ウィーンのシュテファン大聖堂に於ける「レクイエム」追悼公演の翌日12月6日(水)には、カプツィーナ教会にて、モーツァルト「レクイエム」公演が行われることになりました。
同教会でモーツァルト「レクイエム」公演が行われるのははじめてとのこと(ご葬儀は除く)。こちらは、オーケストラによらず、小沢さちさんによるオルガンとの共演となります。
光栄なことに、ソリストのうちお二人、トラットニック(ソプラノ)さんとハインリヒ(テノール)さんは、シュテファン大聖堂公演に引き続き、歌って頂けることになりました。さらに、バスをフォルクスオパー専属歌手の平野和さんが歌われます。
Sop: サンドラ・トラットニック
M.Sop: マルティーナ・シュテッフル
Ten: ゲルノート・ハインリヒ
Bas: 平野 和
合唱: モーツァルティアン・コーラス・ジャパン
オルガン: 小沢さち
指揮: 福島章恭
その地下にある納骨堂には、オーストリアの統治者であったハプスブルク家の人々の棺が安置されている、というカプツィーナ教会。もちろん、フランツ・ヨーゼフやエリザベートの遺骨も納められています。
収益金はカプツィーナ教会のオルガン設置費用ために寄付されます。既にチケットの7割は売れているとのことです。
ウィーン滞在中に二度もモーツァルト「レクイエム」を演奏できる歓びに胸を震わせつつ、責任の重さを感じております。
12月5日と6日、ウィーン滞在中のお知り合いなどいらっしゃいましたら、御宣伝頂けると幸いです。