる。
グラフでは30歳を最下点として加齢とともに放物線状にタイムが増加していくのだろう。
これは恐ろしくも悲しくも現実である。
だからこそ、それなりの年齢でタイム更新していくというのは物凄いことなのだ。
とにかくオレは30歳で、サブ3 2時間55分だった。
それは、とくに何もせず、55歳の今と同じようなライフスタイルで、トレーニングスタイルで出したタイム。
ということは、もっと走り込み、筋トレして、努力を重ねれば2時間30分も夢ではない。
そういう資質を持っていたのだ。
そんな風に勝手に思い込む。
30歳の時、湘南国際マラソンでは優勝候補にいた。
それから25年、雲上人となりオレはまだ走っている。
まあIFの世界だけど、そう考えるとラン経験の少ないオレではあるけれど、
ポテンシャルとしてはレジェンドランナーっつうことだ!
なかなか夢がある、楽しいツールだよ。