明鏡   

鏡のごとく

北の国へ

2011-05-12 12:38:36 | 小説
どこか遠くにある寒い
北の国へといく
旧東ヨーロッパのような街並み
友人が暮らしている部屋を尋ねる
医療関係の勉強をしにきているが
勉強は思うようにすすんでいないようだった
同じ建物にアナウンサーになった知人もいて
三人でこれからのことを話していた


いつのまにか眠っていて
友人はいなくなっていた
友人を尋ねて 知らない寒い夜の街を歩く
駅のプラットフォーム近くの裏山がもえているのを見る
連絡しようとするが
携帯が繋がらない
どうすればいいか
かんがえあぐねていると
近くで日本人の家族の会話が聞こえてきた
親切にも医療関係の建物に案内してくれるというので
駅に隣接する医療関係の建物が
すぐ近くにあった
友人がそこにいた
山がもえていることで これといって動きがないので気になっている



ところで目が覚めた

宇宙に届く島で

2011-05-12 12:11:37 | 小説
宇宙に届く島で
ひとつの種が生まれ
空に帰っていったという
法律は守ることもしない
宗教は守ることもしない

てれびではあいかわらず
くるったせんでん
せんのうのえいぞう
れきしはねつぞうされつづけ
赤裸々な事実は死んでいくだけ