あきまさブログ

日々平安なれ

あれやこれや

2012-06-21 | 日記
中野京子「印象派で『近代』を読む」読了。
中野さんと言えば「怖い絵」のシリーズものをはじめとして、絵画の書かれた背景を読み解いて我々に絵画の奥深い意味・意図を教えてくれる方。
今回は印象派の始まりから説き起こしてくれました。
そもそもはフランス19世紀後半、クロード・モネが描いた「印象・日の出」をフランス官展(サロン)に出品したのが始まり。
印象派と言うネーミングもこの絵から出ました。
それまでの絵画には色んな約束事もあり、キチンと意味を持って画かれたものが多かった。
それが彼らの絵は、キチンと画かれていないとみなされて、
「塗り残しのある未完成画」と評されたのです。
当然のごとく官展からは落選。
今は「一瞬を切り取って画かれた」と評されているのに。
サロンに出展されないとなると、多くの人の目に触れないために売れない。
彼らの無名の人たちの展示会は一ヶ月で3500人の観客動員、
一方のサロンには40万人の観客だそうです。
最初は厳しかったのですね。
今では知らぬ人のない彼らも世に受け入れられないことに大変苦しんだようです。
彼らの名を上げてみますと、
モネ、マネ、ルノワール、ゴッホ、ブリューゲル、セザンヌ、ピサロ、ドガ、ロートレック、スーラ等々。
その頃の時代背景も含めて解説してくれますからさすがです。

ダル君は9勝、しかもヒット一本、立派。
一方、松坂は相変わらずのようだ。

渡辺竜王の名人戦A級順位戦は谷川さんに勝ち、幸先よし。

今朝は寝坊しました。
久し振りに10時まで寝んでいました。
夜は普段は11時から12時の間に寝み、朝は8時前(後)に起きます。
昨晩もそれくらいに寝んだのに疲れが溜まっていたんでしょうか、寝坊しました。
若いときは朝寝が出来ましたが、歳を取ったせいか、昔のように二度寝が出来なくなりました。
一度目を覚ますとそのまま起きてしまうことが多くなりました。
今日のようなことは珍しいことです。

今日の写真は三頭山の花々。
例によってマムシ草。


更紗ドウダンツツジ。


ムシカリ。


甘どころ。
横になっている茎から花がぶら下がっているのが見えにくいです。


ササユリ、たくさん咲いていました。


二人静。


隣に居たのが二人じゃなくて三人のようでした。


またその隣に四人も静が居るようでした。


そして富士のお山。