朝日新聞は憲法の「信教の自由」を否定するのか 自衛隊幹部の靖国参拝 ソ連のスターリン体制想起、脅迫まがいの社説を堂々展開
「お前が何を信じているのか、白状しなければ許さない」
そうした脅迫まがいの言葉を社説で堂々と展開するとは驚きである。私は無神論的人間だが信じるものはある。人がどこの神社で祈ろうが、どこのお寺で読経しようが、自由であるべきだ。人間の信仰の有無は国家に強制されるものではない。
一人の人間が靖国神社に参拝する。友人とともに参拝する。どこに問題があるのだろうか。命令され、拒絶できない状況で参拝を強いられたとしたら、それは異常な状態だ。だが、自分の意思で参拝しようとする人々の行為を糾弾するのは、信教の自由を否定する行為ではないか。
それが自衛隊の幹部であれ、誰であれ人間である。人間の信仰を他者が容喙(ようかい=横から差し出ぐちをすること)すべきでない。
自衛隊員が、村や町の鎮守様を参拝していることを「朝日新聞社説」は問題にしているのではありません。
自衛隊員が個人・私人として靖国神社を参拝することを社説は問題にしていません。
靖国神社の沿革と現在の社憲を社説を問題にしています。
自衛隊幹部の政教分離を問題にしています。
「サングラス」ではなく「黒めがね」で社説を読んでいる「政治学者」は肩書きに相応しくありません。
靖国神社参道を歩く海上自衛隊員
(了)