22日に石川県華僑華人聨誼会が主催し、石川県日中友好協会が後援する「中国大使館特別講演会」が北國新聞に告知されていたので参加した。会場の石川県地場産業振興センターコンベンションホールには会場一杯250人の参加であったが、華僑と中国人は約50人とみられた。
今年の5月に赴任したばかりという中国人民共和国駐日大使館参事官兼総領事の劉 亜明氏である。テーマは「日中友好について」であるが中国人民共和国が発展している現状と未来そして創立90年の中国共産党の功績を長々と聞かされてうんざりした上に、金沢市が中国・蘇州市と姉妹都市として国際交流していることなどについてリップサービスの話題は無くガッカリした。これが何時もの中国要人の公式スピーチなのだろう。
穿った見方をすれば、台湾に生涯を尽くした「八田與一」のことで台湾を訪問し交流を深めている金沢市長への反発と牽制かもしれない。もしそうだとしたならば残念である。
帰り際に、主催者の聨誼会長の魏賢任氏と名刺交換をして、日本中国友好協会新宿支部が主催した講演会「 曾祖父梅屋庄吉と盟友孫文、辛亥革命を語る」で挨拶している中国大使館孟素萍一等書記官の写真を渡し、是非石川県内でも「梅屋庄吉と孫文」の講演会をするようお薦めした。
