グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

これでもかと枝を切られに切られちゃう植物。その一。

2020-08-24 23:13:10 | Weblog
これでもかと枝を切られに切られちゃう植物。その一。

前回は切られることなく伸びるにまかせたお茶の樹の話[こちら]
でしたので今回は 逆に 剪定されまくる植物 の はなしです。
2015年分ですが、よろしかったら。

 ↓

伸びた枝をバッサリと大きく切ること” を、「強剪定/きょうせ
んてい」といいますが、そこまでやるのかと思えるほどに強剪定
される植物が、宮崎にあります。

・・・いかがでしょうか、その 強剪定ぶり。。

まるで東宝怪獣のアンギラスやガラパゴス諸島にいる海イグアナ、
はたまた伝説のドラゴンみたいに見えるほどに強剪定されたこの
み姿や如何。


 お花のなかで。.jpg
のの ふぃぎあ?.jpg

このように冬の間はある意味ゴツゴツとした岩のように硬い造形
とされたこの植物ですが、春になると一転して四方に枝を伸ばし
始め5月の連休明けから梅雨入りの時分になると








 サンゴシトウ 3

のの サンゴシトウ 2

高くそびえたつヤシの株下で、青空はもちろん梅雨のどんよりし
た曇り空にも良く映える、鮮やかな赤い刀のような花を咲かせて
くれるのですから、すごいと。

この植物の名前は、サンゴシトウ

宝石の「珊瑚」のような色、[たいして目立たないのですが、]
枝や茎にトゲがあるとのことで「刺」、マメ科の植物なので「豆」
というのが、この名の由来とされていますよ。

ちなみに 花言葉は 夢・童心・優しい気持ち というのだそう
ですが、個人的には “復活” も加えてほしいなと、心底思えて
しまいます/笑。

ということで今回は、花の季節はもちろん、脅威的に剪定される
冬の間にも[その姿に]想像力を働かせて楽しませてくれる植物
のご紹介でした。


晴れ 熊楠が好きだったというオウチことセンダンの花からはじま
  ってブラシの木や ネムノキ、そして今回のサンゴシトウや
  ジャカランダの開花していく、5月から梅雨明けまでの時期
  の花めぐり
というのも[南九州における]なかなかにおつな
  贅沢なのです。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染