波打ち際で耕運機をかける・・って、いったい?
梅雨にはいって、まるで真夏みたいな陽射しが照りつける日南海岸。
そんな日南海岸にいくつもある浦のなかの、 とある砂浜の散策中に
わたしは 砂浜に残された不思議な痕跡を見つけたのです。
けっこうな長さもある、その痕跡の現場の写真は、こちら↓。
この痕跡を例えていうならば・・・そう 耕運機です。
『エンジンを載せたフレームに、土を攪拌するための耕耘のための
機械を連結し、人がうしろから〔自転車のハンドル状の〕ハンド
ルを握った形で歩く形態の農業用の機械』です。
そんな耕運機を、ヒトが動かした跡に見えたのです。
幅が1メートル前後なので、けっこう本格的な耕運機。
タイヤは太いタイプのもの。動かしている人の履物跡のないのは
耕運機を前進ではなく、バックさせているから。。
と、わたくしは推測しました。
しかし、です。問題は その場所。乾いた砂浜に耕運機をかける理
由が分からない。だいたい 乾いた砂をいくら掘っても、やるはし
からすぐに埋まっちゃって、穴なんて掘れやしないにきまっている。
さらに問題は、その進行方向。バックにギアをいれた耕運機の進行
方向が問題大あり。 だって、この痕跡からいえば
耕運機をバックさせて海に向かってまっしぐら
ということになるのですから、穏やかではありません。・・・・ど
うにもこの耕運機を操作していたに違いない人間は、耕運機を引っ
張る格好で入水したようにしか思ないのです。
の
の
の
の
の
の
なぁんて、おどろかしちゃって、ごめんなさい。
ご存知の方も、たくさんいらっしゃることと思いますが、じつはこ
の砂に残った〔耕運機がとおった跡などと表現した〕痕跡こそは、
アカウミガメの母が産卵場所を探して上陸した際にできる痕跡
なのです。
と、いったわけで、6月を中心とした西日本の太平洋側の海岸部に
おける初夏の風物詩。アカウミガメ母さんが砂に残した命のモニュ
メントのご紹介でした。ちなみに、産卵からふた月あまり経過する
と・・・誕生した子ガメたちが母さんを追うかのようにいっせいに
海に向かって懸命に走りだしますよ。
前回のトラクター噺のつづきとして、今回は
過去分のものからの 再録となりました。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
梅雨にはいって、まるで真夏みたいな陽射しが照りつける日南海岸。
そんな日南海岸にいくつもある浦のなかの、 とある砂浜の散策中に
わたしは 砂浜に残された不思議な痕跡を見つけたのです。
けっこうな長さもある、その痕跡の現場の写真は、こちら↓。
この痕跡を例えていうならば・・・そう 耕運機です。
『エンジンを載せたフレームに、土を攪拌するための耕耘のための
機械を連結し、人がうしろから〔自転車のハンドル状の〕ハンド
ルを握った形で歩く形態の農業用の機械』です。
そんな耕運機を、ヒトが動かした跡に見えたのです。
幅が1メートル前後なので、けっこう本格的な耕運機。
タイヤは太いタイプのもの。動かしている人の履物跡のないのは
耕運機を前進ではなく、バックさせているから。。
と、わたくしは推測しました。
しかし、です。問題は その場所。乾いた砂浜に耕運機をかける理
由が分からない。だいたい 乾いた砂をいくら掘っても、やるはし
からすぐに埋まっちゃって、穴なんて掘れやしないにきまっている。
さらに問題は、その進行方向。バックにギアをいれた耕運機の進行
方向が問題大あり。 だって、この痕跡からいえば
耕運機をバックさせて海に向かってまっしぐら
ということになるのですから、穏やかではありません。・・・・ど
うにもこの耕運機を操作していたに違いない人間は、耕運機を引っ
張る格好で入水したようにしか思ないのです。
の
の
の
の
の
の
なぁんて、おどろかしちゃって、ごめんなさい。
ご存知の方も、たくさんいらっしゃることと思いますが、じつはこ
の砂に残った〔耕運機がとおった跡などと表現した〕痕跡こそは、
アカウミガメの母が産卵場所を探して上陸した際にできる痕跡
なのです。
と、いったわけで、6月を中心とした西日本の太平洋側の海岸部に
おける初夏の風物詩。アカウミガメ母さんが砂に残した命のモニュ
メントのご紹介でした。ちなみに、産卵からふた月あまり経過する
と・・・誕生した子ガメたちが母さんを追うかのようにいっせいに
海に向かって懸命に走りだしますよ。
前回のトラクター噺のつづきとして、今回は
過去分のものからの 再録となりました。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」