はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

森に入る

2017-04-17 20:25:17 | daily
 今日の更新は2日遅れ。
 土曜日のお話。
 八王子に木こりさんに会いに行きました。
 いや、そう誘われたので。
 森の間伐の前の選木体験してきましたー
 40年以上ほったらかしの人工林のお手入れをするための準備ってとこですか。
 でもその前に。
 森の見学をします。
 こちらが噂の?木こりさん
 
 私の木こりさんのイメージはディズニー映画の白雪姫でしたが、普通の人だった(しかもあれは鉱夫です
 最近整備したという道を行きます。
 
 この辺は、まだ人の手が入っているエリア。
 次第に道は細くなり山っぽく。
 
 沢とか上っていた頃を思い出しますね。
 そして上った先では。
 
 桜が咲いてます。
 ほんと、中に入ってしまうと桜って目立ちません。
 緑が圧倒的に優勢なんだな。

 それじゃ、下りまーす。
 
 斜面をガサガサと!
 しかも下りる時はただ下りるのではなく、お手入れしながら下ります。
 折れて落ちてる枝は、ポキポキ短く折って、土に還りやすいようにします。
 枝に引っかかっている落ち葉や、折れた枝や、幹に絡みついている蔓も取ります。
 これがさあ、楽しいったらないのよ
 黙々とやっちゃう。
 遭難するパターンだわ
 これがメインじゃないですからねーの声に我に返り急ぎます。

 ちょっと下りてきまして、ここで簡単に自己紹介をして、それから森のお話を聞きます。
 
 みんなが座ってるここは、次のイベントの時にステージになるそうです。
 この場所はよく風が通っていきまして、そのたびに木々が揺れて鳴るんですよねー。
 なので、すいません、人の話あまり聞いてませんでした
 で、そのままここで昼食に突入です。
 やっぱり外で食べるごはんは美味しいよ

 さてさて。
 お昼の後は、本日のメインイベント!
 選木とは、まさに木を選ぶこと。
 
 黄色い紐で区切られたエリアと、生えている木の断面積の理想的な比があるそうです。
 その比に近付くように、残す木、切る木を選んでいきます。
 同じ太さの木が等間隔で並んでいれば、バランス良く抜いていけばいいのでしょうが、等間隔ではないし、みんな太さバラバラだし、中には曲がって生えている木もあるし、この先も元気に育っていってくれるかどうか見極めは大変です。
 見方を変えれば、選ばれる木も変わっていくし。
 二つのグループに分かれて、四つのエリアを選木しました。
 残す木には印を付けて。
 切られてしまう木も、ちゃんと間伐材として活用されます。
 無駄はないのね。
 やがて残った木は大きくなって、切られて、また次の木が植えられて、人のためにこれが繰り返されるわけで。
 なんかさ。
 森を作るってのは、馬(競走馬)を作るのと似てるな、と思いましたよ。
 自然に手を入れるってのは、そういう事なのかな
 なんかね、色んな事を考えた一日でした。

 最後に、ちょっと上がって、この辺で一番大きい木に会いに行きました。
 すぐ近くなのに、目の前に来るまで気が付きません。
 これが森ってことなのね。
 
 しかも、見上げたつもりが、見下ろされてた~
 ずっと私達がやってるの見てたのかな。
 お邪魔しました
 また遊びに行きたいな。
コメント
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