明鏡   

鏡のごとく

「茅葺への道」

2017-02-17 17:56:47 | 詩小説


チェーンがなかなかつけられなかった。

店でつけ方の練習をしていたのだが、いざ、実際に使う段になると、思うようにはつけられないようだった。

私も、出来うる限りの事をしようと、反対の車輪に、昔、子供を妊娠している時に阿蘇の雪山に遭遇し、チェーンをつけた時よりは、進化しているチェーンのつけやすさであったが、なんとか、友達の力を借りてつけることができたが、約束の時間が迫っていた。

急いで車を出してくれた友達であった。

なんとか、約束の場所にたどり着き、市役所の方々と奥日田美建の三苫社長さんと上村さんにお会いすることができた。

見習いで勉強させていただけることになり、ここまで来れたことに感謝し、これからにも感謝した。

これで思い切り茅葺への道を進むことができるという、喜びに満たされていた。


それから、仕事場の近くに住むことが必要条件であったため、住む場所を見つけるために、雪のまだ残る山へと向かった。

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