本当に久しぶりの宝塚です。なにしろ前回の観劇は星組公演なので2か月もの空白。これが100周年かと思うほど足が遠のいています。(笑)
ということで久々の大劇場なので、観劇日が近づくにつれて(ひいきの組ではなくても)だんだん期待が高まってきました。
観劇当日、朝食をとりながら、いつものとおり高速道路の渋滞情報をチェック。そして画面を見て大ビックリでした。阪神高速の2か所で渋滞が発生! それもかなり長い区間です。まあとにかく少しでも早く出かけようと、あわてて車に乗り込みました。
これが悪夢の始まりでした。
高速に乗る前の25号線でもすでにいつもより車が多く、焦りながら阪神高速へ。
阪神高速松原線に入ってしばらくすると、車が増えてきて、まもなく電光表示板に「池田まで120分」の表示。別々の原因の2か所の渋滞がつながってしまって、渋滞区間がさらに長くなっています。大阪市内に入っていない段階ですでにノロノロ運転になっていたので、表示を見た時点で9時45分をまわっていました。
普段でも宝塚へは阪神高速池田線・終点からさらに15分ぐらいかかりますから、大劇場到着は開演時間を1時間も過ぎた12時になってしまいます。
それで、このまま高速道路を行ってもどうしようもないので、直近の「文の里」出口で降りて、一般道で大劇場を目指すことにしました。
といっても、文の里は大阪市の南東部ですから、最低淀川を渡るまでひたすら一般道を走らなくてはなりません。
高速を降りても、大阪市内はいつもどおりの交通量で混んでいました。でも動いているだけマシ。ナビを頼りに、祈るような気持ちでプリウスを走らせました。もう二人ともものすごいストレスです。口数も減ってきていました。
なんとか新御堂筋を経由して淀川を渡り、そこでナビで「高速優先」でルートを再検索。
池田線の豊中入口に行けとのナビの指示に従ってしばらく走ると、見慣れた豊中入口につきました。高速に入るとウソのような車の少なさ。そして中国自動車道も渋滞なしで、なんとか屋内駐車場に滑り込んだのが10時56分。
場内でトイレを済ませて、大劇場に向け車いすをフルスピードで押して、劇場入り口到着が11時3分。もちろんもう始まっていました。とてもじゃないけど本来の席(8列上手側)には行けないので、スタッフに頼んでドア横の車いす席へ。幸い二人分空いていたので、なんとか観劇できることになりました。本当にヤレヤレでした。
舞台はちょうどパックの誕生場面が終わろうとするところでした。
ということで、観劇での遅刻経験でいえば(笑)、ほぼ『イーハトーボの劇列車』と同タイミングでした。途中の車内での、焦りと絶望感(笑)も同じでした。
ということで、ようやくの感想になります。(殴) 少々ネタバレありなので、未見の方はスルーしてください。
いつものとおり画像はタカラヅカスカイステージの「Now on Stage」の録画を再生したものをデジカメで撮影したものなので画質は悪いです。(^_^;) そして敬称略です。
パックの初演はもう二昔以上も前のことですが、なんといっても涼風真世と麻乃佳世のコンビが絶品で、今でもその印象は鮮やかに残っています。(といっても、細部はほとんど覚えていなかったことが今回判明(^_^;)
で、大体いい作品は初演を超えられないというセオリーを信じる私としては、それほど出来については期待していなかったのですが、これがなかなかの佳作になっていました。リピートとまではいかないし、プログラムも買っていませんが、一度は観るべき作品としておすすめできる芝居になっていました。(説得力ないなあ。^_^;)
でまずパックの龍真咲から。
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これまでどうも私には合わない人なので、トップ就任では二作目の観劇ですが(ただ第一作のベルバラはみりお目当てでした(殴))、今回の芝居はよかったです。
芝居もこれまでと違って自然で、セリフも気にならず、歌がこれまでのドヤ歌風ではなく(殴)、細やかな感情のこもった歌い方で、「へぇー、こんな歌い方もできるんや」と見直しました。役柄からかなり無言を強いられる場面が長いのですが、妖精らしくみせようと健闘していました。耳がかなり目立ちますが、涼風の時もあんなに長かったのかな。
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愛希れいかのハーミアもよかったです。がんばってセカンドサイトを持つピュアな少女になっていました。
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この人も男役トップと同様に、私にはあまり合わないなと思っていたのですが、今回は素朴で純粋な感性を持った役柄をうまく演じていて、好感度大幅アップ。
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貴族のグレイビル家ですが、没落していって衣装も普通になっていきます。結局家屋敷はナショナルトラストの管理下になっていくのでしょうね。(笑)
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でも基本的に控えめな印象の役なので、どうしてもヘレン(沙央くらま)のほうが目立っていました。
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両手に花?ですね。
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もともときれいな顔ですが、出てきたときはしばらく誰かわからなかったですね。女役がぴったりで、これなら早く女役に性転換したほうがいいかもと思ったり。(殴)
大体男役から変わった娘役はみんな個性がはっきりしていて成功していますからね。
今回一番目立っていたのはホテル王の息子ダニー役の美弥るりか。大体いやな奴というのはインパクトがあっておいしい役ですが、今回の芝居でも儲け役でしたね。
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くっきりはっきりな顔立ちなので、演技に説得力が増します。歌がもう少し伸びれば言うことなしです。
貴族が没落し、替わって大資本が支配するようになった世相をよく表しています。
逆に同じく貴族の御曹司・ラリー役の凪七瑠海はちょっとものたりない役。典型的な脇役で(最近のタカラヅカでは劇中で楽器を弾く役というのは軽い役まわりみたいな傾向が‥(笑))、あまりしどころのない役です。昔と違って貴族といっても称号だけなので実生活は普通です。
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まあ美人のヘレンと一緒になったので、最後はそれほど可哀そうでもないかも。
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ダニーと同様に目立ったのが、森番の息子・ボビーの珠城りょう。おいしい役でした。ショーでもいい出番をもらっていて、トクしていましたね。
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観ていて、劇団がかなり売り込んでいるなあという感じが強かったです。そして珠城りょうもパワフルな演技でそれにこたえていました。
芝居の設定とはべつに、個人的に気に入ったのが妖精の王オベロン役の星条海斗です。まったく余談ですが、以前に「メリー・ウィドウ」の千秋楽のスカステのニュースで見た彼女の挨拶が強烈な印象で、それ以来ずっと気になる存在です。(笑)あ、その前のベルバラの衛兵隊長の好演の印象もありますね。
とにかくその挨拶、北翔海莉に対する感謝の言葉が尋常ではなく、それにつられて北翔海莉もホロリとするほど。こんなストレートに感情を出した挨拶は初めて見ました。それで大幅に好感度アップした状態で観た今回の芝居なので、ずっとオペラで追っていました。(笑)
なんとも貫禄十分な王様です。
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今回の「パック」、全体の感想としては、やはりうまい展開で脚本・演出とも間延びのしたところもなくてさすがですが、テーマの一つである環境問題が今となっては少し鮮度が落ちているのは、時代の変化で仕方がないですね。
初演の後、同じ演出家の「ルナ」とか、他にも熱帯雨林の乱開発だとか、同じようなリゾート開発を題材とした「ステラマリス」とかがあっていささか陳腐化した題材ですが、22年前にその先鞭をつけたという点では演出家の意図は大したものです。
それと、初演では演出家がその時のトップコンビに宛書して脚本を作るので、ベストな出来になってしまい、それを超えるのは難題ですね。
あと、運動会ネタのアドリブも入って、笑いを誘っていました。
今回の観劇ではショーのほうが楽しめました。
構成はタカラヅカ定番のものですが、衣装やセットのセンスが光っていて(レーザー光線で(殴))、構成もメリハリがあってよかったです。「イメージの結晶」というコンセプトで、舞台に据えられた大きな水晶のセットが目を引きました。
ショーでは自動人形の場面と、『しずくの結晶』が印象に残りました。
ショーでも沙央くらまが目立っていて、きれいです。
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それと人形役の愛希れいかが頑張っていました。大健闘! ダンスの力量を再認識しました。
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最後に人形が人間になるかと思っていたらそうならずプチ残念。(笑)
「しずく‥」では星条海斗のソロがよかったです。その前の場面でいなかったのでどうしたのかなと思っていたら期待通り登場。安心しました。(笑)
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目立ったといえば芝居同様に珠城りょう。凪七と美弥がセット販売されるのが多いのに(殴)、珠城りょうは単品販売(笑)。一人で歌うおいしい場面が多くてトクしていました。ただちょっともう貫禄ありすぎかな。
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あとはラテンのデュエットダンスがよかったです。二人のダンスも見ごたえありで、衣装もいい出来でした。
途中の客席降りでは通路側に座ったヨメさんが何度も生徒さんにタッチしてもらって大喜び。
というわけで、恐怖の往路のトラウマも、ショーを観終わったらすっかり解消して、売店でお土産の菓子などを買う余裕もでてきました。現金なものです。(笑)
帰途はスイスイで、快調に戻れました。
久しぶりの宝塚観劇でしたが、やはりいいですね。
今月は怒涛の観劇月間で(笑)、パックの2日後には兵庫芸文センターでこまつ座『きらめく星座』を観て(よかったですよ!)、明日(10月18日)は『炎 アンサンディ』と続き、ただでさえ枯渇気味の脳内リソースがさらに底をつきそうです。でもなんとか感想をアップしたいです。
期待せず(してないしてない)、お待ち下さい。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m
ということで久々の大劇場なので、観劇日が近づくにつれて(ひいきの組ではなくても)だんだん期待が高まってきました。
観劇当日、朝食をとりながら、いつものとおり高速道路の渋滞情報をチェック。そして画面を見て大ビックリでした。阪神高速の2か所で渋滞が発生! それもかなり長い区間です。まあとにかく少しでも早く出かけようと、あわてて車に乗り込みました。
これが悪夢の始まりでした。
高速に乗る前の25号線でもすでにいつもより車が多く、焦りながら阪神高速へ。
阪神高速松原線に入ってしばらくすると、車が増えてきて、まもなく電光表示板に「池田まで120分」の表示。別々の原因の2か所の渋滞がつながってしまって、渋滞区間がさらに長くなっています。大阪市内に入っていない段階ですでにノロノロ運転になっていたので、表示を見た時点で9時45分をまわっていました。
普段でも宝塚へは阪神高速池田線・終点からさらに15分ぐらいかかりますから、大劇場到着は開演時間を1時間も過ぎた12時になってしまいます。
それで、このまま高速道路を行ってもどうしようもないので、直近の「文の里」出口で降りて、一般道で大劇場を目指すことにしました。
といっても、文の里は大阪市の南東部ですから、最低淀川を渡るまでひたすら一般道を走らなくてはなりません。
高速を降りても、大阪市内はいつもどおりの交通量で混んでいました。でも動いているだけマシ。ナビを頼りに、祈るような気持ちでプリウスを走らせました。もう二人ともものすごいストレスです。口数も減ってきていました。
なんとか新御堂筋を経由して淀川を渡り、そこでナビで「高速優先」でルートを再検索。
池田線の豊中入口に行けとのナビの指示に従ってしばらく走ると、見慣れた豊中入口につきました。高速に入るとウソのような車の少なさ。そして中国自動車道も渋滞なしで、なんとか屋内駐車場に滑り込んだのが10時56分。
場内でトイレを済ませて、大劇場に向け車いすをフルスピードで押して、劇場入り口到着が11時3分。もちろんもう始まっていました。とてもじゃないけど本来の席(8列上手側)には行けないので、スタッフに頼んでドア横の車いす席へ。幸い二人分空いていたので、なんとか観劇できることになりました。本当にヤレヤレでした。
舞台はちょうどパックの誕生場面が終わろうとするところでした。
ということで、観劇での遅刻経験でいえば(笑)、ほぼ『イーハトーボの劇列車』と同タイミングでした。途中の車内での、焦りと絶望感(笑)も同じでした。
ということで、ようやくの感想になります。(殴) 少々ネタバレありなので、未見の方はスルーしてください。
いつものとおり画像はタカラヅカスカイステージの「Now on Stage」の録画を再生したものをデジカメで撮影したものなので画質は悪いです。(^_^;) そして敬称略です。
パックの初演はもう二昔以上も前のことですが、なんといっても涼風真世と麻乃佳世のコンビが絶品で、今でもその印象は鮮やかに残っています。(といっても、細部はほとんど覚えていなかったことが今回判明(^_^;)
で、大体いい作品は初演を超えられないというセオリーを信じる私としては、それほど出来については期待していなかったのですが、これがなかなかの佳作になっていました。リピートとまではいかないし、プログラムも買っていませんが、一度は観るべき作品としておすすめできる芝居になっていました。(説得力ないなあ。^_^;)
でまずパックの龍真咲から。
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これまでどうも私には合わない人なので、トップ就任では二作目の観劇ですが(ただ第一作のベルバラはみりお目当てでした(殴))、今回の芝居はよかったです。
芝居もこれまでと違って自然で、セリフも気にならず、歌がこれまでのドヤ歌風ではなく(殴)、細やかな感情のこもった歌い方で、「へぇー、こんな歌い方もできるんや」と見直しました。役柄からかなり無言を強いられる場面が長いのですが、妖精らしくみせようと健闘していました。耳がかなり目立ちますが、涼風の時もあんなに長かったのかな。
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この人も男役トップと同様に、私にはあまり合わないなと思っていたのですが、今回は素朴で純粋な感性を持った役柄をうまく演じていて、好感度大幅アップ。
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貴族のグレイビル家ですが、没落していって衣装も普通になっていきます。結局家屋敷はナショナルトラストの管理下になっていくのでしょうね。(笑)
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もともときれいな顔ですが、出てきたときはしばらく誰かわからなかったですね。女役がぴったりで、これなら早く女役に性転換したほうがいいかもと思ったり。(殴)
大体男役から変わった娘役はみんな個性がはっきりしていて成功していますからね。
今回一番目立っていたのはホテル王の息子ダニー役の美弥るりか。大体いやな奴というのはインパクトがあっておいしい役ですが、今回の芝居でも儲け役でしたね。
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くっきりはっきりな顔立ちなので、演技に説得力が増します。歌がもう少し伸びれば言うことなしです。
貴族が没落し、替わって大資本が支配するようになった世相をよく表しています。
逆に同じく貴族の御曹司・ラリー役の凪七瑠海はちょっとものたりない役。典型的な脇役で(最近のタカラヅカでは劇中で楽器を弾く役というのは軽い役まわりみたいな傾向が‥(笑))、あまりしどころのない役です。昔と違って貴族といっても称号だけなので実生活は普通です。
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まあ美人のヘレンと一緒になったので、最後はそれほど可哀そうでもないかも。
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観ていて、劇団がかなり売り込んでいるなあという感じが強かったです。そして珠城りょうもパワフルな演技でそれにこたえていました。
芝居の設定とはべつに、個人的に気に入ったのが妖精の王オベロン役の星条海斗です。まったく余談ですが、以前に「メリー・ウィドウ」の千秋楽のスカステのニュースで見た彼女の挨拶が強烈な印象で、それ以来ずっと気になる存在です。(笑)あ、その前のベルバラの衛兵隊長の好演の印象もありますね。
とにかくその挨拶、北翔海莉に対する感謝の言葉が尋常ではなく、それにつられて北翔海莉もホロリとするほど。こんなストレートに感情を出した挨拶は初めて見ました。それで大幅に好感度アップした状態で観た今回の芝居なので、ずっとオペラで追っていました。(笑)
なんとも貫禄十分な王様です。
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今回の「パック」、全体の感想としては、やはりうまい展開で脚本・演出とも間延びのしたところもなくてさすがですが、テーマの一つである環境問題が今となっては少し鮮度が落ちているのは、時代の変化で仕方がないですね。
初演の後、同じ演出家の「ルナ」とか、他にも熱帯雨林の乱開発だとか、同じようなリゾート開発を題材とした「ステラマリス」とかがあっていささか陳腐化した題材ですが、22年前にその先鞭をつけたという点では演出家の意図は大したものです。
それと、初演では演出家がその時のトップコンビに宛書して脚本を作るので、ベストな出来になってしまい、それを超えるのは難題ですね。
あと、運動会ネタのアドリブも入って、笑いを誘っていました。
今回の観劇ではショーのほうが楽しめました。
構成はタカラヅカ定番のものですが、衣装やセットのセンスが光っていて(レーザー光線で(殴))、構成もメリハリがあってよかったです。「イメージの結晶」というコンセプトで、舞台に据えられた大きな水晶のセットが目を引きました。
ショーでは自動人形の場面と、『しずくの結晶』が印象に残りました。
ショーでも沙央くらまが目立っていて、きれいです。
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最後に人形が人間になるかと思っていたらそうならずプチ残念。(笑)
「しずく‥」では星条海斗のソロがよかったです。その前の場面でいなかったのでどうしたのかなと思っていたら期待通り登場。安心しました。(笑)
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目立ったといえば芝居同様に珠城りょう。凪七と美弥がセット販売されるのが多いのに(殴)、珠城りょうは単品販売(笑)。一人で歌うおいしい場面が多くてトクしていました。ただちょっともう貫禄ありすぎかな。
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あとはラテンのデュエットダンスがよかったです。二人のダンスも見ごたえありで、衣装もいい出来でした。
途中の客席降りでは通路側に座ったヨメさんが何度も生徒さんにタッチしてもらって大喜び。
というわけで、恐怖の往路のトラウマも、ショーを観終わったらすっかり解消して、売店でお土産の菓子などを買う余裕もでてきました。現金なものです。(笑)
帰途はスイスイで、快調に戻れました。
久しぶりの宝塚観劇でしたが、やはりいいですね。
今月は怒涛の観劇月間で(笑)、パックの2日後には兵庫芸文センターでこまつ座『きらめく星座』を観て(よかったですよ!)、明日(10月18日)は『炎 アンサンディ』と続き、ただでさえ枯渇気味の脳内リソースがさらに底をつきそうです。でもなんとか感想をアップしたいです。
期待せず(してないしてない)、お待ち下さい。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m