農産物輸出は好調、では輸入量は?
2015年にはいって
「世界的な和食ブームが続いていることや、海外政府に農産物など
の輸入規制の緩和を働きかけていることが日本からの農産物・食
品の輸出が過去最高の6000億円を超えた」
などという農水省の発表由来のニュースが相次ぎました。この発表
をもって 日本の農業の未来は約束されていると思われている一般
消費者のみなさまが多いのですが・・・
では、その日本が輸入している農産物の輸入量はご存じでしょうか。
そんな話を一般消費者の方とはなしてみると、「うーん、輸入のほ
うが2倍くらい多いのかな」とか、「いや、ニュースでとりあげる
のだから、最近はかなり均衡してきたのじゃないの」というふうに
おっしゃる方がおおいのです。
そんな農産物の輸出入を グラフにしたものが こちら ↓ 。

実際には、日本はは輸入額が一方的に超過している状況が続いてい
るのが現実なのです。
そんな日本の状況を農水省の資料は『日本は輸入額が一方的に増加
する傾向にあり、2010年における農産物輸入額は538億ドル
であるのに対し、農産物輸出額は32億ドルと輸入額を大きく下回
っています。このため、輸入額から輸出額を差し引いた農産物純輸
入額は506億ドルとなっており、1984年以降、世界最大の農
産物純輸入国となっています』と解説してあります。
このような状況のなかで、さらに農産物の輸入が促進されるのであ
れば、耕地面積のかぎられた山国である日本のこれからの農業経営
を考えたうえで目指すべきのは・・・・農産物の高品質化[量より
も質]なのでしょうね、やっぱり。
◎ 輸出の花形/高品質の日本のシイタケからみた
日本の農業のこれからの回は こちら。
日本と 輸出型国家の韓国の立場の違い の回は こちら。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
2015年にはいって
「世界的な和食ブームが続いていることや、海外政府に農産物など
の輸入規制の緩和を働きかけていることが日本からの農産物・食
品の輸出が過去最高の6000億円を超えた」
などという農水省の発表由来のニュースが相次ぎました。この発表
をもって 日本の農業の未来は約束されていると思われている一般
消費者のみなさまが多いのですが・・・
では、その日本が輸入している農産物の輸入量はご存じでしょうか。
そんな話を一般消費者の方とはなしてみると、「うーん、輸入のほ
うが2倍くらい多いのかな」とか、「いや、ニュースでとりあげる
のだから、最近はかなり均衡してきたのじゃないの」というふうに
おっしゃる方がおおいのです。
そんな農産物の輸出入を グラフにしたものが こちら ↓ 。

実際には、日本はは輸入額が一方的に超過している状況が続いてい
るのが現実なのです。
そんな日本の状況を農水省の資料は『日本は輸入額が一方的に増加
する傾向にあり、2010年における農産物輸入額は538億ドル
であるのに対し、農産物輸出額は32億ドルと輸入額を大きく下回
っています。このため、輸入額から輸出額を差し引いた農産物純輸
入額は506億ドルとなっており、1984年以降、世界最大の農
産物純輸入国となっています』と解説してあります。
このような状況のなかで、さらに農産物の輸入が促進されるのであ
れば、耕地面積のかぎられた山国である日本のこれからの農業経営
を考えたうえで目指すべきのは・・・・農産物の高品質化[量より
も質]なのでしょうね、やっぱり。
◎ 輸出の花形/高品質の日本のシイタケからみた
日本の農業のこれからの回は こちら。
日本と 輸出型国家の韓国の立場の違い の回は こちら。
