23年前に、現在の建売住宅を買ったときに設置されていたテレビドアホン、使い始めて10年ぐらいでドアホンの押しボタンスイッチが壊れて使用できなくなりました。
それで、日本橋で同種の部品を購入して交換。使用可能となったのですが、交換した部品の接点がヤワなものだったので、5年ぐらいでまた破損。それにこりて、今度は手持ちの不用PCケース用の一回り大きな電源スイッチに交換して、その後は現在に至るまで使用できていました。
ただ、最近になってドアホンからの音声が聞こえなくなり、レンズ部も曇って映像も不鮮明になってきたので、23年ぶりに交換することにしました。問題となるのは通信線ですが、既設の2本線の配線が使えることがわかったので、過日ヨドバシ梅田で購入しました。
買ったのはコレです。27,000円でしたが、ポイントが10%つくので、価格コムなどの値段とそれほど差がなかったのでまあいいかと納得。
そして師走の某日、作業を開始しました。
元のドアホンは今となっては珍しい白黒ブラウン管式のモニタのついたもので、各種の警報機能の備わった商品でした。
でもほとんどどこにも結線されていないので、警報機能は見せ掛けだけ、宝の持ち腐れでした。
しかし今回購入したVL-SWD300KLの親機はその半分ぐらいの大きさ。
なので、旧ドアホンの取付け部が埋めきれずに穴が開いてしまいます。
合板で覆って似たような壁紙をはるのが正攻法でしょうが、そんな面倒なことを私のスキルでできるとは思えないので、ここは簡単に手持ちのアルミ板で覆って、そこに両面テープでドアホン親機の取り付け金具を張り付けて固定することにしました。相変わらずのやっつけ仕事です。(笑)
方針が決まったので、古いドアホンを撤去。警報用に多数の配線がドアホン親機本体の基板とコネクタでつながっていましたが、その先はどこにもつながっておらず、壁の内側で宙に浮いたままでした。なんちゃって多機能です。(笑)
さて古いドアホンは、親機と5C2Vの同軸ケーブルでつながっていました。これは当時のナショナルのドアホンの仕様みたいですね。
その後、普通の通信用の2本の単芯線で配線するように変わったようです。
なので、今回のドアホンも端子形状が単芯2線用になっていました。でも、居間から門柱までの地中配管から既設のアンテナケーブルを抜いて、新たに通信用の配線材を通すのは経路がわからないのでちょっと躊躇してしまいます。ということで、このアンテナケーブルの両端を加工して配線材とすることにしました。
手持ちの2mm厚のアルミ板がほぼ旧ドアホン親機の取付け部をカバーできる大きさだったので、これで塞ぐことに。
で、アルミ板にドアホンとの通信用アンテナケーブルを通す穴をあけて、アルミ板を壁に取り付ける準備をしました。
まずアンテナ線の先に普通の撚り線芯の並行コードを半田付け。
そして、他方の先端は親機の接点に合わせて単線の圧着端子を付けました。
親機裏にある接点部の小さなボタンを押しながらコードの圧着端子を差し込んで接続。
私は有資格者ではないので電源は直結せず、近くのコンセントから給電することにしました。
下のような姿になりました。左にぶら下がっているのは例のガレージのリモコンです。^^;
次にドアホン部の作業です。
旧ドアホンを撤去してから、
白いものはケーブル接続部の防水のためのシリコンコーキングの名残です。
同軸ケーブルの先を加工して新ドアホンに接続しました。今回も接続端子とケーブルにはコーキング処理しました。ちなみに2線には極性がありません。
そのあと、2階の子機も撤去。ただしカバーだけはそのままにして穴が開かないようにしています。その近くに添付のワイヤレスモニター付き子機を設置しました。
これで作業は完了。親機のコンセントを差し込んでテストしました。親機のモニターボタンを押したら、ちゃんと絵が出ました。
前の道路を走る車もその音も確認できました。ワイヤレス子機とのカップリングもいとも簡単でした。ドアホンのレンズの位置が新旧でやや異なりますが、無調整でOKでした。しばらくしてヨメさんがデイケアから帰ってきたので、私が屋外に出てドアホンのボタンを押して作動を確認しました。
このテレビドアホンは、来訪者が呼び出しボタンを押すたびに静止画が自動的に8枚録画されます。また親機からの操作でも録画可能です。
白黒からカラーになり、他にも便利な機能がついているので、23年の進化がよくわかりましたね。
たった2本の線で、音声のやり取りやドアホンへの給電、映像信号や呼び出し信号の送信が行われるわけですから、映像へのノイズなどの影響も気になるところですが、そんな心配は無用でした。
まあ今時のデジカメの背面液晶と比べたらややピントが甘い印象を受けますが、暗い時はLED照明が点くなど、実用上は十分です。
さて、このドアホンが寿命になるまで、今度は私自身が持つかどうか。(笑)
昨夜(12月15日)たまたまパソコンでグーグルアナリティクスでブログのリアルタイム・アクセスを表示させていたら、突然来訪者が跳ね上がっているのを発見!
普段はリアルタイムのアクセス数では数人、多くても7~9人程度という零細ブログ(笑)ですが、このときは(午後11時前ぐらいです)20人近くの訪問者という表示になっていました。
何が起こっているのかとビックリしながら閲覧中のページタイトルを一覧表示させてみたら、「こまつ座第100回公演『頭痛肩こり樋口一葉』を観て」にアクセスが集中していました。
ちょうどその時間帯はNHKのBSで「劇作家・井上ひさし 誕生の物語」が放映(午後10時~11時)中だったので、それを視聴された方がネット検索してたまたまこちらに来られたということでした。私たちも録画中の同番組の最初の部分を後追い再生で見ていたところだったので納得でした。
ドラマのほうはすぐ再生を止めたのでまだ見終わっていませんが、主人公には黙阿弥オペラの浪人を好演した北村有起哉が起用されていて、チラ見しただけでもいい「井上ひさし」(笑)だったので、続きを見るのが楽しみです。
で、そのアクセス結果を今日の朝gooのアクセス解析で確認したら、以下のようになっていました。
当該ページの15日のアクセスは72で、上から2番目のアクセス数です。
ちなみに前日は↓のとおり、20位にも入っていませんね。
で、グーグルアナリティクスの時間別サマリーでは、はっきり集中している時間が見て取れます。
ただ、「こまつ座第100回公演『頭痛肩こり樋口一葉』を観て」のアクセスが最も多かったのは別の日でした。
それは12月2日で、こんな数字になっています。↓
これ、ページあたりの1日のアクセスでは当ブログ最多記録です。(笑)
当初は、なんで記事をアップしてからかなりの日数が過ぎているのにこんなに多くなったのかは疑問でしたが、これまた時間別サマリーで一目瞭然でした。(笑)
ご覧になられた方はお分かりだと思いますが、上記サマリーでのピーク時間帯に、これもNHKのBSで、こまつ座第100回公演「頭痛肩こり樋口一葉」が放映されていたのですね。これ、事前に全く知らず、このアクセス結果を見てからわかった次第で、本当に残念でした。録画したかった!(泣)
それにしても、テレビの影響力はすごいです。とくに後者の番組の放映は深夜でしたが、多くの方がリアルタイムに検索されていたのには驚きました。
ちなみに、当ブログで最大アクセス数を記録しているのが「電子レンジのエラーコードH98とは?」で、アクセス数はすでに20,000を超えています。
そして今なお日々記録更新中(上の画像でも2日が26、14日が39、15日が32となっています)で、いかにパナソニック(旧ナショナル)の電子レンジの故障が大規模で長期間発生しているかがよくわかります。
これを放置し続けているパナソニックの企業姿勢には本当にあきれます。
改めて今年観た舞台を振り返ってみたら、20回の観劇でした。結構観ていました。
その中でどれがベストかと考えてみましたが、なかなか難問です。
とにかく一口に舞台といってもジャンルが違うので、単純に比較できないですね。
でそれを考える前にまず今年観た舞台の記事を時系列で古いものから並べてみました。日付は投稿日です。
1. こまつ座&ホリプロ公演「組曲虐殺」を観て 井上ひさしに脱帽です (2013-01-23 19:27:56 | 観劇)
2. 宝塚月組公演 「『ベルサイユのばら』 明日海オスカル編」を観て (2013-02-04 15:53:09 | 宝塚)
3.「祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~」 蜷川バージョンを観て (2013-02-14 00:26:50 | 観劇)
4. 「テイキング サイド~ヒトラーに翻弄された指揮者が裁かれる日~」を観て (2013-02-25 14:59:13 | 観劇)
5. 宝塚花組公演 『オーシャンズ11』を観て感じたこと (2013-03-11 14:25:13 | 宝塚)
6. 宝塚宙組公演『モンテ・クリスト伯』『Amour de 99!!-99年の愛-』を観て (2013-04-01 12:39:08 | 宝塚)
7. アトリエ・ダンカン公演「しゃばけ」@新歌舞伎座を観て (2013-05-11 13:41:55 | 観劇)
8. 兵庫芸術文化センター・「完全姉妹」の不完全な感想 (2013-05-26 00:08:30 | 観劇)
9. 宝塚星組公演「ロミオとジュリエット」を観て (2013-06-28 17:08:40 | 宝塚)
10. 宝塚宙組全国ツアー「うたかたの恋」「Amour de 99!!-99年の愛-」を観て (2013-07-24 12:10:56 | 宝塚)
11. 兵庫県立芸術文化センターで「象」を観て (2013-08-06 12:13:16 | 観劇)
12. こまつ座第100回公演「頭痛肩こり樋口一葉」を観て (2013-08-20 12:06:27 | 観劇)
13. 花組公演『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-/Mr. Swing!』を観て (2013-09-02 13:33:05 | 宝塚)
14. 朗読劇 「藤沢周平『蝉しぐれ』より-永遠の初恋、ふく-」を観て (2013-09-15 11:47:30 | 観劇)
15. 宝塚宙組公演 「風と共に去りぬ」を観て (2013-10-07 13:47:19 | 宝塚)
16. 宝塚バウホール公演「第二章」を観て (2013-10-16 12:36:10 | 宝塚)
17. こまつ座&ホリプロ 音楽劇「それからのブンとフン」を観て感じたこと (2013-10-23 13:05:12 | 観劇)
18. "いのうえシェイクスピア"「鉈切り丸」、絢爛豪華な舞台でした (2013-10-26 15:51:14 | 観劇)
19. こまつ座第101回公演「イーハトーボの劇列車」を観て (2013-11-27 13:39:55 | 観劇)
20. 宝塚雪組公演 『Shall we ダンス?』『CONGRATULATIONS 宝塚!!』を観て (2013-11-30 16:23:38 | 宝塚)
まあ結構観ていますね。やはり宝塚が一番多く、次はこまつ座です。
で、まずそれぞれの記事について、1月から今日12月10日までの間の、1日ごとの訪問者数をグーグル・アナリティクスで集計してみました。ただし、この数はあくまでもグーグルが把握したものなので、gooブログのアクセス解析で調べた実際の閲覧数と比べるとおよそ3割~4割程度少ない数字になっています。
なので、絶対数で見れば順位が逆転している記事があるかもしれませんが、gooのアクセス解析は3か月間のデータしかないので、ページごとの1年単位での正確な訪問者数は把握できません。ということで、以下はあくまでグーグル・アナリティクスでみたこのブログの観劇記事の順位ということになります。
もうひとつ、記事をアップしてからの期間が長いと、当然訪問者数も多くなるので、その点も割り引いて見てください。
それと、もともと観劇記事そのものが私たち夫婦の偏った選択(笑)で観劇した感想ですので、極めて客観性に乏しいということもご理解ください。(笑)
というわけでいろいろ注釈が多くなりましたが、以下訪問者数のランキングです。
ページ別訪問数でトップだったのは6月の星組公演「ロミオとジュリエット」の感想で5,646でした。まあ初演から2度目の公演ですが、やはりトップコンビの人気が反映していますね。
もうかなり以前の記事ですが、今でも少ないながらもアクセスが続いています。
2位は花組公演「愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-/Mr. Swing!」で4,447。私たちは今年のタカラヅカでは1番の出来と思っていたので、順当なところだと思います。本当にもう1度観たいと思った舞台でした。退団発表でさらに人気に拍車がかかっていました。この記事も、公演終了後もコンスタントにアクセスがあります。
全く余談ですが、印象的だったのは東京公演の千秋楽のニュース。
最後のあいさつの中で蘭トムが、退団する春風弥里に対して惜しみないはなむけの言葉を送っていました。最近とみに涙腺の緩い私などは、思わずウルウル。(笑)
今回だけでなくこれまでも、このような場で何度も蘭トムは組メンバーであったもの・新たに組メンバーに加わったもの・そしてめでたくトップに昇格したものに対して、真情にあふれた偽りのない言葉をかけていますが、私の知る限り、これらは並み居るトップ、歴代のトップの中でも稀有なことだと思います。彼女の人柄が偲ばれて心が温まりました。
3位も花組で、「オーシャンズ11」の3,773。花組、健闘しています。星オーシャンズとは違ったトップコンビをはじめとする花組の持ち味が出ていました。予想以上の出来でした。
4位は宙組公演『風と共に去りぬ』で、結構ネガティブな感想(笑)だったのに3位に迫る3,610となりました。これも好演終了から時間がたっていないこともあってアクセスが続いています。もうすぐ3位に上がるかも。
あまりいい評価が出来ない企画でしたが、どちらかというとAパターンのほうがまだよかったと思います。でもやはりあの内容で一本ものとは辛いですね。
5位も宙組で、全国ツアー「うたかたの恋」「Amour de 99!!-99年の愛-」で3,387。全ツーとして久しぶりの観劇でしたが、やや古さを感じたものの、「風‥」よりはいいと思いました。
6位は月組公演「『ベルサイユのばら』 明日海オスカル編」の感想で2,862です。月組観劇はこれだけでした。^^; まあもう何度も観た化石芝居なのであまり期待していなかったのですが、オスカルの美しさは予想以上でした。最近は閲覧も停止状態になりつつあります。
7位は宙組公演「『モンテ・クリスト伯』『Amour de 99!!?99年の愛?』」で2,661です。この舞台だけ2回観たので記事も続編をアップしています。ちなみに続編の閲覧数は1,972ですが、ダブるので除外しています。
こちらは凰稀かなめの演技が期待通りで良かったですね~。勢いで2度観てしまいました。いい芝居は2度観るべきですね。(チケットがあればの話ですが(笑))でもアクセスは伸びなかったです。^^;
8位は初めて宝塚以外の舞台でいのうえシェイクスピア「鉈切り丸」の感想です。2,175と健闘しています。主演の森田剛人気ですね。でも私たちにとっては脇の若村麻由美と麻実れいの演技がツボで、逆に巴御前がかなりの難アリという印象です。やたら血しぶき・水しぶきの飛ぶド派手な舞台でした。
9位も宝塚以外で「祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~」 蜷川バージョンの感想で1,759。これは出演者と演出家
両方の知名度でしょうか。ストーリーは途中で追うのをあきらめました。(笑) それでも、前年に観た同じ演出家の「ボクの四谷怪談」よりはよほどまともでした。(笑)
10位はこまつ座第100回公演「頭痛肩こり樋口一葉」で1,092。
ただし、これは最近NHKのBSで録画が放映されたのを受けて突然アクセスが急上昇したので、ちょっとアンフェアかも知れません。でも今年上演されたこまつ座の舞台としては1番人気があるのは間違いないでしょうね。主人公の描き方に脚本家の世界観がよく出ていました。
このあたりで閲覧数は1,000を切っています。
で11位は、宝塚に戻ってバウホール公演の「第二章」で825。
まあバウなので観客数が限られていたのでこの数は妥当かと思いますが、舞台は小品とはいえいい出来でした。
最近になって急にアクセスが増えて来たので不思議でしたが(笑)、来年5月に再演されるとのことで、納得しました。轟 悠、英真なおき、夢咲 ねね、早乙女わかば、それぞれ個性と持ち味がよく生かされた作品でした。楽しいフィナーレが最高!(笑)
12位が仰天の結果。現在上演中の宝塚雪組公演『Shall we ダンス?』『CONGRATULATIONS宝塚!!』 がわずか589のアクセス数でした。まあ巷にあふれる絶賛上演中!!な感想じゃなかったので敬遠されたのか、意外でした。作品としては破たんしていないし(誉めてないか)、壮一帆をはじめ出演者もみんながんばっていたのですが、やはり他にもっといい作品があるので絶賛とはいかなかったです。^^;
13位はこれも意外な結果で朗読劇「藤沢周平『蝉しぐれ』より-永遠の初恋、ふく-」の感想で273。もう全くのネガティブ感想ですが、やはり岸恵子のネームバリューですね。感情のこもった朗読だったので「すべらないバージョン」があれば高評価間違いなしですが。
14位はこまつ座の「組曲虐殺」で263。
内容が重いし上演期間も短かったので閲覧数は少ないですが、井上ひさしが生前よく口にしていた『むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに』がそのまま劇化されていて面目躍如、感動しました。
15位はアトリエ・ダンカン公演「しゃばけ」@新歌舞伎座で200/strong>ちょうど。出演者も多彩で個々に役者を見ればそれなりの出来だったのですが、主人公のセリフに難があり、演出のしつこさが鼻について、全体としてはいい感想とはいかなかったですね。麻実れいが儲け役で目立っていました。(笑)
16位は兵庫芸術文化センター・「完全姉妹」の感想で154。これはちよっと期待していたのですが、姉妹でもかなり力量に差があったのは経歴の差でもあるのでしょうか。
17位はこまつ座第101回公演「イーハトーボの劇列車」で135。このあたりになると「人跡まれ」な感じですが、でも私的には本当にいい芝居でした。まず井上芳雄の宮沢賢治が爽やかでピュアで滑舌もよく素晴らしい。実物の賢治がさわやかだったかどうかは?ですが(笑)。
それと、感想でも書いたように、宮沢賢治が経済的に恵まれた家に生まれて、結構親のスネかじりだったというのも新発見。
脇を固める役者の層も厚く、それぞれ芸達者だったのもオトク感がありました。
゜
18位はこれもこまつ座の「それからのブンとフン」で118。
いつになく事前に原作を読んでしまったのが失敗で、途中まで台本を復唱しているみたいな観劇になったのが残念でした。(笑)
これからは事前調査などしないと心に決めました。
遊び心たっぷりの芝居で、市村正親・小池栄子・新妻聖子などよく役にはまっていて面白い観劇でした。
19位は兵庫県立芸術文化センターで観た「象」で74。不条理劇ですが、テーマとするところは現在の日本の状況との暗合を示唆していて深いものがありました。大杉漣の舞台演技を初めて観ましたが、さすがにうまかったです。あとの木村了や奥菜恵、山西惇、金成均、 野村修一、橋本健司、神野三鈴なども好演していました。
地味な芝居で、公演期間も短く、観られた方も少なかったので、この閲覧結果になりました。
最後の20位は「テイキング サイド〜ヒトラーに翻弄された指揮者が裁かれる日〜」。閲覧数は71でした。ただ、これも政治と芸術、芸術の戦争責任という重いテーマを取り上げていて、過去の話ではなく今もなお普遍性のある面白い内容でした。
筧利夫と平幹二朗のセリフのバトル、脇の福田沙紀や小島聖、小林隆、鈴木亮平もよかったです。それだけに閲覧された方が思ったより少なかったのが意外でした。
以上が私のブログ記事の閲覧ランキングです。
全体の感想としては、宝塚はまあ星ロミジュリがトップなのは総合的な人気からみて順当ですが、再演なのでやや新鮮味に欠けますね。新作という点では2位の花組「アンドレア・シェニエ」が一番だと思いました。舞台装置も素晴らしいし、蘭トムにぴったりの主人公で観ごたえがありました。これで二本物ですからCP高いです。(笑)
あとは雪組を除けば順当だと思います。
こまつ座はどれも甲乙つけがたく、順位を考えても答えは出ませんでした。敢えて分類したら、内容の重さ・特定秘密保護法案など現代の状況にあったタイムリーさでは「組曲虐殺」、出演者の豪華さでは「頭痛肩こり樋口一葉」、これも特定秘密保護法案で示されている表現の自由の危機とも関連するものの、どちらかというと肩の凝らない面白さでは「それからのブンとフン」、絶妙のキャスティングが光った「イーハトーボの劇列車」というところでしょうか。
というわけで、Myベストといってみたものの、結局はいつものとおりの竜頭蛇尾・締まりのない結末になりました。m(__)m
さて皆さんは、今年一年について、どういった観劇ランキングになったでしょうか。
来年は星組のナポレオンから観劇スタートですが、続く2月のこまつ座の「太鼓たたいて笛吹いて」ともに期待しています。
そして新しい1年どんな観劇の体験となるか、楽しみです。
だんだんプリウスいじりも小ネタになってきました。😅
まずラジエーターグリル塞ぎです。
11月下旬になって冷え込みが強くなってきたので、そろそろプリウスには対策が必要です。
これから冬に向かって、暖房のためだけに頻繁にエンジンがかかり、燃費が悪くなる対策でプリウスのグリル塞ぎは必須です。
エンジンが稼働中は発電しているので、丸々無駄というわけではないのですが。
そういえば昔、オーバークール防止のため、ラジエーターグリルにキルティング風のカバーをしている車も多かったですね。
で、去年はこんなふうにグリル塞ぎしていましたが、
今年はさらに塞ぐ面積を増やすことにしました。
というのは、ネットで自動シャッター・「スマートエコグリル」とその説明記事を見たからです。
この自動ラジエーターシャッターについては、すでにレクサスの一部車種に標準装備されていたり、外車でもこのように標準装備になっている例も増えています。
私が読んだ商品の説明では、シャッターは形状記憶合金製のスプリングだけで開閉させるため外部電源などの必要がなく、極めてシンプルな原理とのこと。装着も簡単とのことです。
危うく私もポチりそうになりましたが、値段も値段だし、なによりもデザインがどうも派手というかマガマガしいというか、どうもしっくりせず、早々に見なかったことにしました。😅
もう一つ思いとどまった理由は、この製品、シャッター全閉になるのが気温12度、全開が35度というところ。
全閉はまだしも(気温の低い冬なら、下のグリルが全閉でも上にインバーター冷却用グリルがありますから)、全開が猛暑日!並みの35度以上とは意外でしたね。
メーカーの説明では、プリウスの燃費が最もよくなる吸気温度は45度ということで、それを目指したためだそうです。でもこれではエンジンルーム内が高温になりすぎる懸念があります。
エンジンはできるだけ高温で運転する方が高効率とはいえ、エンジン周辺の補機類とか、ECUなどの電子デバイスを考えると心配になりますね。
でも、これを読んで、逆に私のグリル塞ぎ程度ではまだまだ甘いということもよくわかりました。(笑)
なので今年はグリル下端側も塞ぐことにしました。でも全部閉めないのは気が小さいせいです。(笑)
用意したのはコーナン不祥事(殴)じゃなくてコーナン商事のこれ↓
商品名はコーナーガード。ウレタンのスポンジで1本600円程度です。長さはプリウスのグリルにぴったりサイズ。
センター部は去年と同じくコーナーガード・大を結束バンドで固定します。3か所で充分です。
実は最初はこんなふうに↓最下段だけオープンにする予定でしたが、
真ん中のコーナーガードの固定ができないので変更しました。
新たに塞ぐ下段側は万一オーバーヒート気味になってもすぐ外せるように、コーナーガード・小をただ押し込むだけにしました。
グリル内のルーバーの縦の固定部をよけるため、コーナーガードには切り込みを入れて奥まで入るようにしました。
これ↓は大のほうに加工
こちら↓は小のほうです
15分で作業終了。下段が波打っているのが気になりますが、まあこんなところをしげしげと見る人は私ぐらいでしよう。
その後今日(12月2日)まで最高気温が10~15度ぐらいの日々が続いていますが、水温計で見る限り、始動時の暖機運転以外は
運転中の保温のためのエンジン始動はなく、逆に高速走行中でも最高水温90度と適正なのでこのまま様子を見ることにしました。
ただし、これを読んで自分もやってみようと思われた方は、安全のため水温計↓の増設をお勧めします。
今回のグリル塞ぎでの目標は、現在のメーター表示・燃費25km/l台を冬の間維持することです。さてどうなりますか。
もう一つのプリウスいじりはバックアップランプのLED化。
実は前回のウインカーバルブのLED化で灯火類はすべてLEDになったと思い込んでいましたが、これが勘違い。
すっぽりバックランプが抜け落ちていました。
この10月に、ご近所がプリウスに乗り換えられて、プリウスについて聞いてこられた際、ガレージでMyプリウスを前にいろいろ説明していて気付いたというお粗末です。^^;
で、やはりこれも換えなくてはと、ポチッとな。
送られてきたのはコレ↓
バルブ形状はウインカーと同じT20ですが、色は規定通り白色。商品を選ぶ際にとくにこだわった点はありませんが、LEDのメーカーがSAMSUNGなので中華LEDよりは耐久性がありそうなのと、LEDはけっこう発熱するので、その対策でバルブボディにヒートシンク(らしき)形状を採用したというコレに決定。値段もまあまあリーズナブル。
長寿命がウリのLEDですが、手持ちのLED懐中電灯の例ではけっこう点灯しなくなったり、光量が落ちてきたりしていますから、LED自体とあわせて制御基板の出来も重要ですが、今回はそこまでは確認していません。
交換自体はラゲッジルームの左右の小パネルを外せばソケットが見えるのであっという間、といいたいのですが、トヨタ流のコストカットでコードが短かいので、ソケットを抜くのが結構固いです。
それと助手席側のソケットはロックがユルユルなのに、運転席側は妙に硬くて手こずりました。
今回装着したLEDバルブには極性があるので、車体に装着する前に点灯して確認する必要があります。私の場合、事前点灯させたら、左右とも点灯しませんでした。^^; でも逆にしたら当然ですが問題なく点灯しました。
真っ白な光がまんべんなく広がっていて、効果がありそうでした。
装着したのが11月初めだったので、夕方のガレージへのバックでの入庫時も差があまりわからなかったのですが、日暮れが早くなった現在は効果がはっきり確認できます。ルームミラーでもガレージの奥まで真っ白に光っているのがわかりました。見やすく安全です。実は一連のLED化ではこれが一番実用的だったりして^^;。
これで、フォグとヘッドライトのハイビーム側を除けば、灯火類のLED化は完了です。
-2014/12/10 追記-
今年も気温が下がってきたので先日グリル塞ぎを実施しました。
今回は下部グリル全面塞ぎに挑戦しました。これで効果はバッチリだろうと思っていましたが、数日前に(最高気温13度でした)買い物に出かけ、帰途に家の近くの上り坂で水温が急上昇。
たかだか35km程度の速度で200mぐらい走行しただけで78度から85度近くまで水温が上昇しました。もちろん電動ファンが付いているので90度を越えてもすぐにはオーバーヒートはしませんが、私的にはかなり怖いです。それで帰宅後前年同様に一段開けるように変更しました。
どこまでも気が小さい私です。^^;
いずれにせよ、グリル塞ぎの前にはやはり水温計を増設されることをお勧めします。