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プリウスにドライブレコーダを ~プリウスのカスタマイズ その5~

2013年02月28日 | プリウス カスタマイズ

車の事故の際に問題になるのが双方の過失割合ですね。どちらも自分に有利になるよう主張するので交渉は面倒です。
もちろん、事故のないように運転するのがなによりですが、貰い事故もあります。

そんな時に決め手になるのがドライブレコーダ。

そのためタクシーなど営業車の装着率が高いとのことですが、ドライブの記録にもなるので、私は以前からつけたいと思っていました。

いろいろな機種が販売されていますが、私にとって選定は簡単でした。

以前プリウスの点検の際ディーラーにあったパンフで知ったアサヒリサーチの「ドライブマン1080」です。

トヨタ共販でも扱っているとのことで、ディーラーでも有料で取り付けてくれるところもあるようです。
一口にドライブレコーダといっても千差万別、ETCやナビの誤作動を起こすノイズの出るものや、信号機のLED表示が撮影間隔と同期して映らなくなるものがあるとのことですが、この商品では少し信号灯がちらつく程度で、有害なノイズもなく安心です。
中には衝突時の衝撃を感知したらその前後の映像だけを記録する機種もありますが、私が買ったのは運転中常時録画するタイプです。

SDカードをパソコンに差し込んで動画再生することも可能です。(ただし我が家のパソコンで滑らかに再生できたのはSONYのDuo11だけ。フルハイビジョンの再生は結構パソコンのパワー、とくにグラフィックのパワーが必要ですね)

画質は1920×1080のフルハイビジョンだけあってきれいです。前方を走る車のナンバープレートもくっきり鮮明。
同メーカーの1280×720バージョンもありますが、少しでも鮮明なほうが吉と、1080にしました。

取り付けの際に気になったのは電源コードの取り回しです。
装着場所がルームミラー周辺となるので、電源コードがブラブラしていると見苦しく気になりますね。でもやってみなければ始まらないので、作業開始しました。
今日(2月28日)は暖かで絶好の施工日和♪(そんな日和があればですが)。

まず第一に決めなければいけないのがカメラの取り付け場所。
製品添付の「装着ガイド」では、
1.運転中の視野の障害にならない位置
2.フロントガラス実長の上から20%の範囲
3.室内ミラーの方向調整しても接触しない位置
4.ワイパーで水滴が拭き取れる位置

となっています。

要するに視界を妨げないよう法に定められた範囲内に設置しなければなりません。
なのでフロントガラス中央部のできるだけ上のほうで、ミラーの操作に邪魔にならない位置ということです。プリウスの場合ではミラーの左側・ドット・パターンのグラデーションプリントされたところにブラケットを張り付けることになります。
ブラケットの固定は両面テープ。予備が1枚付いていました。





私が買ったのは「車載用電源ケーブル」付のフルセットなので、ACアダプタが付いていました。これをカメラに接続して、実際にモニタで視野を確認しながら場所を決めました。
ACアダプタは安いシンプルセットには付いていませんが、別途5V1Aの電源が用意できる人は、それを使って一般的なUSBケーブルで給電すれば、モニタで視野が確認できるかもしれません。ただ私が試したところでは、普通のUSBケーブルではダメでした。
ブラケットで調節できるのは上下方向のみなので、左右の撮影範囲の確認がキモです。
できるだけセンターよりの設置がいいのですが、ミラーに当たらないように気を付けましょう。


位置が決まったら、電源コードの取り回しです。
カメラを装着してコードを接続し、ミラー部近くから天井パネルとガラスとの間に電源コードを押し込みながら右Aピラーまでたどり、Aピラー上部に接する天井内装材のエッジ内にコードを押し込みつつドアの開口部までもっていきます。コードはあくまでAピラーのエアバッグを避けることにして、天井内装のエッジ部を通しました。
押し込むのにプラスチックのヘラのようなものがあると便利です。私は住宅用コーキング剤付属のヘラを使いました。

Aピラーガーニッシュ内にはエアバッグが入っているし、Aピラーガーニッシュ自体取り外すのにかなりスキルが必要なので、私のような不器用なものには無理です。固定している数か所のアンカー部を損傷させたら後から異音に悩まされるのが目に見えていますし。^_^;





そのため、今回は天井内装材の端から、コードをドア部のドアオープニングトリムウェザーストリップ(長い名称です)まで渡し、その中に入れて、そのまま下まで通して足元のアクセルペダル上部のカバーの中で電源につなげばOK。
余ったコードはきちんと束ねてワイヤーハーネスと一体にしてタイラップで固定。ドアオープニングトリムウェザーストリップはAピラーガーニッシュとは別体で固定方法も別ですから、エアバッグ作動時にも外れたりしないと思います。







私は既設のレーダー探知機の電源コードの+側にエレクトロタップで割り込み、アース線は近くのボルトに端子を固定しました。車のキー操作に連動するアクセサリー端子ならどれでも接続すればいいということです。カー用品店で売っているコード付ヒューズをヒューズボックスに差し込んで+電源を取り出す方法でもいいでしょう。
今回電源を取ったレーダー探知機の電源はそうしました。

すっきり配線できて、仕上がりはプロ並み、とは言えませんね。(笑)

早速走行テストです。キー・オンでレコーダが起動し、すぐ自動的に録画を開始します。

家の近くを一周して録画して、パソコンで映りを確認しました。鮮明に撮影されていて満足しました。
↓後日花の文化園に行った時の動画の縮小切り出し画像です。モザイクをかけていますが、実際はナンバープレートもくっきり鮮明です。




付属の8GBのSDカードが不要な人は、前記の「シンプルセット」を購入して、自分で適当な容量のSDカードを買うほうがいいでしょうね。
私も付属のSDカードはデジカメに回して、手持ちの16GB(最大32GBまで使用可能)のカードを入れています。

ただ、フロントガラスが着色されているので、せっかくのきれいな映像が薄い色のサングラスをかけたように色かぶりしているのが残念。普通のデジカメのホワイトバランス調整機能のようなものがあれば軽減できるのにと思います。ファームウェアの更新で対応できませんかね、メーカーさん。

ドライブレコーダの装着でプリウスのカスタマイズはひとまず完了。自分の運転が常時記録されるので、装着後は無意識に安全運転するようになりました。^_^;

ただし、上記の方法はあくまで私の個人的なやり方ですから、あくまで参考程度にとどめて、決してマネしないでください。

コメント (2)
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