思いつくままに書いています

間口は広くても、極めて浅い趣味の世界です。
御用とお急ぎでない方は、ごゆっくりどうぞ。

🔶 久しぶりのドライブは信楽から丸柱へ 🔶

2024年11月10日 | おでかけ

先週はずっと旧宅で過ごしたので、Tさんと週末を過ごすのは久しぶり。
 
珍しく彼女が、いつもの土曜午後の予定がなくなったから、どこかドライブに行きたいというので、いい天気だし、出かけることにしました。
 
彼女の希望は、
玉置神社でしたが。
 
遠すぎです。往復だけで激疲れ必至。
 
大昔、バイクで国道169号線の下北山村から、168号線・十津川村方面に向かうため、「酷道」425号線で山越えしたことがあります。
途中鹿に出会ったりの、プチ秘境ルート。

↓ ちなみにこれがそのときのバイクです。フルオプション付けて、エンジン・駆動系・サスペンションをいじりまくり。1分の1模型でした。

 
玉置神社への道は、それに匹敵するハードな山道です。

距離は西中島から片道150km程度でも、時間は片道3時間はかかると思う。
 
殆ど走りづめになるので行く気がせず、代わりに私は信楽を提案。
 
というのは、何を思ったのかTさんが、最近陶芸を始め、中古の電動ろくろを買うほど入れ込んでいるから。
 
案の定、彼女も行ってみたいと乗り気になったので、信楽に決定。
 
コースは阪神高速→西名阪国道→名阪国道で上野から行くつもりでしたが、ナビやグーグルマップのお告げは、名神から京滋バイパス経由イチオシでした。
 
まあ出るのが遅いから(午前11時😅)、早道のそちらにしました。
 
京滋バイパスは通ったことないしね。
 
でも途中の瀬田川や南郷洗堰が懐かしくて、このコースにしてよかったです。
 
途中渋滞もなく、12時40分には「滋賀県立陶芸の森」に到着。
 
ここは3年前にも来ました。


敷地内のメタセコイアがきれいに黄葉していたのでパチリ。


 
縦長ワイドで撮ったので、超高身長です。😅
 
時間がないので陶芸館はパスして、
信楽産業展示館で各窯元の作品をじっくり見てから、次に私が行きたかった丸柱に行くことにしました。


長谷園(ながたにえん)伊賀本店です。
 
やっぱり伊賀出身の私としては、滋賀の信楽焼より三重の伊賀焼がなじむ。✌️
 
とはいっても、長谷園は話に聞いていたものの、行ったことがなかった。(いい加減な💦)


信楽を後にして丸柱に向かう途中、手打ちそばの看板が目に入ったので、昼食に立ち寄りました。



土曜日の昼時なのに一台も車が停まってないのが不安でしたが、近くに第二駐車場の看板があるくらいだから、流行っているのだろうと入ることにしました。 

一軒家の民家をそのまま使って、開け放した部屋にテーブルと椅子を並べた感じは、
今年の北海道で立ち寄った手打ちそば まるに似ていました。

玄関でインターホンを押して、何人かを伝えて入店するのも珍しかった。(客は誰もいなかったけどね)


 


私はぶっかけとろろそば、


Tさんはざるそばを注文。

蕎麦は太めですが、おいしかったです。

そばつゆも出汁がきいたいい味でした。
 
難を言えば、ちょっとそばの香りが弱かったかな。

でも満足して丸柱へ。
 
10分で長谷園に到着。
 
江戸後期の天保3年・西暦1832年に開窯とのことですが、広い敷地に点在する建物は、本当にその歴史を物語る風格がありました。


 
なんといっても圧巻は16連房登り窯と、





最近まで事務所として使われてきたという大正館です。
 

この2つは国登録有形文化財に指定されています。

大正館では、セルフで500円のコーヒーを飲むと、そのカップはお土産に持ち帰りできました。


 
窓ガラスが古いもので、ゆがみがあるのも時代が感じられました。




カップは大量生産品でも釉薬は手掛けのようで、一つずつ見た目が違うのがうれしかった。
(紙で包装されているので選べないけど) 


 
広い敷地内には、登り窯と大正館以外にも、築200年を越える茅葺きの豪壮な当主の屋敷(年一回公開とのこと)や、




工房、倉庫、3棟のショップと資料館があり、ゆっくり散策できました。


ただ、ショップの商品はこちらの想定よりお高いものばかりで(小さな箸置きが1個800円とかね)、Tさんと相談したけど、結局買わずじまい。
 
でも行ってよかったです。
 
ちょっと過去に類例のない雰囲気の場所で、散策して写真を撮っただけでも大満足でした。
 
おすすめです。
 
帰りは伊賀市から名阪→西名阪→阪神高速で帰宅しました。



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🔶 「こふん前cafe IROHA」に行ってきました。久しぶり! 🔶

2024年08月12日 | おでかけ
考えてみたら、最近出かけるといえば、昔行ったところばかり。
 
郷愁・黄昏・後向きの人生。😅
 
昨日出かけたのもそんなところで、「こふん前cafe IROHA」といいます。
 
場所は堺市の大仙公園内。御陵通りを挟んで反対側には、仁徳天皇陵古墳と、それに併設された駐車場があります。
 

 
以前は、駐車場に隣接した施設(現ビジターセンター)で営業していたのですが、施設を管理する堺市との6年間の賃貸借契約が終了し、2020年に惜しまれつつ閉店。
 

 
 


でも営業継続を望む多数の市民の声もあって、堺市のPFI制度による「大仙公園(大仙公園事務所)飲食施設整備事業」により、再オープンした経過があります。
 
私たち夫婦は、堺市博物館で開催される企画展
を観に行った際、いつも旧店で食事していました。
 
他店にはないユニークなメニューと、ゆったりした雰囲気が心地よく、つれあいも気に入っていました。みかんとかも安かったので、よく買って帰りました。
 
それから幾星霜を経て・・。(大げさな😅)
 
最近、近くを通るたびに、Tさんにcafe IROHAのことを話していたものの、立ち寄る機会はありませんでした。
 
でもたまたま昨日、Tさんが堺市に出かける用があり、それが終わってから噂のcafe IROHAで食事したいと言ってきたので、久しぶりだし、行くことにしました。
 
天皇陵古墳の駐車場に車を停め、店内に入ったのが11:30。ギリギリ待たずに席に就けました。以前は公園管理事務所だったところです。
 

 
 
 

Tさんは20食限定の「日々是好日」(篭盛り膳+コーヒーor紅茶+デザート)、

 


私は朝食が遅かったので、「クリームあんみつ(黒みつ)」にしました。😅

 
Tさんは一目見ただけでもう絶賛モード。
 
おいしい!を連発しながら完食。
 
あんみつもおいしかった。😋
 
店舗の場所が変わり、インテリアも一新されていたものの、以前の雰囲気が色濃く残った店内が懐かしかったです。


 
 
 

 
 
車内にパーキングチケットを置いてきたので、レジでの駐車料金割引サービスは受けられませんでしたが、それでも2時間以内なら200円!
 
公営駐車場ならではの料金設定でした。

 
それはさておき
 
行ってみてよかったです。
 
ほど近い御陵通り沿いには、破格の値段で鰻を食べさせる贔屓の店もあるので、交互に訪れてみたいです。

コメント (2)
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🔷 シマノ自転車博物館に行ってきました 🔷

2024年06月05日 | おでかけ
少し前に、シマノ自転車博物館に行ってきました。
 
以前は堺市の大仙公園内にありましたが(行ったことないけど 😅)、2022年3月に同じ堺市内の堺区南向陽町にリニューアル移転しました。
 
建物は洗練されたスッキリした外観で、外壁には博物館名の表示もありません。
( ↓ 博物館のサイトから)

 
行くまでは、シマノのPR施設みたいなものだろうと思っていましたが、大違い。
 
館内の展示物や、各階で上映されている動画の解説でも、一切「シマノ」が出て来ない。
 
館内でのシマノ製品やグッズの販売もなし。
(ちよっと期待していたのですが 😅)
 
公益財団法人が運営する施設内での営利事業収入には課税されますから、控えているのでしょうか。
 
まあそんなことをしなくても、シマノブランドは自転車の部品販売では世界的に圧倒的なステータスを得ているので、チマチマ宣伝する必要がないのでしょうね。

ネット販売の自転車には、必ず「安心と信頼のシマノ製6段変速機を採用」とか書かれています。
 
黙っていても向こうから買いに来る、みたいな。

一口にシマノといっても製品はピンキリですが、一番安いものでもきっちり動作するのがすごい。
 
展示では、自転車の歴史が実物で見られたのがよかったです。
 
最初の自転車はペダルがなく、地面を蹴って走っていた😆とか。↓

 
やがてペダルが付いたものの、車輪に直結のペダルではスピードが出ないので、↓

 
速度を上げようと車輪をバカでかくしたら、↓

 
転倒事故が相次いだとのこと。😆
 
それでイギリス人が1879年に現在のようなチェーン駆動方式を発明しました。↓
照明はアセチレンランプです。😅

 
あとは牛乳運搬用とか、いろいろ変わり種の展示も。↓ 重そう。
 
 
でも私が一番驚いたのは、イギリスの自転車ラージ号を国産化したという自転車です。

作られたのが1916年(大正5年)ということですが、今の自転車とほとんど変わらない!!
びっくりでした。 







前後ブレーキがケーブルではなくてロッドで作動するぐらいが目立った違いかな。
  
そのロッド式ブレーキ、戦後も長らく使われていましたね。
 
透明のチェーンケースなんて、今でも斬新。
 
とても108年前のものとは思えません。
 
自転車の基本的な構造は、この頃にもう完成したんですね。

 
他にも珍しい自転車の展示がありましたが、今回は行った時間が遅くて、じっくり見られませんでした。
 
今度また日を改めて、行ってこようと思います。
 
入館料は500円です。
 
ただし中学生以下と65歳以上は無料。
 
駐車場は、博物館の向かいに広い民間の有料駐車場があります。
 
シマノ自転車博物館、未見の方はぜひ行ってみてください。
 
おすすめです。
 


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🔶 7日は浄瑠璃寺と岩船寺へ 🔶

2024年01月10日 | おでかけ
 
初詣に行った室生寺がよかったので、今度は方角を変えて、南山城の浄瑠璃寺と岩船寺へ。
 

 
ついでに海住山寺にも足を延ばす予定でしたが、さすがに一日三か寺はゆっくりできないのでやめました。
 
浄瑠璃寺と岩船寺も超久しぶり。
 
やはり25年ぐらい前に、亡きつれあいとホンダ・スペイシー125にタンデム乗車で行きました。
 
当時、渋滞が嫌なので、出かけるといえばスクーターでした。
 
あちこち二人で寺社巡りとか行っていましたが、さすがに今はそんな元気はありません。
 
二人とも若かった。(遠い眼)👀う
 
 
それはさておき。

浄瑠璃寺へは50km足らずの距離なので、1時間で到着。

 

 
ラッキーなことに、2018年から5年をかけて、
奈良国立博物館での保存修理のため、順に寺を離れていた9体の阿弥陀如来さんは、先月5日に最後の阿弥陀如来が戻って、元通り本堂(阿弥陀堂) に9体が全員集合していました。

 
さらに秘仏・吉祥天女立像も1月15日までの期間限定で公開中でした。


 
ただし、三重塔内に納められている薬師如来坐像は、毎月8日、正月三ケ日、春分、秋分の日(好天に限る)限定公開なので見られず。
 

 
 
でも行って本当に良かった~。
 
拝観料(本堂内)もお安くてびっくり。😅
 
人も少なくて、ゆっくり九体仏や浄土式庭園を観賞できました。
 

 
三重塔(国宝)と梵字の阿字をかたどったと云われる宝池  

 
  

 
 
 
 
阿弥陀堂(国宝)  
 
 


 
 
境内では水仙と蠟梅が咲いていました。
 

 
 
 
 
 
門前の店で甘酒とわらび餅を食べ、参道の店で草餅😋を買ってから
 


岩船寺へ。
 
車を停めて(ニ寺とも駐車料は300円✌️)、山門に向かって歩いていたら、かつての記憶がよみがえってきました。
 

 
 
 
 
浄瑠璃寺に比べると重文のみで国宝はなく、こじんまりとしたお寺ですが、往時は寺塔三十九坊を有する壮大な境内だったそうです。
 

 
でも承久の乱でその多くを焼失し、さらに残った堂塔伽藍も、その後の兵火で焼失したとか。
 
それでも、前回訪問時より本堂や三重塔はよく整備がされていて、落ち着きのあるいいたたずまいでした。

(十三重石塔 鎌倉時代 重文) 

 
(三重塔 鎌倉時代・室町時代 重文)

 
 
本堂で重文の阿弥陀如来などを拝観していたら、私たちを入れて4名のみの拝観者にもかかわらず、ご住職?から法話(説明)を聴くことができ、寺にまつわる由来がよくわかりました。
 
Tさんは目ざとく鐘を見つけて、さっそく一突き。私も一突き。
 

 
最後に三重塔の背後の山道を上がって貝吹岩に行き、そこから南山城の景色を一望して👀、帰途に。
 

 
 

 
 

 
 
駐車場横の無人売店で
 
 
壬生菜漬と日野菜漬(各一袋100円!!)を買いましたが、おいしかった~😋😋。
 
故郷・伊賀上野では定番の漬物。
 
久しぶりに食べられてうれしかったです。

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🔵 初詣は室生寺へ 🔵

2024年01月06日 | おでかけ
 
Tさんがどこか初詣に行きたいというので。
 
多武峰談山神社や室生寺だったら混んでなさそうなので、まず室生寺に行き、帰途に談山神社に寄るつもりで出かけました。
 
以前室生寺に行ったのは、つれあいが右麻痺に倒れる前だったから、少なくとも、もう25年ぐらい前になります。

ナビが案内したのは奥宇陀広域農道(やまなみロード)を通るコース。
 
大野寺から室生川沿いに行くとばかり思っていたので意外でした。
 
途中室生トンネルがあり、それが1.7km以上と長いのでびっくり。このトンネルは初めてです。

 
心配していた駐車場は民営の広いところが2ケ所あって、参拝者も少なかったので、楽に停められました。
 
しかし、呼び込みに誘われて停めた駐車場は、寺からかなり離れていました。😅
 
広域農道側からは手前になるけどね。
 
寺に近い駐車場はガラガラ。😧


 
ただし、近い方は100円高いので、どちらがいいか微妙な感じ。🤔
 
で室生寺、やっぱり行ってよかった~。

 
杉の巨木に囲まれて、ひっそりたたずむ国宝・重文の堂塔伽藍は別世界。

弥勒堂(鎌倉時代 重文)

 
 
金堂(平安時代初期 国宝)


 
本堂(鎌倉時代 国宝)

 

屋外に建てられたものでは国内最小の五重塔です。(平安時代初期 国宝)


 
 
 
 


 
境内各所にシャクナゲが多数植えられていたので、花の頃は圧巻だと思います。
 
もちろん秋の紅葉もいいけど。
 
奥の院も行きましたが。
 
その道は、記憶をはるかに超える、難行苦行の急坂でした。😵
 

 
700段の急階段はきつかった。最後はのけぞる急傾斜。
 
なので下りの方が、いったん足を踏み外したら、真っ逆さまに落ちてしまいそうで緊張しました。🫨
 

 
 
奥の院 御影堂 (みえどう) (鎌倉時代 重文)
 

 
最後に2020年に完成した宝物殿を見て、帰途につきました。

もうすっかり疲れ果てて、談山神社に行く気力はなくパス。🥴
 
ちょっと残念だったのは、参拝の後に昼食を取る予定だった、門前の
老舗料理旅館・橋本屋が休みだったこと。
 

 
56年以上前😅の学生時代に、雪の住塚山・国見山登山の後、室生寺まで歩き、とろろそばを食べた思い出の場所だったのですが。

次回に期待しましょう。
 
 
繰り返しますが、室生寺は本当に行ってよかった❗
 
Tさんもすっかり気に入って、シャクナゲの頃、また来たいねとのことでした。 
 
でも多分土日休日は混むので、平日にしないとね。
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