Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

オッパイさんの風俗飲食業~湘南スタイル vs. 新橋スタイル

2007-07-19 12:25:49 | ThinkAbout..
このブログは、シモネタやウンチ系の記事になると一気にカウンターが上がる。
オイラ的には望むところではない。
むしろ書きたくはない。
しかし、今日書きたいことがある。

オイラの会社のオッパイさんのことだ。
オッパイさんとはよくランチを一緒に食べる。

小柄だけどなかなかいい女で、日本語含めて3ヶ国語を自由に操る才女だ。

彼女は飲むと必ず自分のオッパイを自慢する。
いかに形がいいか、いかに大きいかだ。

話しながら時折ダッチュウノスタイルをする。
どうしたんだろう?あの二人組み。だっちゅうの。

夏になるとオッパイの下(アンダーバストって言うのか?)に汗もができて大変らしい。
汗もができるほど大きいというのを強調したいらしい。
きつめのブラウスを着るとボタンがちぎれ飛ぶとか、
すれ違う男性の視線が気になるとか、
PCに向かうときは、デスクにオッパイ乗っけるとか、
いい加減にしろ!と言っても話をやめない。

そんなオッパイさんには夢がある。
『R's BAR』の2号店の店長になることだ。
企画がよければ2号店を任せる、とRがオッパイさんに約束したのだ。

オッパイさんが言うには、普通の店はイヤだという。
そこで彼女、いろいろ考えた挙句、『噛むサービス』を思いついた。

彼女はランチを食いながらオイラに聞いた。
『。。。。というわけで、副業で飲食やりたいんですけど、
サービスでお客さんを噛もうと思うんですよ♪』

唐突な切り出しに、鼻からトマトとモッツァレラのパスタがモッツァ!と出てきそうになった。
オッパイを売り物にする女だけに声が大きく、
まわりの食事中の女子社員が『へっ?!?!?!』って顔をした。

『どこ噛まれたいですか? 肩は間違いないですよね』
『肩は当然だよな。でも噛まれるなら腰骨でしょ!』
『ですよね、ですよね♪ あとはですね、ヒザですよね♪』

まわりの女子社員の耳はダンボになり、口が半開きになり、目がトロ~ンとした。
(してねっつうの!)

オイラは考えたが、人間の口のサイズからすると3箇所しか思いつかない。肩、腰、膝。
共通点は『骨』で、痛い気持ちいいがよろしい。イタキモである。

キムタク。ジミヘン。サトエリ。エノスパ。ウラパー。フリスタ。イタキモ。


いろいろと収益に繋がることを話しあったが、一つ問題があった。
それは『風俗』という問題だ。風俗性が強すぎる。

『それってさ、どう考えても風俗じゃん』
『違いますって!ヘアーサロンでシャンプーの後に肩揉んでくれるでしょ。
あれと同じですってば。』
『じゃあ、女性客も噛んであげるわけ?』
『もちろん』
『でも女性客は女性には噛まれたくないんじゃない?』
『確かに、言われてみればそうかも。
でも、女性客をお店の男の人が噛んだら、連れが男性なら怒るしな~』

オッパイさんは、店の名前を『湘南カミカミパブ』とまで考えた。
しかし、どうやら実行は難しそうである。


場面変わり、数日後の夜、新橋で働くMさんが、
携帯で撮った動画をオイラに見せてくれた。
場面は新橋のビアガーデン。どこかの屋上らしい。
画面にいきなりトップレスTバックのロシア人が現れた。
Mさんや、その友だちはロシア人のオッパイに顔を埋め、
さらにはオッパイビンタを受けていた。
動画出演者の男性連中は鼻の下が100メートル伸びていた。

バカ丸出しだけど、とてもうらやましい限りだ。
ビールや枝豆の他に1000円出すと彼女が席までやってくるのだという。

Mさん達を見ていると、AV男優は真剣なんだなあとツクヅク思ったりした。
AV男優は『うおおおお!!!』と真剣なんだが、
Mさん達は『うひょひょ~!!』とふざけている。

AV男優が御前崎ウエーブライダーなら、
Mさん達はサーファー艇に競泳パンツと冬用ブーツ、パンツハーネスのイマイチ君だ。

オイラはお店についていろいろ考えてみた。

オッパイ顔埋めビアガーデンでは、冷めたカラアゲや茹で過ぎ枝豆でも商売できる。
カミカミパブでは、噛む行為と飲食の行為がリンクしていないような気がした。

そこでオイラは考えついた。

裸エプロンのお店である。
クリーム色の下地に可愛い花のエプロンで、ちょっとムッチリ系の大昔のレイアードヘア。
決してメイド喫茶ではない。

『こんばんは』
『いらっしゃいませ!お疲れさま~♪』
これほどの癒しはあるだろうか!

でもやっぱり女性客が問題になる。

解決策を講じた。
カウンターの中には裸エプロンさんとマサイ君である。
サヤ付きである。

見つめあう恋~ウンコするアナタから目が離せない!

2007-07-17 17:13:25 | ThinkAbout..
先週金曜日、『R’s BAR』に行った。
台風サーフライドの後のビールタイムはR'sである。

閉店間際オイラが帰ろうと思ったとき、酔っ払いのご機嫌オヤジがやってきた。
オヤジは相当酔っ払っていていたが、どちらかというと『いい酔っ払い』風だったので、
店主の彼女はオヤジをカウンターに座らせた。

オヤジは48歳で、バレーボールのセッターだったと自慢を始めた。
みんなが無視しても一人でベラベラしゃべる男で、
しゃべりながら吸いかけの火のついたタバコを、
椅子の上のカバンに放り投げるほどファンキーに酔っていた。

『おおおお!!!アブねー!オジサン、かばん燃えちゃうよ!!』
帰ろうとしたオイラは心配で帰れなくなってしまった。
オヤジの目は完全に逝っていて、寝てしまった友達のマブタに書いた目玉のような目で、
それがオイラのツボに入った。
もう顔見てるだけで笑っちゃうのだ。

オヤジは、バレーボールの猫田は凄かった。。。と感慨深く語り始めた。

『あ、猫田ってオレの大学時代の後輩で、オレがコーチしたことあるよ』と言ってやった。
オヤジは脳天に雷が落ちるほどビックリして、マブタに書いたような目玉をグルグルさせた。

『あいつの天井サーブはオレが教えてやったんだ』とオイラが言うと、
『そうそう、それって有名な話ですよね!』と彼女が話を合わせ始めた。

酔っ払いデッケー態度のオヤジは急に腰が低くなり、最高のイジラレキャラになっていった。

『えええええええ!!本当っすか?ご主人!』
オイラはそのオヤジから、ご主人って言われた。
旦那、とか、社長!とか、先生!と同じ感じの、飲み屋で初対面の男に使う尊敬語だ。


そこへ、P家隣のKがやってきた。
Kはオイラと同い年でとても濃いーキャラの持ち主で、最近よく一緒に飲む機会がある。
話し出すと止まらない。ノンストップトーカーである。

家の2FからP家のバルコニーに侵入してきて『飲みにきたよ!』といいそうな感じです。



『いやー、さっきまで合コンやっててさ、女の子が辻堂なんでさ、一緒に電車に乗ってきたわけよ。
そしたら電車の中で、あと10秒で駅につくってとこで、オレの腕にゲロだよ、ゲロ!
あークセーよね!ね、ね、クサイよね!あー、クセー!』

なかなか賑やかな男である。

店のムードメーカーはマブタ目玉オヤジから、一気に腕ゲロKに変わった。
話に入って来れなくなった目玉オヤジはトイレに入った。

オイラはKに合コンが気になり内容を確認すること3,4分。
目玉オヤジがトイレからなかなか出てこない。
彼女が不安がる。
『ねえ、Kさん、トイレ見に行って来てよ。倒れてたら大変。』

『はいよ!』
Kは元気良くトイレに向かった。
誰しもが、Kはトイレのドアをノックして『ダイジョブですかー?』と言うと思っていた。
しかし、彼はノックもせず、いきなりドアを開いたのだ。

トイレの中で、目玉オヤジはパンツを下ろし、しっかり便器にすわりウンコしてた。

店の構造上、ウンコ中の目玉オヤジとカウンターの中の彼女が見詰め合った。
Kは状況がうまく飲み込めず、ドアをなかなか閉めることが出来なかった。

店の時間がいきなり止まった。
止まってた時間は10秒のような気もするし、5分だったような気もする。
目玉オヤジは『時をかけるウンコおじさん』になっていたのだ!
そのとき、ケツからぶら下がるウンコも寸止めを食らっていたかどうかはわからない。

Kは何も言わず、そっとドアを閉めた。
心苦しいトイレットペーパのカラカラ音と、悲しい限りの水洗の音が店に響いた。

目玉オヤジは何もなかったようにカウンターに一度腰掛け、
小さな声で、『お勘定お願いします』と言った。

目玉オヤジは少しだけタバコの火で燃えた書類の入ってるカバンを手に取り、
店の階段をよろけながら下りていった。
Kが彼の肩を支えて下まで一緒に降りてあげた。
オヤジは2Fから見下ろす我々に深々頭を下げ、
後ろから来るタクシーに轢かれそうになりながら駅を目指して雨の中千鳥足で去っていった。

やがて店にはオイラとKと彼女が残った。
ウンコの流れた後の店にJAZZが再びBGMで流れ始めた。

『Kさん、あなた絶対おかしい!普通ノックするでしょ!』
彼女は笑いながら怒った。

『いや、ドアにロックしてない目玉オヤジが悪い!』
子供のような言い訳でKは笑いながら反論した。

『オレもさ、あのオヤジおかしいと思う。あんなに泥酔しててウンコするのは変だ』

飲みに来て、ウンコして、見詰め合って、結局はみんなに幸せを残していった目玉さん。。
ご家族が知ったら悲しむだろうなあ。

外では台風4号の風がブンブン吹いてた。

グランドスウェル2!!~祝浜降祭

2007-07-16 23:51:32 | surfin'



今日は海の日、浜降祭。
各神社を夜中に宮出しした神輿が西浜に夜明けとともに集結する。
昔は神輿を海に叩き込むという荒っぽい祭りだったらしい。
(今は出費を抑えるために担いで入る)


朝、この祭りを見に西浜へ行く。
祭りは威勢があっていいが、もっと威勢がいいのは海だった。
台風4号の過ぎ去った海面は余裕でトリプルある。

家に帰り、また一眠りして正午にパークに向かう。
【本日のパーク画像】

あるある!頭オーバーのモンスターセット!

会社の女の子とボードウオークで会い、一緒にパドルアウトする。

しかし、ドシャドシャの波で一瞬にして彼女の行方がわからなくなった(ーー;)

それから二度と会うことはなく、後半、代わりにYッシーがスタンドアップでやってきた。
いや、いや、目立つ目立つ。
ロングが待つ1枚アウトから乗ってくる。
インサイドのショート連中は可愛らしい女の子のライドに釘付けになる。

沖で彼女のスタンドアップを借りるため、道具をチェンジする。
台風ウネリのアウトでしばしレクチャーを受ける。

立ってみる。グラグラですやん(ーー;)
何度も何度も転ぶ。立てたどころでパドルが使えない。
波が来る。パドル開始。

れれれ???勝手に右に行っちゃう。オレは真っ直ぐ行きてーのだ!
ウインドより難しくね??

結局、昼から5時半ころまで海に浸かりっぱなしだった。

2日間、いい波を頂いた。身体ボロボロですやん。

波、万歳!

グランドスウェル!!

2007-07-13 21:39:59 | surfin'
13日、金曜日、定時退社で海へGO!

南風と上げいっぱいでボヨボヨ気味。
しっかし、アウトから頭半のセット!

ジュンさんや、G氏、Mプロ、あんどベアー関係者。

久々のデカ波で絶叫して乗った。
まるで大ジェットコースター。

巻かれたら20秒は海面に出てこれない。

明日土曜はどうか??
朝からクローズか?
それとも朝の北風で乗れるのか?

ただ、明日乗らなくても月曜はおそらくBEST DAY!

んんんーーー!
ウインドも楽しいけど、波乗りもやめらんねー!!

そうそう、明日の午後からは外出しないほうがええよ。
雨がすごそうだよ。

風の歌を聴かせて

2007-07-12 12:34:39 | ThinkAbout..
遥か昔、10代半ば、高校の『倫理社会』という授業で、自由研究の発表があった。

今でも覚えている。
僕は、『表層意識と潜在意識』というテーマで発表をした。


当時、僕は、(誰でもそうだろうが)多くのことに純粋に疑問を持つ少年だった。
死のこと、宇宙の果てのこと、前世のこと、神様のこと、精神のこと。
僕が最も嫌だったのは、それらが科学的に証明できないことだった。
僕は生まれついての理数系で、全ては数値に置き換えられると真剣に思っていた。

実は今でも若干は思っている。
(人間の心は神経を伝わる電気信号で成っているのだから、0と1のデジタル信号だ)

脳という有機の細胞群には血液と酸素が送り込まれ、
同時に視覚聴覚触覚嗅覚の情報から、思想とか思考とか計算とか喜怒哀楽が生まれる。
当時の少年の僕にはそれが不思議でたまらなかった。

たまらなさを決定づけたのは、人間の生エネルギーは電気であるという事実を受けてからだ。
動物というのは、完璧なハードウエアで神の領域のマシーンだと思ったのだ。

とにかく『意識』というものに興味を持った思春期真っ只中の少年は、
図書館に出かけてその手の本を読みふけた。
『表層意識と潜在意識』という本はそこで見つけたのだ。

その本にたどり着くまで、実は理由がある。

何故、我々の心臓は勝手に動いているか、何故勝手に肺は呼吸しているのか、
そして何故心と心は伝わるのか、、、

その疑問にヒントを与えてくれたのがその本だったのだ。

そしてその答えは潜在意識だということにたどり着いたのだ。

少年にはそれがいささか衝撃的で、だから研究発表の題材になった。

表層意識というのは、我々の感情を司る個々のものだが、
その深層には動物の生体を司る意識が存在する。
群れを成したり、交尾をしたり、つまりは特性を決定付ける太古の記憶とリンクする意識だ。

西新宿のビルを思い出すといい。
ビルは我々個々の意識だ。
高いビルは計算高さや周到さを表し、地階の深さは精神性を表す。
そしてビルとビルを繋げる陸地こそ潜在意識とされるものということだ。

我々は繋がっている、全てのものは繋がっている、
という言葉を簡単に説明するとそうなるということだ。

だから、未知のことや不可解な出来事が科学的に説明できないのは、
ベースに『繋がり』を持ってきていないからだ。

西新宿の地面は、どこかで海に繋がり、大気にさらされ、やがて消滅する。
宇宙の一部なので、地球という天体はそのうち無くなる。
宇宙の歴史からいうと、地球は蚊の一生に過ぎない。

なんで宇宙が出てきたかというと、潜在意識の行き着く果ては宇宙意識なんだな。
それは摂理という。

もし、何らかの宗教に入信するとしたら、(僕は無宗派)、パンフレットや集会所の壁に
銀河系なんかの宇宙が書かれている教団がいい。
他人の血を輸血しないとか、仏壇は飾りまくれ!というバカなことは言わないだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハートフィールドの作品の一つに「火星の井戸」という彼の作品群の中でも異色な短編がある。

ある日、宇宙を彷徨う一人の青年が井戸に潜った。
彼は宇宙の広大さに倦み、人知れぬ死を望んでいたのだ。
下に降りるにつれ、井戸は少しずつ心地よく感じられるようになり、
奇妙な力が優しく彼の体を包み始めた。

風が彼に向かってそう囁いた。
「私のことは気にしなくていい。ただの風さ。もし君がそう呼びたければ火星人と呼んでもいい。
悪い響きじゃないよ。もっとも、言葉なんて私には意味はないがね。
風の歌を聴かせてくれと言われたら聴かせるよ。それだけさ。」
「でも、しゃべってる。」
「私が? しゃべってるのは君さ。私は君の心にヒントを与えているだけだよ。」

このエピソードには、「井戸」と「風」という2つのキーワードが登場する。
そしてこの2つの語は対立的に扱われている。
このうち「井戸」のほうは、明らかにフロイトのいう「イド」
つまり精神分析的に想定された自我のことである。
「下に降りるにつれ・・・・・」という一文は、
無意識の世界に降りていくときの安らぎの気分を表している。
一方、青年が井戸からふたたび地上に出たときに、語りかけてきた「風」とは、
いわばユングのいう集合的無意識の声であるといっていい。
「しゃべってるのは君さ。私は君の心にヒントを与えているだけだよ」という表現は、
その仕掛けに注目させるための、まさにヒントである。