福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

マーラー8の頃

2014-11-14 16:19:59 | コーラス、オーケストラ

Facebookにアップしたところ、なかなか評判が良かったので、こちらにも紹介しておきます。

病気療養中だった家内が、親戚宛てに近況報告のために発行していた家族新聞「ふくふく通信」2012年3月24日号に、マーラー8と格闘中のボクの記事が!

その約2か月前、井上道義先生よりオーケストラ指導のご依頼を受け、いくら何でも無茶振りだろうと断りかけるも、「こんなチャンスは一生に何度もあるものではない!」と一念発起。まるで受験生のように勉強したのを思い出します。

その最初のレッスンでコンマス高橋さんはじめオーケストラとの友情が芽生え、愛知祝祭管とのブルックナーに繋がったのですね。

このような貴重な機会を与えてくださった井上道義先生には足を向けて寝られません。改めて心より感謝したいと思います。



マレイ・ペライア & アカデミー室内管弦楽団

2014-11-14 01:57:37 | コンサート



お前、blogなんか書いてる場合か?
と言われるくらい切迫している原稿締め切りのあるため、以下「これを聴いた!」という記録程度にてお許し願いたい。

ボクにとって初の生ペライア、素晴らしかった!
モーツァルトのK.467は、イキイキと躍動するオーケストラにペライアの透徹したタッチが見事に絡んだ名演。殊に第2楽章は一片の感傷とも無縁。生と死の狭間を揺られる舟のような美しさはまさにモーツァルトの本質を突いていた。

ハイドン「驚愕」は、指揮者ペライアを披露。その棒は、指揮者のそれではない。指揮のテクニックがあるとは言えないボクから見ても、不器用だ。第2楽章など、明らかに分割して振りすぎて、却って演奏しにくい筈だ。

しかし、演奏そのものは最上級の愉しさであり、美しさであった。それはペライアの全身から音楽が溢れているからである。レコードやCDで感じてきた以上に、止むに止まれぬパッションを感じられたのが嬉しかった。

それにしても、アカデミー室内管は良く鳴り、良く歌うオーケストラだ。メンバー一同がペライアを敬愛している様のひしひしと伝るのも爽やかで良かった。

 

11月13日 19:00 サントリーホール

メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲 第7番 ニ短調(オーケストラのみ)
Mendelssohn: Sinfonia No.7 in D minor

モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
Mozart: Piano Concerto No.21 in C-Major, K.467

J.S. バッハ:ピアノ協奏曲 第7番 ト短調 BWV 1058 
J.S.Bach: Piano Concerto in G minor, BWV 1058

ハイドン:交響曲 第94番 ト長調 Hob.I-94「驚愕」 
Haydn: Symphony No.94 in G Major "Surprise"