
セント・マイケルズ・マウントへ!
トーキーのグランド・ホテルを後にして、私たちはセント・マイケルズ・マウントに向かいました。フランスのモン・サン・ミシェルのミニ版というか、名前もそのまんまですね。
干潮時には歩いて渡る道がありますが、普段はフェリーで渡ります。フェリーと言っても10数人乗りのボートですが。
私たちは三隻に分かれて渡りました。


数分程度で着き、桟橋のそばにあるナショナルトラストのショップなどの横を通って、頂上まで登って行きました。

上からの眺めはよく、干潮時に渡る道も、上から見たら、海水を通してはっきり透けて見えていました。

記念写真などを取って、また坂道を下って元のフェリー乗り場に戻りました。坂道の途中にはきれいな花壇などもあり、よく手入れされています。別料金で庭園なども見られたようですが、時間がなくて行けませんでした。
後年、ミナックシアターに行く旅の途中で、またここに立ち寄ったときは、庭園などもゆっくり見ることが出来ました。やはり個人旅行の方が融通がきいていいですね。
降りる前に上から見たら、潮がひき始めていて、連絡道路が渡れそうになっていました。それで、添乗員さんに「私たちは歩いて渡りたいのですが、いいですか?」と聞いたら、「どうぞどうぞ」と言ってくれました。
帰りのフェリーに乗り込んでいる人たちを見送ってから、連絡道路に行き、ズボンをまくりあげて、靴を手に持って歩きだしました。

なんと、ガイドさんと添乗員さんも、フェリーを見送ってから、こちらに歩いてきました。あと二人、私と添乗員さんのやり取りを聞いていた人たちも歩いて渡るようです。

中頃まで歩いてくるころにはますます潮が引いて、石畳が完全に現れてきました。
そこでふと海上を見ると、1隻のフェリーが立ち往生しています。何をしているのだろうと思って見ていると、どうも引き潮が早くて、接岸できなくなったようです。

ガイドさんと添乗員さんは気づいていなかったので、急いで教えてあげました。
往路に乗船した場所は完全に干上がっていたので、接岸できません。
何分かたった後、意を決したように、フェリーが干上がってきた海岸に乗り上げるように進んできました。まるでノルマンディー上陸作戦です。
ガイド氏と添乗員さんも心配そうに見ています。

しかし上陸用舟艇と違って、乗り上げたといっても、フェリーの船底から舷側まで深いので、そのままでは下船できません。そのため、船頭さんが水の中に入り、一人ずつ背負って浜辺に上げてくれました。

他の船頭さんも駆けつけて、ツアーのメンバーを運びました。

先に二隻の船で戻っていた人たちは、なぜ私たちが戻ってこないのか分からなかったようです。ガイド氏も添乗員さんもいないし、本当に駐車場で心配していたようです。
ようやく全員揃ったので、ペンザンスまで行ってホテルで昼食を食べ、ランズエンドからセントアイブス方面に向かいました。
思わぬハプニングでした。
でも、先に書いたように、数年後またここに来た時は、期待に反して往復とも船でしか渡れなかったので、片道でも歩いて渡れたのは本当にラッキーでした。
トーキーのグランド・ホテルを後にして、私たちはセント・マイケルズ・マウントに向かいました。フランスのモン・サン・ミシェルのミニ版というか、名前もそのまんまですね。
干潮時には歩いて渡る道がありますが、普段はフェリーで渡ります。フェリーと言っても10数人乗りのボートですが。
私たちは三隻に分かれて渡りました。


数分程度で着き、桟橋のそばにあるナショナルトラストのショップなどの横を通って、頂上まで登って行きました。

上からの眺めはよく、干潮時に渡る道も、上から見たら、海水を通してはっきり透けて見えていました。

記念写真などを取って、また坂道を下って元のフェリー乗り場に戻りました。坂道の途中にはきれいな花壇などもあり、よく手入れされています。別料金で庭園なども見られたようですが、時間がなくて行けませんでした。
後年、ミナックシアターに行く旅の途中で、またここに立ち寄ったときは、庭園などもゆっくり見ることが出来ました。やはり個人旅行の方が融通がきいていいですね。
降りる前に上から見たら、潮がひき始めていて、連絡道路が渡れそうになっていました。それで、添乗員さんに「私たちは歩いて渡りたいのですが、いいですか?」と聞いたら、「どうぞどうぞ」と言ってくれました。
帰りのフェリーに乗り込んでいる人たちを見送ってから、連絡道路に行き、ズボンをまくりあげて、靴を手に持って歩きだしました。

なんと、ガイドさんと添乗員さんも、フェリーを見送ってから、こちらに歩いてきました。あと二人、私と添乗員さんのやり取りを聞いていた人たちも歩いて渡るようです。

中頃まで歩いてくるころにはますます潮が引いて、石畳が完全に現れてきました。
そこでふと海上を見ると、1隻のフェリーが立ち往生しています。何をしているのだろうと思って見ていると、どうも引き潮が早くて、接岸できなくなったようです。

ガイドさんと添乗員さんは気づいていなかったので、急いで教えてあげました。
往路に乗船した場所は完全に干上がっていたので、接岸できません。
何分かたった後、意を決したように、フェリーが干上がってきた海岸に乗り上げるように進んできました。まるでノルマンディー上陸作戦です。
ガイド氏と添乗員さんも心配そうに見ています。

しかし上陸用舟艇と違って、乗り上げたといっても、フェリーの船底から舷側まで深いので、そのままでは下船できません。そのため、船頭さんが水の中に入り、一人ずつ背負って浜辺に上げてくれました。

他の船頭さんも駆けつけて、ツアーのメンバーを運びました。

先に二隻の船で戻っていた人たちは、なぜ私たちが戻ってこないのか分からなかったようです。ガイド氏も添乗員さんもいないし、本当に駐車場で心配していたようです。
ようやく全員揃ったので、ペンザンスまで行ってホテルで昼食を食べ、ランズエンドからセントアイブス方面に向かいました。
思わぬハプニングでした。
でも、先に書いたように、数年後またここに来た時は、期待に反して往復とも船でしか渡れなかったので、片道でも歩いて渡れたのは本当にラッキーでした。