去年の最後と今年の最初

　今朝、なんか、なかなか朝にならなくて。
　曇ってると、ホント、夜明け遅いね。
　そして日中は温かいし、うむ、不安定な季節に入ったのか？

　さておき。
　見回せば、私の周りは本で一杯だっつーのに、ほとんど紹介してないね。
　なんでだ？
　出し惜しみ？
　そういうつもりは全くないけど、年末に読んだ本と、今年になってから読んだ本を。

　航路／コニー・ウィリス（ハヤカワ文庫）

　読めっ！とにかく。
　上下巻に分かれてる上に、文庫とは思えない厚さと価格。
　サイコーに最高です。
　ホント、この人の書く話、好きだー
　たまたま書店で出会った、ドゥームズデイ・ブック、その次に読んだ、犬は勘定に入れません、は、時代物？だったけど、これは、現代が舞台なので、またちょっと違う趣？と思ったけど、実はやっぱり時代物な気がするなあ。
　相変わらず、息をつく暇も与えないほどのめまぐるしい展開、ぎっしり詰まった史実、見たことのある映画のタイトル満載！
　それにも増して、私の知らないことが、なんと多いことか、世界は広いね！
　と、いう話ではありませんが、そんな感じです。
　大切なことは一番最初に。
　日本人が一番苦手なことのような気がしますが、大事なことのような気がするので、思いついたら実践することに↑
　聞き逃さないように、常に耳を空けておくことも大事かもね。


　マリアビートル／伊坂幸太郎（角川文庫）

　コワイものみたさ、といいますか、久しぶりの伊坂幸太郎です。文庫に落ちてたので。
　本屋で呼ばれました。
　グラスホッパーの続編、らしいですが、そっちは未読です。だってグラスホッパー恐そうなんだもん。
　こっちも、やっぱり恐かったよー
　てか虫シリーズなのね。
　まあ、どたどたで、ばたばたで、あ、そういう風になるのか、という感じで。
　もう、いっそいで読みました。
　１３ページに「何で５００系はいなくなっちゃったんだろうな」というセリフが出てきて、まったくだよ、うん、うん っとうなずいてしまいましたが、でも、あんたら乗ってるの東北新幹線ですやん
　さすが、伊坂幸太郎、東北から離れません。
　そして、なんか、いろんな鉄道モノ？でした。
　そこ？そこが私を呼んだのか？
　面白かったですけど、私には、陽気なギャングあたりがちょうどいいかもなー。

　で、今読んでるのも、コニー・ウィリスです
　ふふふ。