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今ガレージにあるバイクは3台です。
31年前!に購入した250ccのスパーダと、16年前に購入した110ccのアドレス、家人が乗っていた2000年式50ccのDio(AF34)です。
スパーダ以外は絶滅したツーサイクルエンジンですが、今も絶好調。
でもね。
スパーダはいつでも手動チョークで一発で始動するのに、自動チョークのツーサイクル2車は寝起きが悪い。
夏場はそうでもないんですが、冬は数日乗らないと、なかなか起動せず、起動しても本調子にならない。
アドレスは始動しても、アクセルグリップを開くとエンストします。
だましだまし5分以上回転を維持した後、ようやく吹き上がるようになります。
なので現役時代はあわや遅刻ということもしばしば。
Dioは、まず15秒ぐらいセルモーターを回し続けてようやく始動するものの、これもなかなか本調子にならない。
焦ってスロットルを開けるとエンスト。
この状態がもう15年以上も続いていました。
ところが先月、問題はあっけなく解決。
ヒントは、以前に某アドレス110マニアな方のサイトでみた、「15秒ルール」の話です。
見たのは夏で、始動困難な季節でなかったので、「ふーん、そうか」みたいな感じでした。
1月初めにたまたまそれを思い出して、あまり期待せずにやってみました。
まずアドレスのキースイッチをオンにして、そのまま20秒ぐらい待つ。
その間にヘルメットをかぶったり、手袋しながら。
で、頃合いを見てセルボタンを押したら。
一発始動でした!!
暖機運転も不要。
アクセルグリップを回すとすぐ吹けあがりました。あっけないものです。
それでDioはどうかと、同じようにしたら。
Dioは走行後日数がたつと、フロートチャンバーのガソリンがなくなるので、ガソリンが満たされるまで10秒ぐらいセルモーターが回したら、同じように始動しました。
これも今までのように暖機運転の必要がなく、そのままスタートOK。
脱力~。
イライラは解消しました。
後で調べたら、15秒は、キャブ本体に組み込まれたチョークバルブを作動させるデバイスが動作する時間のようです。
しかしこんな重要なこと、いずれの取説にも書いてなかった。
ともあれ、これで「何時にても備えあり」な状態になりました。
遅すぎですけどね。