人生タクシーを見た
人を乗せて街を走る車
車には生きた証拠のような記録が残る
我々は生きているような
時々 乗りこむ乗り合いタクシーに
乗っては降りているような
記録はそこに存在しているようで
姿の見えない証人か
精霊か神のようで
そのまま野ざらしにされた
車の中の時間だけ
止まって見える記憶のようで
我々は一台のタクシーのようで
運転手一人ではやりきれないようで
我々は話したのだ
花火は夏と笑う幼子のように
時々打ち上げられた花火を見つけるように
生き過ぎたいき場所に
再びたどり着けるように
愛しいものと話し続けられるように
人を乗せて街を走る車
車には生きた証拠のような記録が残る
我々は生きているような
時々 乗りこむ乗り合いタクシーに
乗っては降りているような
記録はそこに存在しているようで
姿の見えない証人か
精霊か神のようで
そのまま野ざらしにされた
車の中の時間だけ
止まって見える記憶のようで
我々は一台のタクシーのようで
運転手一人ではやりきれないようで
我々は話したのだ
花火は夏と笑う幼子のように
時々打ち上げられた花火を見つけるように
生き過ぎたいき場所に
再びたどり着けるように
愛しいものと話し続けられるように