ガーミンの上位機種にVO2maxを計測する機能がある。
インプットされている体重とランニング中の心拍、速さや距離やピッチから算出するんだろう。
実際トレッドミルを走りながらの給排気から酸素を計測するのとどのくらい差があるかはわからない。
でも、まあいちおの目安にはなるだろう。
自分の場合は53。
(ちなみに川内優輝は82、瀬古利彦は84。バケモンっすね。)
この最大酸素摂取量がマラソンタイムに大きく影響するのは既知。
走力、走法なんかのテクニックは別にして、最大酸素摂取量とタイムとの関係はいろんなサイトで検証されている。
結論から言えば、タイムを縮めるのに、最大酸素摂取量が足りてれば、もっとタイム短縮できるし、摂取量が不足していればそれを増やしてあげないといけない。
最大酸素摂取量が足りないのに、いくら気合を入れても、いくら良いシューズを履いても限界があるということだ。
自分の場合の計算例を記すので、最大酸素摂取量がわかっていれば是非計算トライしてみてもらいたい。
最大酸素摂取量 VO2max 53
体重 56キロ
マラソン自己ベスト 3:20:10
1分間の最大摂取量 53×56kg=2.968L
酸素1Lで生産できるカロリーは5kcalとする。
1分間で2.968×5kcal=14.84kcalのカロリーを生産。
1キロ走るのに必要なカロリーは体重と同等のカロリーなので56kcalとする。
14.84÷56kcal=0.265km=265m/分 ・・・①
酸素を最大限に摂取できる身体環境下では1分間で265m走れるということ。
フルマラソンタイム 3:20:10 ▶ キロペース 4’45”/km = 4.75/km
1000m÷4.75=210.5m/分 ・・・②
理論上は1分間で265m走れる① 実際は210.5mで走った②
②÷①=80%
フルマラソンでは自己の心肺機能の80%で走ったという結果。
一般にフルマラソンは75%で走ると言われている。
だから自分のタイムが75%以下ならもっと追い込めるということだ。
自分の場合、最大酸素摂取量が53のままで90%まで出すとする。
これ確実に根性の問題。
90%出し切ったとすると、逆算してキロペース4’12”
フルマラソン予測タイムは、2:57:13
サブ3達成!
でも10キロ地点で、たぶん心臓破裂して死んじゃう気がしますな。
まずはキロ4:12で5㎞走り続ける努力からかな~
僕は計算力がないから、キロ4分で走り続ける体力をつけることにまずは、集中します。