緩和ケア
昨日、独立行政法人国立病院機構沼田病院の公開講座に行ってきた。
講演は、
「がんで痛む心に音楽を」日赤医療センター緩和ケア科 音楽療法士新倉晶子氏
「模擬患者活動 ご存じですか?」「新老人の会」群馬県支部事務長吉江福子氏
「がん哲学外来 1年を振り返って」順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授樋野興夫氏
特別発表
「沼田病院における緩和ケア認定看護師としての取り組み」緩和ケア認定看護師原澤梢氏
おおいに参考になったが、病気を経験した者にとって心が癒されるということはどういうことだろう?とあらためて思った。
周りがいろいろな努力をしてくれても、それは所詮周囲の人の自己満足で
死に逝く者の心は癒されないんでは無いだろうか?などと思ってしまう。
治るんだったら心も休まるがどうしようも無い結末だ。
患者は当然のことだが家族のケアもして欲しいと思った。
ケアの基本は聞くことから始まると思う。
共感が一番大切だ。
医療に携わる人、全員の課題だ。
特に医師のコミュニケーション能力が無い。独善的な人が多いような気がする。
そもそも癌が発病しなければなんの問題もない。
ips細胞で何とか癌が発症しないように出来ないんだろうか?
あらためて、医学の力で病気が発症しないようにして欲しいと思った。