思いつくままに書いています

間口は広くても、極めて浅い趣味の世界です。
御用とお急ぎでない方は、ごゆっくりどうぞ。

🔴 北海道の旅 その3 まさかの鳥との出会いが・・ 🔴

2024年07月23日 | 旅行
北海道の旅3日目・7月11日です。

ホテル五味の朝食は、鮭の切り身に納豆、卵焼きに味付け海苔と味噌汁その他という昔懐かしいメニュー。
 

 
でも最近はどこもビュッフェ形式なので、逆に新鮮でした。
 
9時半過ぎにホテルを出発。
 
まずは、行きたかった「あやめヶ原原生花園」へ。
 
100haの原生花園に咲く、30万株のヒオウギアヤメの大群落」という説明を読んだら、行かずにはいられないでしょ。
途中の道路わきに子ぎつねがいました。
 

 
09:50に駐車場に到着。

 
馬が放牧されているため閉じられているゲートを開けて、太い幹のダケカンバの林を抜けたら原生花園でしたが・・・。
 

 
 


アヤメは終わっていました。😞
 
超ガッカリ。


 
広い草原に、ほんの少し咲き残っていただけ。
 

 
でもホザキシモツケは初めて見ました。 ↓ 
 
 

ガッカリしたらおなかが痛くなってきて(子供だね😅)、元の駐車場に戻り、観光サービスセンター(小さな売店です😅)横のトイレへ。
 
売店で、クマよけのベルが何種類か売られていたので、買うことにしました。
 
原生花園のあちこちにある「クマに注意!!」という看板が臨場感タップリだし、これから先も必要だろうと考えてね。
 
どれも200円。🉐
 
代金を払いながら、売店の管理人さんに、「やはりこの辺はクマが多いですが?」と聞いたら。
 
いやこの辺では見ません。国道まで降りていくと見たという話は聞きますが。

ええぇ〜?
 
では園内の注意看板は一体?
 
販促用?😅

それはさておき。
 
やっぱりアヤメが見たいので、霧多布湿原に向かいました。
 

 
湿原の一部、琵琶瀬木道に近づいたら、突然アヤメの群落が視界に飛び込んできました。👀
 
あやめヶ原より低地にあるのに、よく咲いているのが不思議。🤔



 
駐車場から延長500mの木道が始まっていて、アクセスは至便です。




 
アヤメの群落を見ながら木道を歩いていたら・・。


 
遠くの灌木に小さな野鳥の姿 ‼️
 

 
ノビタキの♂でした。去年の10月以来です。
 
それを撮っていたら、見たことがない鳥が来ました。
 

 
一見ホオジロみたいですが、頭の色が違う。
 

   

 

 
 

近くで野鳥観察されていた女性にカメラの液晶を見ていただいたら、「オオジュリンです」。
 
うれしかった~。♬
 
初めて見た鳥。
 
木道の終点に行くと、琵琶瀬川の支流・泥川の対岸にタンチョウがいました。かなり遠いですが。😅


  

 

ウッドチップの敷かれた道を戻ると、また別の鳥が来ました。
 

 


  
 


ヒタキの仲間みたいで、近づいても逃げない。
 
というか、どんどん近づいて来る。😅
 
 
 

よく見たら、ノビタキの♀でした。去年は遠かったけどね。
 
 
 
満足して、霧多布湿原湿原センターでアイスを食べて休憩してから、53km先の春国岱に向かいました。
 
この旅で一番期待の目的地。 
 
去年行きそびれたところです。
 
途中
またナビが変な場所に案内したけど、グーグルマップでなんとか到着。
所要時間1時間13分。
 
春国岱野鳥公園の駐車場に車を停めて、ネイチャーセンターで説明を聞いたあと、遊歩道へ。
 
エゾシカがのんびり草を食べていました。

 

 
 

 
 

でも春国岱の森林の景観は、20数年前、つれあいと訪れた時とは大きく変わっていました。
 
前はもっと幻想的な森だったのに、そんな雰囲気はなく、かなり違和感。

あとでネイチャーセンターの女性のスタッフさんにそのことを話したら、私たちが行ったころのアカエゾマツの林は、その後の地盤沈下と、近年のバクダン低気圧などで海水が侵入して、立ち枯れてしまったそうです。
 
砂州の宿命ですね。
 
確かに、記憶にあった森はなくなっていて、立ち枯れたアカエゾマツが、昔のトドワラみたいになっていました。
 
当時通った木道も、一部通れなくなっていました。
 

 



まさにかつてのトドワラです。↓
 

  
それでもその先の森は、以前の雰囲気が残っていました。
 
サルオガセが幻想的でした。
 
 

でもね。
 
そのあと、それを補って余りある出会いがありました。
 
オジロワシがいました!!


 
 


近づいても平然としているので、初めはよくできた剥製じゃないかと。😆
 

 
驚かさないようにそろそろ接近。
 


でも、何も知らない観光客が近づいても、悠然と無視。(^^;)
 

 

おかげでドアップがたっぷり撮れました。
 

 
王者の風格。
 
 
 


図鑑でもこんな画像、みたことない。
 

 
 
先のネイチャーセンターのスタッフさんの話では、よくそこで休憩していて、繁殖もしているとのことです。
 
しかしまあ、うれしかったね~。
 
オジロワシは去年、然別湖でちらっと見ただけ。
 
それが超至近距離で見られるなんてねえ。
 
木道を周り終えて戻ったら、居なくなっていました。
 
車に戻る途中の道路脇の電線に、アオジとノビタキの♂がいました。
 

 
 
 

 
 

やっぱり北海道。
 
鳥が多いです。
 
この日、結局通算14,230歩・10.16km歩きました。人生で最長かな。
 


 
そしてこのあと、納沙布岬や花咲灯台・車石に行き、根室に泊まった話は、to be continued ということで。 🙇🙇


 

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🔷 涼しい北海道から戻ったら、灼熱地獄が待っていた・・その2 🔷

2024年07月23日 | 旅行
前回の続き、北海道二日目・7月10日です。
 
肥料の香りプンプンのホテルをチェックアウトして😅、隣のナウマン象記念館の駐車場に車を移動してから、館内へ。
 
宿泊料に記念館入館料も入っていました。

 
ナウマン象は日本全国で化石が発見されていますが、個体のほぼすべてが揃った化石は、1969年に忠類村(当時)で道路工事中に発掘された化石が最初で、これによって日本で初めて全身骨格の復元に成功したとのこと。

 
ちなみにナウマン象は、東京帝国大学(現・東京大学)地質学教室の初代教授で、日本の化石長鼻類研究の草分けであったハインリヒ・エドムント・ナウマンに由来しているそうです。


見学の後、Tさんが館内に置かれていたマップを見て、「シーニックカフェ忠類」に行きたいというので、ナビで検索しましたが。
 
該当なし。💦


カフェの経営母体の牧場名で検索したら、ヒットしました。
 
でもナビが案内したのは、牧場などどこにもない、両側にジャガイモ畑が広がる、野中の一本道。

 
なぜか今回のヤリスのナビは、その後も度々でたらめな場所に案内することがありました。 
 
春国岱を目的地にしたのに、着いたところは道路工事現場だったりとか。
 
仕方なく、マップの大雑把なイラストを頼りに、なんとか目的の場所にたどり着いたら。
 
「7~9月、土日祝日のみ営業」との看板。(^^;)
 
ガックリ。当日は水曜日でした。
 
ゆるやかな丘の上の、眺めのいい場所でしたが・・・。
 
カフェを諦めて、ナウマン象の発掘現場跡地に行きました。
 
他に訪れる人は誰もいなかった。(^^;)
 
 
 


 

ナウマン象の足跡がありました。思ったより小さい。
 


続いて、これまたTさんの希望で、「大樹町宇宙交流センター」へ。
 
行ってみたら、名前に反してかわいらしい建物でした。

↓ この建物かと思ったら、その隣の小さな建物でした。撮ってないけど。💦

 
いろいろ工夫した展示がありましたが、やはり物足りなくて、10分ぐらい滞在して、そうそうに次の生花苗沼(オイカマナイトー)へ。
 

 

 
近くには原生花園があり、野鳥観察施設もあるとのことで行ったのですが。
 
何もない。😅🥴
 

 
こんなはずはないと何度もグルグル走りまわって、近くの立ち寄り湯の晩成温泉で聞いてみたりした結果、原生花園は現在閉鎖中。😝
 
野鳥観察施設も、近づくのが怖いほど深い森の奥にあり、ほぼ閉鎖状態ということがわかり、ガックリ。
 
空振りの連続でした。

 
沼のほとりの無人の大樹町B&G海洋センター艇庫の駐車場で一休みしていたら。
 
遠くの対岸にアオサギの群れがいるのを発見。
 
 
 

近くの電柱にはトビと、
 
 
 
クモみたいなものをくわえたニュウナイスズメ♀がいました。 ↓
 

 
 
 
ニュウナイスズメは初めて見ました。
 
その後に、カワラヒワも来ました。
 
こんなところにいるとはね。


 
その近くでTさんが、何か大きな足跡がある!、
新しいし怖い!というので見ましたが。
 


 
 
まあそう見えなくもないか。😆
 
ということで、なんか空振りばかりの1日でした。
 
気を取り直して、一路厚岸のホテル五味へと向かいました。
 

 
建物や部屋はかなり年季が入った感じでした。😅
 
でもその夜の夕食・牡蠣御膳は超絶品。😋
 

 
厚岸の牡蠣を満喫できました。
 

 
 

 
 
 
 
 
 
 


 
 

 
↓ カキフライと牡蠣のベーコン巻き
 
 
 
 
 

 
 
 
大昔、オークランドやスコットランド・スカイ島で食べた牡蠣もおいしかったけど、それに勝るとも劣らないおいしさ。
 
スタッフもいい雰囲気で、おすすめの宿でした。

というわけで、翌日、まさかの大鳥見デーになった話は、to be continued ということで。🙇


 
 

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