あきまさブログ

日々平安なれ

東京同期会

2012-06-13 | 日記
昨日の囲碁の内容についてしつこいかも知れませんがいま少し触れます。

六子の置き碁です。
ここで白番で下辺を侵略されないように押さえたんでしたか?確か。
形勢判断をしてみます。
地合いは、黒の左辺上と白の上辺とを比較すると白がやや広い。
黒の左辺から中に伸びている地と白の左下隅から下辺の地と比較すると白が広いかな?
黒の右下隅と白の右辺を比べると黒が広い。
黒は右上隅がコウになっては面白くない、又、黒は中に地が増えそうだ。
即ち、右上隅の生きをキチンと知った上で中に地を作れば良いとなる。
キチンと計算しなくても、そのくらいは理解しないと、漫然と打つだけと言うことになる。

もう一局です。
八子ですか。
ここは上辺で黒が白のダメ詰まりを咎めて、黒の五子が白の四子を召し取って復活したところ。

このようになりました。


ここで、白の上辺の石が右と左に分断できている。
キチンとさえぎると白は左上隅を生きておかないと殺される。
さえぎられると、上辺真ん中の白三子が宙ぶらりんになり黒八子は三子を取って復活する。
残念ながら真ん中のふらふらの黒が取られては勝てないが、このように色んな手段がある。

ですから、生き死にをしっかり勉強しないと強くなれない、と言うんです。
石の生き死には自分で勉強して急所を覚えないとダメです。
頑張るしかない。
歳はとっても時間があるだろうから何度も繰り返し勉強するしかない。
私は石の生き死には苦手です。
難しいのは分からないときがあります。
だから出来るだけ生き死にに関係しないように打ちます。
そうするのも一法です。
置き碁の場合、外に外に出て行けば自分の石がつながり合いますから生き死にに関係なくなります。
そのときは白石の生き死にを追求すれば良いんです。

今夕は東京の同期の集まり。
と思ったら、後輩が来ていた。
釣りで日焼けしているんだ。
堤防からでも磯でも船でもお日さんの下で竿を垂れるのは良いもんだ。
皆さんの近況が分かったけれど、何も趣味を持たない人は本当に暇そうだ。
気楽に生きていけるんだろうなあ。
何だか前回欠席しているときに今後の集まりが同期の者だけでなくなることになったようだ。
ふーん。

山の話が出て、明日は久し振りの晴れだから近くに行きたくなってしまった。

愛知県の友から写真が送られてきました。
「御嵩町は、かつては中山道の宿場町だった町です。郊外の山にササユリの自生地があり、6月中旬がちょうど見ごろになるのです。ここ数年この時期見に行っているのです。なかなか上品な形と色合いの花です。」




シャープだなあと思いました。
もうひとつは紅葉で名高い香嵐渓でのワンショット。

「香嵐渓の新緑のあの赤い葉はおそらく1年中葉が赤い種類の楓だと思います。大きな木ではなかったので最近植えられたものでしょう。赤と緑の対比が変化があって面白いと思って撮ったものです。左下に電線が入るのが気に入らないのですが、このアングルが一番気に入ったので多少我慢することにしました。」
そうですね、写真を撮るときの気持ちは一緒です。


こちらは里山だなあ、と山の雰囲気を感じました。