朝日新聞社記者藤野隆晃さんにメールを送信しました。
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「とことこ散歩旅」の「大久保通り」を、毎回楽しく読ませていただいています。
飯島酒店の住所は「新宿区納戸町」でしたが、「納戸」がない時代ですから「なんど」と読める人は少ないでしょう。
このように「旧牛込区」は、「町名保存運動」がありましたので江戸時代から続く旧町名が残りました。
「揚場町」、「箪笥町」、「細工町」、「鷹匠町」、「矢来町」、「二十騎町」、「甲良町」等々の江戸時代に纏わる町名があることを記事にして頂けるようにお願い致します。
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江戸時代は、「納戸町」は納戸同心が、「細工町は「細工同心」、「箪笥町」は「箪笥同心」が住んでいました。新宿区長小野田隆氏は、ここには大工さん達が住んでいましたと演説したことがありましたが、小野田氏は落合地区の出身者でしたから、町名の歴史を知らなかったと思われます。
記事中に酒屋の店先で買ったお酒をその場で飲める「角打ち」酒屋の説明があります。この近くに大日本印刷(株)市ヶ谷工場をはじめ、中小の印刷工場がありました。仕事が終わった印刷工は、帰り道の酒屋で「角打ち」で一寸一杯引っかけて行きましたので、角打ちが出来る酒屋が沢山ありました。
(了)