明鏡   

鏡のごとく

コロナの耐性

2020-05-26 10:00:54 | 詩小説
コロナの耐性ができているんだよね。
年末年始に風邪のようなインフルエンザのようなものにかかっていた人は。アメリカの医者が言ってた。

と、友が言う。

コロナの耐性ができているんだよね。
年末年始に風邪のようなインフルエンザのようなものにかかっていた人は。アメリカの医者が言ってた。

と、友が言う。

ともは年末年始に、私は、年始にその友から三十九度の熱が吹き出るほどの風邪をもらっていた。

肺炎には至らなかったが、病院に連れて行ってくれた友に車椅子を押してもらったりするほどの弱りようであったから、なかなかの熱病であったのだ。

耐性ができているということは、もう、重症化しない可能性が高いということで、免疫力も、それ相当のものである可能性は高いということであろうが。

我々生き物は、ウイルスとの共生共存をしながら、今までもそうやって、生きてきたのである。

いたずらに、怖がラズ、こもラズ、熱の苦しさににも咳の苦しさにも負ケズ、そういう生き方に私はなれたい。

などと、もっともらしいことをいいながら、いろいろな騒がしいことの後には、「すり変わり」が起こるということを、目の当たりにしている。

ワクチンや呼吸器を大量にばらまき購入させることができたら、宣言を解除できるということ。

騒ぎ立てて人をやめさせた後に、自分たちの都合のいいものにすり替えることが、たやすいということ。

いたずらに騒ぎ立てるものを冷静に見ること、それは何が目的なのかを吟味すること、が必要であるということ。

コロナの頃に、もの思うこと。

いとしいものたちとのおだやかな時をただただ楽しむことが、何よりの耐性であるということ。