くさもちの咀嚼のはての のどぼとけ ころころとなく ごろごろとなく
「セリーヌとジュリーは船で行く」 を見る
図書館の日常と奇術師の非日常が
公園で交差するとき
足で砂の上にピースサインをかいていた
何度でも見る夢か くりかえされる記憶劇か
セリーヌとジュリーは毎日同じ場所に通い
あめ玉をなめ終わるまである家族の寸劇を見続ける
その子とその家の鎧戸を開けて
まどから一緒に逃げだすセリーヌとジュリー
その船に乗って むこうから その家族がながれてきたとしても
なにものこらない/なにかがのこる
なにもおこらない/なにかがおこる
ひめくりの日常劇をしばし寸止め
図書館の日常と奇術師の非日常が
公園で交差するとき
足で砂の上にピースサインをかいていた
何度でも見る夢か くりかえされる記憶劇か
セリーヌとジュリーは毎日同じ場所に通い
あめ玉をなめ終わるまである家族の寸劇を見続ける
その子とその家の鎧戸を開けて
まどから一緒に逃げだすセリーヌとジュリー
その船に乗って むこうから その家族がながれてきたとしても
なにものこらない/なにかがのこる
なにもおこらない/なにかがおこる
ひめくりの日常劇をしばし寸止め