明美指圧はりきゅう室の健康歳時記

季節の変化を身心で感じていますか?

朧月夜にお出かけ ♪

2011-05-14 22:27:58 | 学問

昨日、仕事を早めに終えさせていただき、ちょっと出かけてきました。

東海大学短期大学部 食物栄養学科 で一般市民向けに講座を開催。

「フードサイエンス ~食の扉~」と題して

今回は、「食べ物を介して人に移る悪玉ウイルスや細菌のお話し!でした。

今、話題の腸管出血性大腸菌O111による食中毒の話題も当然含まれておりました。

私も専門学校時代は、衛生学を学びましたが・・・15年以上前になりますと

菌もウイルスも進化しているようです。

腐った食物が中毒になるだけではなく、人間の嗅覚や味覚だけに頼るのは危険らしいです。

科学の進歩した現代でも、菌やウイルスをゼロにすることは難しいようです。

  しっかり手洗いをする。

  正しい調理法。

  調理器具などを清潔にする。

やはり、各自注意することが重要のようですね。

また、免疫のない人は危険と思われるものは食べない。

それから、菌、ウイルスが腸に付着しやすい体質の方もあるそうです。

このお話を聞いて、私がしている経絡治療、鍼灸の世界でも似た考えだと思いました。

同じ食物を食べても、中る人もいれば、中らない人もいる。

これは、体質もあり、また免疫力が落ちている場合もあります。

例えば風邪でも、

咳が出る人、熱が出る人、鼻水が出る人、お腹を壊す人、筋肉痛になる人・・・

その方によって、同じ風邪でも症状が違いますし、治療に使うツボが違ってきます。

鍼灸師ならば誰でも知っている特効穴、

食中毒と言えば、 「裏内庭(うらないてい)に多壮灸(たそうぎゅう)

しかし、今回のO111のような急激な症状にはいかがか? と思いますが・・・

兎に角、普段から十分な睡眠、適度な栄養と運動で体力、氣力を備えておきましょうね。

それでも体調が優れない方は、

定期的な鍼灸治療をお薦めいたします。


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